立山のおじさん

北アルプス 立山山麓物語

古道探し 18

2020年03月20日 | Weblog

小口川から小原谷林道へ行き、水須近くの林道の上に道跡があり、たどると道跡の上側に水路の跡が道跡と平行に進む。その先には、段々畑が広がり生活の匂いが伝わってくる。

先の、杉林の上に道跡は続き、杉林が過ぎる頃に大きくて太い杉の木に合う。その付近には石仏があった。今回の道跡探しの中で初めて会うものだった。

石仏の周囲には、厚さ15センチ、長さ70センチ、幅60センチの平たい石で囲まれている。見ると、古く立派な祠の中に石仏が安置されているのが判る。

この写真を知り合いに見せると、水須の人達が、毎年、四月八日に薬師岳の「神」に向かって催事を行っていたと言う。しかし、の人達も移転するに伴い忘れ去られていると知るが、地元で育ったSさんを訪ねて聞くと、催事については知らないと言う。

後日、旧大山町の石仏調査書では、「薬師如来」と記されている。石仏の方位はまさしく薬師岳に向けて設置されている。

周囲をもっと調べれば良いのだが、次回にする。

 


古道探し17

2020年03月11日 | Weblog

雪も溶けて春の陽気に誘われて山へ行く。

前から気にしていた林道へ入り終点近くのカーブに透けて見える杉林があり、約50m中にはいると道らしき跡があり進むと、暮れに来た道に遭遇する。

雪の下側から登って来ると鉄塔の点検路への道と解る。これからの古道探しに最適な場所と思われる。

 


古道探し16

2020年03月01日 | Weblog

今年は、雪が少ないので反対側の林道から雪の状態を見に行く。

水須への道を上から観る。此の奥には水須の跡がある。

此の上にある林道から進み、一番低い付近から尾根筋迄行けば道跡の形跡が見れる可能性に掛けるしかないね。