うれ往来・鎌倉街道で、草刈りの残されていた部分を早く刈りたいと雪解けから待っていたが、日曜日が雨で延び延びになっていたが、漸くその日を迎えました。地元の有志や飛騨、信州、東京等から馳せ参じて戴き決行する。
馳せ参じた皆さんの車、車、今回は強力なメンバーで実行する。
これより峠までの林道を進む。飛騨・神岡と信州から山城の応援隊も参加する。
林道から、峠へ進むと隧道が現れる。この隧道は奥にある木材の運搬とその近くに住む人達の生活の道でもあった。
今回、一番活躍したのはチェンソーであり倒木を切るのに欠かせない。
歩くのにつまずかない様に綺麗に整備する。しかし、道の細い所もあり注意が必要。
一昨年に来た所で合流し、食事とする。
今回も草刈り隊10名と報道1名で激藪をクリアしました。
長かった約10Kの道のりを走破した皆さんの顔は満面の笑みがこぼれています。あの激藪の中で虫に刺されたり、笹の葉で顔に擦り傷を負ったり、サングラスを落としたり、のこぎりを折ったり、それでもこの人達を引き付けるのは先人が造った「うれ往来・鎌倉街道」での「深い薬研堀」との声が聞けました。
2年前に取材に来てくれたKさんが今回も細かく撮影に挑んでくれました。
「うれ往来・鎌倉街道」が造られて約500年経過の中で2度目の撮影となりました。
長かった苦労を思い出し、皆さんの顔には何か去来するものが見えた。
綺麗になった道跡は歩き易く、帰りは5年間の苦労も吹き飛ぶという。うれしい声が聞こえた。
道跡を振り返る皆さん
漸く、道跡の帰りに寄る隧道の前で苦労を共にした面々・・・
多くのアドバイスを戴いた皆さんも、職業に関係なくこの道跡に心を引き付ける魅力はどこにあるのか・・・不思議だ。
この道跡には魔物が宿っていて私達を見守っている気がする。
有峰まである道跡が解明されれば歴史の一駒が解けるので若い皆さんに期待したい。
まだまだ、続く道跡探しは楽しい。