あいあいネットワークofHRSのブログ

人間関係づくり・人間力育成の授業

2012年8月30日 大阪府東大阪市立盾津東中学校 校内研修会

2012-08-30 08:53:01 | 研修会

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盾津東中学校のみなさん。今日で3回目の研修になりました。2回の基礎研修を終え、3回目は、人間関係づくりの授業に取り組む学校園への発展研修&コーディネーションになります。ですから、今回は、「盾津東中学校劇団」を組織していただき、劇的なロールプレイングに取り組んでもらいました。本山先生、西野先生、八木先生、上坂先生、土井先生、そして、台詞がないにも関わらずいい味を出していただいた谷口教頭先生、黒子としてバックアップしてくださった今城先生、ありがとうございました。先生達の演技で、みなさんのアサーティブネスへの理解が進んだと思います。いただいたふりかえり(コメント)を読んでいてもそう感じます。人間関係づくりの授業が、予防的・開発的な学習であることにも、ご理解をいただけたのではないかと思っています。残念ながら、模擬授業に参加できなかった先生方もおられて、非常に申し訳なく思っています。これからは、授業支援の場面でお会いすることになるかもしれません。よろしくお願いいたします。

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2012年8月22日 島根県松江市立第三中学校 校内研修会

2012-08-21 01:19:17 | 研修会

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今日は、高知県の四万十市の中心部、中村から四国と中国地方を縦断し、島根県松江市にやってきました。早朝4時半に出発し、11時半に松江に到着しました。今回は、松江市立第三中学校の第二回目の研修会です。松江三中は前回のブログにも書かせていただいたように、地域と学校との間に塀や壁がいっさい存在しない学校です。見るからに地域に開いた学校であると言えるでしょう。

学校の先生方も個性豊かな先生方ばかりで、今日の研修は、非常に学びと気づきの多い研修になりました。たとえ、大人であっても、教員であっても自らの中に「依存性」というものを持ちながら人間というものは存在しているものであります。その「依存性」というものを「他人にもたれかかる依存性」から「相互の信頼関係と個の自立を基盤にした相互依存の状態」へと成長していくことが、本来の人間的成長のプロセスであるということが言えるでしょう。

今日のふり返りを読ませていただくと、そこに気づかれた先生方の姿を感じることができます。

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2012年8月21日 高知県黒潮町立大方中学校 校内研修会

2012-08-21 01:15:59 | 研修会

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大方中学校での研修会は、早くも6回目をむかえました。初めて大方中学校を訪問させていただいたのは、一昨年の11月、高知県教育委員会の生徒指導主事育成プログラムの中の一コマとして、校内研修会と不登校生への支援におけるコーディネーションをさせていただいた事がスタートでした。高知市内から高速を使っても車で2時間弱かかる黒潮町は、自然豊かなまちであり、鰹の藁焼きなどでも有名なところです。目の前にある雄大な太平洋が広がり、その景色に心はすっかりと洗われてしまいます。そんな大方中学校でも、かつては生徒指導で厳しい状況があったそうです。そのような学校を、先生方は子どもに寄り添うことと、様々なアセスメントツールを活用していくことで、今のような落ち着いた学校になりました。そして、そのことだけに留まらず、今では、「地域を愛し、地域にねざした子ども」に育てていくために、地域人材を引き入れ、学校を地域に大きく開いていこうとしておられます。今回の訪問では、岡崎校長先生ともそのへんのお話をさせていただく機会もあり、私自身も深い学びを得ることができました。まさに、今の日本の教育の中に、このような学校が必要であるということを確信しました。つまり、「地域一体型の学校」です。

大方中学校では、今年から人間関係づくりを取り入れたガイダンス・カリキュラムに本格的に着手しておられます。限りない可能性を感じることができた今回の訪問でした。

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2012年8月 このページは深美隆司の情報メモ&ブログです

