立山のおじさん

北アルプス 立山山麓物語

うれ往来・鎌倉街道の気になる所へ

2022年04月16日 | Weblog

前から気にしていた所へ行く。

「うれ往来鎌倉街道」の中で、近くで、何時でも行ける、と思っていたが、行けずヤット数回目の行軍となる。

右側の林道から鉄塔へ向かい、鉄塔から右側の杉林へ入るのだが、杉林は鉄塔の下にあるので伐採されていた。お陰で杉林の横に道跡が見えるので歩く。

この付近は、古道を利用した電力会社の鉄塔巡視路として活用されているので整備され歩き易い。

途中には鉄塔巡視路の看板もある。

 倒木は道の上に倒れている。これより古道も深く約1.50m~2mはあり。雨等の浸食は見当たらないし、法面の崩れも無く残っている。

古道は曲がり、杉林へ入ったり出たりを繰り返す。途中で鉄塔巡視路が左側へ分かれている。

先に進むと、古道が深くなり雪が現れるが間もなく消えそうだ。

ここ迄くると、上にある林道が目に入り、皆さんを案内した「うれ往来・鎌倉街道」の入口に当たる。これより上は、昨年の暮れに皆さんと草を刈った所に出る。鉄塔巡視路と上の林道間は約150mあるのが深い薬研堀であり迷うことはない。古道は崩れても居ない。また、古道を登っていても自然の山歩きそのものであり、子供でも歩き易い。今日も直ぐ近くで、ウグイスの声とギフチョウが私の周囲を忙しく飛び回っている。

再度の確認を終えたので来た古道を帰る。人に知れて荒らされるのが気になる。

鉄塔の巡視路として役割を果たしているので綺麗に整備されているのが嬉しい。

右側の林道脇から20m入ると右側に風呂釜があった。前に話を聞いた人からは、水須に住んでいた人がここに移転し、暫く住んでいたという。

ここの所は「うれ往来、鎌倉街道」と安藏・穏土等の接点であり、湧水等もあって佳かったと思われる。付近は平地があり水田も耕作するには適していたとも思える。

林道の上には、安藏、穏土への旧道跡が残されていて大路を偲ぶことが出来る。

 

 

 

 

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