立山のおじさん

北アルプス 立山山麓物語

例年訪れる、山シャクとクマガイ草の群落へ

2011年05月20日 | Weblog
例年、写真を撮りに訪れるのが山シャクの開花時期になる某所へ行って来ました。

昨年より、少し山シャクが減った感じがしますが、所々に白い花を咲かせた山シャクが姿を見せてくれました。緑り一面の中に、白い花弁を幾つも咲かせ見ているだけで、自然の中で生きる強さをひしひしと身に感じさせます。

次には、クマガイ草のある林へ行くと、昨年の株数10株から4株増え14株となる。

数回数えても間違いなく増えている。何となく嬉しくなる。山野草の好きな人に採られなくて良かった・・・・が、この野草の姿を誰かが見つけたら採られるのでは・・・・と早く、白い花弁が自然に落ちるように願うのみである。


また、山菜採りさんにお願い。山菜だけにして下さい。

「山の花は山でしか育ちませんョ」、「気温の違う下界とでは山の花の育った環境と花の染色体が違っています。」、「山野草は、自然の中でその地にあった環境と染色体が永い数千年の歴史の中で築き創られたものであり環境の違った下界では決して長くは育たない」と、私の先生から聞きました。
心ある方は、見るだけにしてお願いします。
山から降りて道に出ると、黒の姿に青の綺麗な蝶が水分補給をしているので1枚撮りました。私も某飲料水で水分補給と相成り・…。

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雪の融けた龍神の滝遊歩道整備へ

2011年05月18日 | Weblog
晴れた日でないと仕事が進まないのでベテランの仕事人がノコギリ、チェンソウ、スコップ等を持っての遊歩道整備となりました。
スキーのベテランもチェンソウの刃をヤスリで研ぐ・・・・

法面の崩れた所は老練の主任さんが・・・・石を組み合わせて石垣の上には草を引き完成させる。

最後は、龍神の滝展望台の杭を設置し一息を入れました。

展望台からスッキリした新緑の龍神の滝をお見せします。
まだ、まだ、途中の整備をしないといけないので此れからも遊歩道整備の苦労とアイデアをお知らせます。

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此の暖かさでスクスク伸びる山菜

2011年05月15日 | Weblog

ゼンマイの綿を被って地表から伸びて3日目位か・・・・ふかふかした柔らかさ・・・独特の姿である。姿を見ただけで人間様の手が伸びて行く・・・柔らかい感触である。ポキ、ポキと気持ちよく折れる。快い音である。

反対の道の下には、クマ笹の中を見ると、おおースス竹ではないか・・・・アチコチにスス竹が
顔を出しているではないか・・・・車の中からヘルメットを頭に被せて此の株から頂きました。雨あがりで一度に出て来たようですョ。

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一度に出た・・・スス竹、ワラビ、ゼンマイ

2011年05月12日 | Weblog
先日から、バダバタする日が数日続き、昨日は雨で身体を休め、今日は晴れ後くもり夕方は小雨でしたが山へ行って見ると、今、盛りの山菜が足元から・・・ザクザクあるは・・・・

ゼンマイ   足元から一面に出て来ているので少し早いが戴きました。

タラの芽   先日からの偵察で今日を逃がすと今年は収穫がないので戴く。

スス竹    昨日の雨で一度に姿を現す・・・明日か・・・明後日か・・・伸びすぎない
       ように獲りたいね・…。お陰でリックは膨らみ後の処理が大変だ・・・・
      

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カモシカに異変が・・・・

2011年05月10日 | Weblog
昨日、晴天の日差しを受けて休憩するカモシカ・・・・
隣にもカモシカ・・・・夫婦らしい。
春の日を身体全身に浴びて気持ち良さそうである。


家に帰って、拡大して見ると目の前にコブがある。何かに挿されたのか・・・普通はそんなものは無いのに・・・・隣の、カモシカにも・・・・目の前に出来物がある。
何か、異変がまん延しているのか?・・・過去にも、そんなカモシカを見たことがある。
片目を閉じたカモシカだった。人間だったら直ぐにお医者さんへ掛け込むのに・・・・
福島の放射能か・・・・そんな馬鹿な・・・・と、身近に感じる恐怖に心が揺れ動くこの頃ですが、まぁ、そんなに長生きはできないからとあきらめ半分の人生ですね。

彼らは自然の摂理に沿って生きているのを見ると、生きて行く厳しさをひしひしと感じる日でした。

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孫と水芭蕉

2011年05月08日 | Weblog
連休に、久しぶりに孫が遊びに来て庭を遊び回ること・・・・・
池の中を覗き込んだり、石の上を走ったりと・・・忙しい事。
 水芭蕉の、緑色の葉の中から筒苞に保護される様に黄色い細長い実を付けた物があるのに気づいた孫は何だ・・・・これはとバカリに眺めているので、此れが水芭蕉の種になるんだょと言われて不思議そうに眺めている。

昨年の夏に蒔いたポットには初めて越冬した水芭蕉の新芽が芽を吹き始め出しこれを見た孫がこれが水芭蕉の赤ちゃん・・・・と問い掛けてくる。3~4年以上経たないと花が咲かないョと諭されて納得した様子が見れましたが、本当に分かっているのか・・・・半信半疑の当方の理解で納得している自分です。

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春の山シャク・・・とゼンマイの新芽

2011年05月07日 | Weblog
近くの山には、春の訪れを感ずる木の新芽が新緑を彩る時期にヤットなりました。
早速、春の山菜採りの下見に行きました。山道には、先客の足跡が残っていたので・・・・・
採られたかな・・・・・と山菜採り特有の感が働くが現地に入ると、まだ、人の痕跡は無い。ゼンマイは柔らかい綿を被りすくすくと伸びている。あと2日もすれば立派なゼンマイの誕生となるのを楽しみに写真だけで我慢する。こごみは盛りなので頂きましたょ。
しかし、熊の掘った新しい穴が多くあり早々に帰りました。

この山は、植林の最中であり5~6年も過ぎれば立派な杉林となります。
でも、現在ある山シャクは無くなる運命ですね・・・・自然の雑木林の方が小さい植物が生きる可能性が一番高いのでは・・・とボヤク私です。

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立山山麓遊歩道の清掃へ

2011年05月06日 | Weblog
先日の強風で、遊歩道の雪も融けて清掃の出来る状態になり行って来ました。
清掃前
水芭蕉のある所
 
こんな感じで、朝8.00~の清掃がタップリ11.50分迄掛りましたね。
杉の小枝、葉っぱ等の落下物が多く時間の経つのも忘れて・・・・・もくもくと・・・・・
遊歩道の下見に来た当協会事務局長も早々に御苦労さんの挨拶で次の下見へ行ってしまいましたが、その後に東京ナンパーの夫婦さんが、「水芭蕉が有ると聞いたので見に来ました」と言われて新芽を出した水芭蕉の周囲を案内し心に温かい物を感じるこの頃です。

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遅かった春がやって来た。

2011年05月05日 | Weblog
我が家の主が手塩に掛けた庭にヤット春が来ました。
まだ、雪が残っていますが周囲には、フキノトウ、雪割草、水芭蕉、行者ニンニク、水仙、が
芽を吹き半年ぶりの息吹が感じられて来ました。家紋の屋根瓦も2.50cmの雪に耐え庭の真ん中の石の上で無事でした。

水芭蕉も、昨年より株が増えて白い純白の花を咲かせ清々しい気持にさせてくれています。
でも、5月の連休に此れだけの雪が残っているのはこの地へ来て初めてです。

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