2012-08-12 15:33:04 | コラム

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2012/8/12

【夏季研修の前半を終え、信州で出会った人

今年の夏の研修も前半戦を終えました。慶應義塾大学の公開研究会に始まり、島根県松江市、長野県塩尻市、あとは大阪府下近隣の学校や教育委員会の研修でした。研修をこなしていく度に、いろいろな人たちと出会います。仕事がら学校の先生や教育委員会の人たちと出会うことがほとんどなのですが、今回の信州への訪問で、すごく心に残る方と出会うことができました。
信州での研修は白馬村立白馬中学校、長野県教育委員会の研修と続いたのですが、白馬中学校での研修の際に、泊した宿が、「シェラリゾート白馬」というリゾートホテルでした。私が宿泊する宿は、ほとんどがビジネスなのですが、たまに温泉がついた旅館、ホテルに泊まることがあります。まあ、それもビジネス設定のついた部屋で泊まることになります。しかし、今回は正真正銘のリゾートホテルなので、かなり緊張していました。このホテルは白馬中学校の石川教頭先生のお知り合いということで、泊まることになったのですが、そこで出会ったシェラリゾートホテルズの社長、富原さんでした。シェラへは白馬中学校の研修を終えて夕方に入ったのですが、そこから、夜遅くまで、私と石川教頭先生におつき合いして下さいました。富原社長は、一代でシェラリゾートホテルズをつくりあげたそうです。私は、常々、何かを生み出したり、つくりあげたりする人たちにすごく興味関心をいだいているものですから、いろいろ質問をしました。何しろ、ホテルという形になったプロセスがすごかったです。普通、事業を興すなどという事は、人が一念発起して覚悟を決めてやるものだと思っていましたから、富原さんが、「仲間と共同生活をしているうちに、自然とホテルになった。」とおっしゃっているのをお聴きして驚きました。つまり、共同生活を続けていたら、友だち続きで知らない人も泊まるようになったそうです。そうであれば、「いくらか宿泊料をいただこうか。」ということになり、ホテルのようなものになったそうです。おもしろいでしょう? それから、もう一つ、驚いたことは、シェラでは修学旅行も受けておられるのですが、普通、修学旅行と結婚式は同時に受けませんよね。ところが、富原さんは修学旅行の生徒たちに、「新郎新婦に出会ったら拍手をしてくださいね。」とお願いするそうです。すると、新郎新婦に出会った生徒たちは拍手をし、新郎新婦も生徒たちも幸せな瞬間を共有できるとおっしゃるのです。ネガティブに考えれば、最悪の事態が気になり、結婚式と修学旅行とを同居させることは決してしません。しかし、ポジティブな発想の枠組みからは、人と人との相乗効果というものを引き出すことができます。この富原さんのあり様とは、まったくそのものではないでしょうか。
二つの宿泊棟をつなぐロビー裏の廊下は壁のないオープンスペースのテラス風廊下です。玄関のくつろぎスペースには、食べ放題の冷たい水に冷やされた樽に入ったきゅうりや、トマトが置かれています。また、ロビー横のオープンテラスには、北アルプスの水やりんごジュースなどが、「自由にお飲み下さい」という張り紙とともに置かれていました。富原さんがおっしゃっていた様に、ここには「自分の時間をゆったり過ごすことができるスペース」があちらこちらにつくられています。そして、何より、従業員の皆さんが、楽しそうに働いておられる姿が印象的でした。
富原さんは謙遜されて「(従業員に)何も教育していません。」とおっしゃるのですが、それがほんとうだとすれば、何も教育しないことが教育しているという逆説的な事実を見たような気がします。実は、これは、私が研修で扱っている「主体的なあり様」という事に深く関連しているように思います。
また、今秋、訪れてみたいと思っています。
 
 
Sherra
 
 
 
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2012年8月7日 長野県教育委員会 ファシリテータ育成研修会

2012-08-04 09:57:26 | 研修会

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ファシリテータ育成研修会に参加された皆さん、ご苦労さまでした。また、ロールプレイングに演者としてでていただきました「たいちゃん」「ひろこさん」の県教委のお二人の演技もよかったですよ。とくに「ひろこさん」は男性であるにも関わらず女装をして熱演していただきました。男性の女装は、松原第七中学校でチームとして来させていただきました6年前の総合教育センターでの研修における私の演技以来だったので、松原第七中学校のDNAを感じました。

今日は参加者の皆さんがすごく多かったので、一人ひとりへのファシリテートが行き渡っていたのかどうか非常に不安でしたが、いただきましたふりかえりを読んでいましたら、昨今のいじめ報道から感じられる部分に対して、「教員がどうあるべきか」という事を自問自答しておられるのだなと感じました。どうやら大阪では、「いじめをした子に対する特別な学校」(大阪市長談)を考えているようです。いじめ被害者・加害者に対する支援を、切り離したり、厳罰主義でいくことが本来の教育の姿なのでしょうか? まさに、今、教員一人ひとりの力量が問われていると言えるでしょう。

今回の研修を支えていただきました、県教委の皆様、ありがとうございました。また、ご縁がありましたら、よろしくお願いいたします。

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2012年8月6日 長野県白馬村立白馬中学校 教員保護者研修会

2012-08-04 09:56:05 | 研修会

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白馬中学校のみなさん、保護者のみなさん、研修ごくろうさまでした。

今日は、ストレス対処にはじまり、認知のしくみ、成長のプロセス、いじめ・不登校のメカニズムという部分について研修をさせていただきました。教員と保護者の方とが同じスペースで研修をするという機会はほとんどありませんので、ほどよい緊張感の中で行わさせていただきました。

