立山のおじさん

北アルプス 立山山麓物語

暑い里から山の中を歩く

2020年08月25日 | Weblog

連日の暑さに参り、山の偵察と暑さしのぎに行く。

山道を歩くと涼しい風が谷筋から吹き上げてくる。

立て掛けた杖を頼りに木陰で休む。この楢ノ木には舞茸の茶系統が出る予定だが気温が高いので

姿を見せない。

この穴からは、蜂が忙しそうに出入りしている。スズメ蜂ではないが刺されない内に離れる。

こんな山道も、スリル満点の思いを周囲に目配りしながら歩くが、今年はアブゃオロロが寄ってこないのが気になる。 

 

 

 

 

 

 

 


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古道を求めて23 うれ往来・薬研堀へ

2020年08月12日 | Weblog

前から約束していた薬研堀へ知人を案内する。

近くには狩猟の目印が設置されている。足の下にはトラバサミがある。

危うく足を挟む所だった。危ない。危ない。

こんな浅い掘り込みでも道跡はしっかり残っている。林道の草は伸び放題だが草を掻き分けて

終点迄行き富山平野を望む。

右側の枝が邪魔して上手く写せない。

今度は少し場所をズラして写すと、左側に、上滝、右側に岩峅寺、富山平野へ流れる常願寺川が綺麗に見えた。この古道の中で一番好きな場所であり、この道を通行した人々はこの景色を見て

ホットしたのではなかろうか・・・ 

左側に岩峅寺、立山町、水橋、滑川市が見え富山湾が見える。

今年も、古道「薬研堀」には、のり面の草は伸びず、歩くには支障も無く、視界を妨げるものはない。掘り込みにあるのは倒木が道の上に倒れているくらいだった。

しかし、掘り込みの浅い所は笹がある。この道には、イノシシ、カモシカ等の通行した跡が枯れ枝の皮の剥き方判る。一緒に行った知人も初めて見るのでびっくりしている。

雨が降って来たので此処までとする。

 


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久しぶり有峰街道を行く

2020年08月04日 | Weblog

朝の涼しい内に有峰街道を進み、ダムから太多和峠に向けて進むと、新緑の中に枝が折られた

熊棚が道の両サイドに現れる。今までこんなに多く見ることがなかった。熊の餌であるドングリゃブナの実が少ないように見受けられる。

ブナの木に熊の爪痕を見る。

道の縁の木に立派な熊棚が無数に目に入る。長年、有峰へ来ているがこんなに多く有るのは初めて゛ある。枯れ枝の葉から推測して半月から一ヶ月前に造ったようだ。

長径3㌢から6㌢の枝を折って、太い枝に幾重にも被せて座れる様になっている。

熊も揺れる枝の上でこんなに上手く棚を作るとは・・誰に教わったのか現場を見てみたい。

 

道の縁には折られた枯れ枝が多く見掛ける。今日は熊を見掛けることはなかったが、

里の方では、熊の出没が多く新聞では見掛けたと報道されているのを見ると熊も多くなった

のかも知れない。

車の中へは、早くもオロロが入って来くる。

熊棚の多さにドライブも、早々に通過して新緑と涼しさを味わって帰る。

 

 

 


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