昨年の暮れから気にしていた、奉納剣が身近にあったが降雪で現地へ行けなく
漸く、地元の人達と現地へ行く。
当日3日前の現地の橋と川。
関係者待ち合わせてこの坂を登る。
3ケ月振りに祠の前に着く。お祓いは厳かに行う為、榊も用意されていた。
祠を管轄している熊野神社宮司さんの祝詞を受けてお祓いを済ませる。
祠にある奉納剣の全体像長さ42.8cm
奉納剣の縁には、幅5ミリの縁とりがある。
錆びているが「作」と読め、上の名前の部分は錆びて不明。
奉納された奉納剣を計測する。
奉納された鏡の裏に・・「明治38年」・日露戦役凱旋記念
道野亀太郎 小鍛冶と刻んである。
念願の祠の調査も、宮司さんのお陰で無事調べる事が出来ました。此れも「ウレ往来を通じ、各村々へ、山の神への願い事が浸透して行ったものと推測できる随一の証と思えた」。「山の神である薬師岳まで行けない人々は、集落の祠に願事を託した」と、当時の様子を垣間見る機会を戴く。
元あった祠の鬼瓦の調査も兼ねて山を降り、関係者の皆さんにお礼を申し上げて解散する。