今、現在、大津の事件の影響が、様々な意味をもちながらひろがっています。この機会にこそ、教員も保護者のみなさんも、問題を深く考えなければ、こういうことの繰り返しになってしまうのです。このような時に、研修会を開いていただき、そういう意味を感じずにはおれません。この素晴らしい環境下にある白馬村、白馬中学校ですが、そうであるからこそ、子どもたちの未来、我々の老後のことを考え、新しい一歩をふみ出すときではないでしょうか。

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2012年8月3日 大阪府高石市教育委員会 人権及び生徒指導のための研修会

2012-08-03 08:42:30 | 研修会

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高石市教育委員会 人権及び生徒指導のための研修会に参加された皆さん、ご苦労さまでした。3時間にわたる研修を終え、ふりかえりや質問のコメントをいただきました。「依存的なあり様から主体的なあり様へ」という今日の研修のコアにあたる部分について、多くご意見をいただきました。Kuroさんからは、私のコメントに対する質問をもらいましたが、このように気づきや考えを交流し、共有し合うことは非常に大事なことです。一人の人間が気づいたり、考えたりする事というものは、自ずから限界というものがありますが、他人の気づきや考えを取り入れて自分なりに消化していくことで、自己概念というものが大きく膨らんできます。実は、それが自己肯定感のベースというものになっていくのです。

私自身も、ブログにふりかえりをいただくことで、どれだけ成長しているか、図り知ることができません。

私は、高石市で子どもの頃、9年間を過ごしました。嫌なことも楽しいことも経験しました。今では、そんな経験がすごく役にたっています。高石市での9年間があったからこそ、教員という道に進み、今、こうやってファシリテータの仕事をやっているのだと思っています。

今日は、自分が育ったまちで研修をさせていただき、少しは恩返しができたのかもしれません。

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2012年8月2日 大阪府藤井寺市立道明寺中学校 校内研修会

2012-08-01 21:52:31 | 研修会

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道明寺中学校の皆さん、研修ごくろうさまでした。道明寺中学校は現職の最終年度に、地区の道徳の会議で何回となく訪れさせていただきました。何となく、なつかしさを感じながら、校舎に入らせていただきました。

午前・午後の研修日だったそうで、最後の2時間半の研修をさせていただきました。実は、私も、午前中は岸和田市の山直(やまだい)中学校で研修をしていましたので、ダブルヘッダーだったのですが、道明寺中学校の先生方の研修への姿勢に助けていただいたように思います。ムラケンさんをはじめ、おやじ!さん、モーツアルトさん・・・なつかしい方々ともお会いでき、逆にこちらがほっとさせていただきました。一回目でしたので、ストレスマネジメント、ショートストーリーなどの基礎的なこといたしました。最後のスゴロクもたっぷりと2時間とらせてもらいました。ふりかえりを読ませていただきましたが、多くの方々が「使える」と感じていただいたようでして、ぜひとも、取り組んでいただきたいと思っています。

これからも、よろしくお願いいたします。

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2012年8月2日 大阪府岸和田市立山直中学校 校内研修会

2012-08-01 21:48:45 | 研修会

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山直と漢字であらわして、「やまだい」と読みます。私が紹介するべき事ではないかもしれませんが、このブログの記事をお読みになった方が、正しい読み方をしていただいているかなぁと少し不安になり、ご紹介いたしました。

さて、今日の研修ですが、二回目の研修でしたのでロールプレイングを入れたあとに「依存的なあり様から主体的なあり様」へという、いじめ・不登校のメカニズムにふれました。「いじめ」も「不登校」も要因は同じですが、現れが違ってきますし、絡み合っている場合もあります。時間の関係上、不登校についてほとんどふれることができませんでしたが、依存的なあり様からの成長という観点では同じなのですね。

ふりかえりを呼んでいて、若干感想を述べさせてもらいます。「依存的」「主体的」というものは固定的なあり様ではないということです。「依存的」か「主体的」かという二者択一のものではなく、何割か存在する依存性の割合を主体性につくりあげていこうということが教育の目的であるのです。そして「主体的」の明確なゴールは存在しません。人間の成長は無限に続きます。何歳になっても、あらたな境地を求め、次のステージをめざすことが本来の人間の姿であると言えるでしょう。ですから、子どもたちを見る時、そんな主体性が大半を占めるなんていうことは、ほぼあり得ません。子どもは、子どもであることにまず困難性を持っているわけですから、本来は依存的な存在なのです。しかし、そんな依存的な部分を持ちながらも、「主体的なあり様」をめざしているのかどうか、ということが肝心なことになってきます。そうであれば、モデル性を発揮すべき教員のあり様というものも見えてくるわけですね。

日々、生起する一つひとつのことに、どう関わっていくか、ということを判断基準として取り組んでいきましょう。主体的なあり様とは、一つひとつの事象にどう関わっていくかということを積み重ねてはじめて実現されるものです。

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