14年ぶりの奈良教育大・・・
奈良教育大教職大学院の粕谷貴志先生からオファーをいただいて、粕谷ゼミの一日セミナーでした。
14年前に池島徳大先生に呼んでもらって院生の方々とセミナーして以来です。
粕谷先生とはちょっとした酒宴でのご挨拶と、松江でコーディネーションをしていたときに、QU学習会とニアミスをしたくらいで、お話をさせていただくのは今日が初めてでした。
10数年前から存じ上げていました。
うちのコーディネーション校である橿原市立大成中学校から院生として奥西友香先生が派遣されているご縁で今回のセミナーが実現しました。
粕谷先生のお人柄もさることながら、院生のみなさんの知見と熱意を充二分に感じさせていただき、大変充実したセミナーになったと思います。
酷暑のなか朝から夕方までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それぞれおひとりずつの「主体的なあり様」、イメージできましたでしょうか。
①主体性育成を目標に掲げた「FC今治高等学校 里山校」
岡田武史(FC今治高校里山校学園長・元日本代表監督)× 松木安太郎(元日本代表)
②『主体的・対話的で深い学び』を見取り、実現する校内研修:校内研修シリーズ№58
國學院大學教授 田村学ほか NITS独立行政法人教職員支援機構
③【基本から解説】主体的・対話的で深い学びとは? 教育PICKS
非認知能力とは 教育PICKS
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アサーションのロールプレイを見せていただいて、攻撃的に侵入してくる他者に対して、どのように自分の気持ちなどを大切にするのかという視点が大切だと感じました。
ロールプレイの中で、わざと間違ったモデルを行うことで、見ている私たち(学校でやるのなら児童)がもっている考えが引き出される感じがしました。
価値付けに関することが議論に上がっていましたが、せっかくそれぞれが感じたことや見つけたことがあるのに、教師が正しい考えを指定しているように思うので、まとめで価値付けをすることはよくないのかなと考えました。
プログラムを行う時に、プログラムを子どもたちに合わせてどのように行うかということを考えていきたいと思いました。
また、プログラムをやっている本人が出来ていなかったりすると説得力にかけて子どもたちもやろうとは思わないと感じました。
自分自身が実践する時は普段から出来ているかを意識していきます。
前半の話と後半の話を聞いて、混乱したので質問です。対話的に自己と他者を入れるということがあったのですが、自己との対話は主体的に入るのではないかな?と思いました。主体的を自己との対話、対話的は他者との対話とした方が自己と他者の相互作用で成長するということがわかりやすい気がしたのですが、どのように整理すればいいでしょうか。本日はありがとうございました。
主体的⇔依存的は、おそらく対極ではないが、育てたい子どもの姿としては対極にあり、多少のズレがあることが深まりを促進している。2軸図などの対話的な活動も、対極のようで正確に対極でないものを扱うと議論が深まる。
ロールプレイングで声を荒げること、この行為は「これはダメな行為である」ということを示しているのではないか。学級全体の前で「悪い例」を示すことで、その行為に線が引かれ、その線を超えるような行為をしないように、間接的にルールが形成される。もちろん、個人内の変容を求めるが、即効的に枠が形成されることが大きく影響しているように感じる。