立山のおじさん

北アルプス 立山山麓物語

うれ往来・鎌倉街道の雪解けを見てくる。

2021年03月27日 | Weblog

晴れの日が続き、うれ往来・鎌倉街道を視察されるとのことであり、雪解けの状態を知りたくて近くの知人を誘い行く。

林道は途中まで雪は無かったが、日陰へ差し掛かるとご覧の状態が続くので、林道に倒れている枝を取り除きながら進む。

ここに車を停めて進むと、雪の上には大きいイノシシの足跡が付いている。その横には人が通った足跡があった。

知人も、ここは初めてなので上の道跡まで案内しながら倒れた枝を切りながら進む。

 

 

昨年は暮れに来ているので法面から草が生えていたが雪解けの今は奇麗な薬研堀を見ることが出来た。

何度も見ても尾根筋を掘った人々の労力に感服する。今の時期は最高の見せ場だ。途中の目印まで行き引き返し、帰りは林道下の

深い薬研堀を降りると最初に見付けた場所に出るので降りる。

まだ、道跡には雪が残っていて歩き易い。道跡の上から見ると大河が流れている錯覚を起こす。

下の方の明るい所から下に林道がある。周囲の山には万作の花、山桜のつぼみが咲きだしている。

ヤッパリ里山にも早い、春が訪れているのが見られる。

此れなら車止め迄歩いても時間は掛からないので視察については問題は無いと思われた。

時間も、十分あるので林道を降りてから安藏・穏土方面を走ってみる。

 

 

 

 

 

 

 


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戦国時代の狼煙は

2021年03月13日 | Weblog

今回のうれ往来・鎌倉街道でものろしを使用したのでは・・・との質問を受ける。当然戦国時代に作った道であり、各砦、城との緊急時の連絡網にのろしが使用されていたと思われるので、砦、城を図面に

現してみると意外と城、砦は直線で結ばれ、それなりの視界が効く場所に設置されているのが判った。

標高196mの簡易な砦から、川沿いに真直ぐ進むと城(標高242m)があり、その城の崖からは4㌔先にある城(標高362m)の山に向けて一直線に視界が広がりのろしを確認出来る。また、古道は平地から砦、城に続き山の尾根筋を通り、平地全体を見渡せる所を通過している。当然のろしを揚げて自分達も逃げれる場所である。城作りをされた人達の技術の高さに敬服する。

 

 


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