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人間関係づくり・人間力育成の授業

「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」から見える主体性とキャリア(1)

2011-09-12 12:55:38 | コラム
RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語 (小学館文庫)

RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語 (小学館文庫)
価格:¥ 580(税込)
発売日:2010-04-06

 

 

Railways

映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」公式HP

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「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」から見える主体性とキャリア

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【松江を訪れて】

ついこの間の7月29日、島根県松江市教育委員会のお誘いで、松江市にてファシリテーションを行いました。ファシリテーションの内容は記事にしてありますので、それを読んでいただければいいのですが、松江市というところは不思議なところですね。大阪から米子道、山陰道を通って松江市に入ったとたん、目の前に、突然、海があらわれました。でも、ちょっと待てよ、ここは、松江市だから、「これが宍道湖か!!」と、「しじみで有名な宍道湖なんだ!!」と、ちょっと感動しながら研修場所へ向かっていました。研修まで時間が少々あったので、松江市内を車で周遊しながら、松江城やらしんじ湖温泉やらをちら見していたのですが、「松江港」という表示を発見したので、「何か、海・水産物でいいものがあるかも・・・」と考えながらその松江港をめざしました。そして、「松江港」という看板を発見したので、港内に入ってみると、そこは、どう見ても川なのです。「松江港」って川沿いにある港なんだとはじめて気づきました。念のために、ナビの地図で調べてみると、確かに「大橋川」と書いてあります。ナビの地図を西へ西へと移動させていくと、湾のようなものにあたりました。これは何という湾なんだろうと、また西へナビを進めると、これがまた「中海」という宍道湖と同じ汽水湖であることがわかりました。宍道湖と中海という汽水湖が川でつながれて、鬼太郎で有名な境港で日本海とつながっていました。後で、地図で調べてみると、ほんとうの松江港は東松江の中海に面してあるようです。でも、行ってみたわけではないので、少々自分的には謎のままです。それと、もう一つ謎だったのは、「宍道湖」という道路にある標示を見ますと、「宍道湖・斐伊川」と並列表記してあるのです。これも、あとで調べてわかったのですが、あの広大な、そして美しい夕日で有名な宍道湖は、斐伊川という川の一部であるということになっているようです。今までの自分の常識では、予想もつかないことでした。でも、島根県の方たちは、「そんなこと常識」みたいなことなんでしょうね。松江市自体も非常に魅力のあるまちですが、近辺には、出雲もありますし、勾玉を製造していた(現在でも、つくっていますが)玉造温泉があったり、どじょうすくいの安来節で有名な安来市もあります。今回の松江市訪問は、不勉強のまま行ってしまったので、もし、次にお呼びがかかるようなことがあれば、行ってみたいところが満載の地域です。

松江から大阪に帰ってきて、次のファシリテーションに備えて、ネットカフェにこもってブログを書いていたのですが、ブログ書きに疲れて配信されている映画の一覧を見ていると、興味深いタイトルを発見しました。それが「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」でした。「RAILWAYS?  それってもしかしてALWAYSの焼き直し?」みたいなことは、誰もが感じる疑問だと思うのですが、「RAILWAYS=鉄道、や!」と気づくのに少々時間がかかりました。それで、さっそく約2時間かけて視聴したのです。感動でした。もちろんなかみに感動したのですが、舞台は前日まで滞在していた松江市です。松江市から出雲市を結んでいる「一畑電車」という私鉄が舞台になった話だったのです。でも、「ちょっと待てよ、あれだけ松江市から出雲市近辺までうろうろしていたのに、JRは走っていたけど、一畑電車なんてなかったぞ!」「これってフィクション?」また、松江市に関する謎が発生してしまいました。その後、学校の夏期休業中は、怒濤のようなファシリテーションの連続でしたので、ブログアップに追われる日々が続いていました。その間、amazonで文庫本を購入して、同映画を小説で読んだりしていました。「もしドラ」のブログアップが終わったら、次は、この本と決めていましたので、9月になってやっと、Webでの調査に取りかかったのですが、やっとその謎が解けました。私は松江市と出雲市とをつなぐルートは宍道湖の南岸しかないと思っていたので、ずっとそこらを地図とかで調べていたのですが、あるはずがありません。実は、一畑電車は「松江しんじ湖温泉駅」から出雲市まで、宍道湖の「北岸」を走っているのです。松江の皆さん、申し訳ありません。まったくの私の固定観念でした。でも、そうと知って若干感動です。宍道湖のまわりをJRと一畑電車で囲っていることになるのです。そんな湖は、JRで囲われている琵琶湖しか思い浮かびません。一つの湖が、鉄道で囲われているなんて、囲われている地域の内外では、何かすごく生活感や、人生の喜びや悲哀があるんだろうなと感じませんか?

映画を観て、文庫本を読んだからそう感じるのかもしれませんが、島根と東京という二つの地域に関わりをもった主人公の人生が、どう変化していったのかということ・・・・、自分自身で整理をつけながらブログに書いていきたいと思います。

(2)へつづく 

Bataden

一畑電車HP

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