奈良県大和高田市人教課題別研修会、130名参加の大ファシリテーションでした。
2時間の尺で、ロールプレイング付きでしたので、わたくしのほうが少々かぶせてしまったことをお詫びしますね。
しかしながら、まさきさんの演技、練習のときから光ってましたね。
おかげでアサーションの理解がみなさんに深まっていきました。
なかなか対話的なワークショップが実現しまして、ペアがしらないうちにカルテットになっている方たちもいましたね。
「主体的&対話的の深い学び」に少し近づけましたでしょうか。
研修終了後、事務局の方から参加者の気づきをいただきました。掲載させていただきます。
○良好な人間関係づくりの裏にある成り立ちのようなものが理論的に分かった気がしました。主体的な子どもたちを育みたいと考えますが、まず、自分自身が主体的でありたいと思った。また、尊重しあえる職場でもありたいとも感じた。ロールプレイの中でのDESC法、共感することで良好な関係をつくり、お互いが伸びていけるような保護者との関わりでもありたいと思った。
○依存的、主体的について考えてみると意外と置き換えるのが難しかったが、参加者の意見を聞き、様々な捉え方があると改めて感じた。また“共感していく”ということについて、大切なことである、という考え方は知っていたし、自分でも心がけていたが、実際にロールプレイングを見たことでいかに関係が変わるのかを客観的に見ることができてよかった。
○いじめ・不登校のメカニズムを視覚的に分かりやすく教えてくださり、人は依存的・攻撃的に二分されるだけでなく、立場や状況によって混在することもあることが分かりました。依存性グループの攻撃性の図でとてもわかりやすかったです。幼少期から自己を認め、愛される経験をたくさんすることで、自己肯定感を高めていく関わりをしっかりしていけたらと思います。それが子どもの主体性につながっていく大切な根っこになると感じました。ありがとうございました。
○今日はありがとうございました。保・幼・こ(こども園)、も指針があたらしくなり、主体的で対話的な環境づくりということで、園も取り組んでいるが、なかなか難しい課題である。今日の研修で「主体的」ということを逆に考えるとより分かりやすく理解できた。また幼児期から自己を認め他者を認めるということが自己肯定感を高めることであり、その時期にしかできない大切なことであると再認識した。明日からの保育、教育に活かしていきたい。
○言葉一つ、とらえ方一つで、展開がかわってくるということを、ロールプレイを見て、実感しました。子どもと関わるだけでなく、人と関わるときに、まずは、受容と共感を大切に関わっていけたらいいと思います。ありがとうございました。
○主体的について、対義語の依存的を用いて考えると、いろいろなパターンの行動や場面が想像できて、分かりやすかったです。また、いじめの人間関係プログラムの図も分かりやすく、家庭内暴力などの学校と家での様子が違うということも納得できました。
○アサーショントレーニングという方法を学べたことで、依存から主体へ子どもたちを支援していけることが分かりました。教員同士の関係や職場においても活用できるので、ぜひ自分もやってみたいと思います。不登校はもちろんのこと、よい学校をめざしたいと思います。本日はありがとうございました。
○依存的・主体的な状態から人間関係プログラムの基本を学ぶことを知りました。少し難しい部分もありましたが、いじめ・不登校のメカニズムのスキルが高まったように思います。今日の研修を生かし、子どもたちに合ったアクティブラーニングを学び、実践していきたいと思います。今日はありがとうございました。
○今回のお話の中で「依存的」という言葉のイメージがいくつも出てきましたが、うちの学年にいた不登校の子と性質がよく似ていてとても納得しました。また、相手の言葉を繰り返すことや共感することを通じて初めて相手を思いやった主張ができるということは、とても印象的でした。やはり、相手を受け入れたり、共に考えたりすることが大切だと感じました。
○1990年代までの指導ではなく、これからは支援という姿勢をとるべき時代になっているということがよくわかりました。また、教員は主体的でなければならないというのも納得できました。ロールプレイから、アサーションでは、述べる、くり返す、共感するまでのステップがふめと、ケンカになるような拒絶は怒らないのだと分かりました。分かりやすく、楽しい講義でした。
○今日はワークショップという形での研修会でしたので、内容もよくわかり、自分自身、主体的に参加できたような気がします。ロールプレイングの〈共感〉の大切さが本当によく分かりました。会話の中で共感しながら聞くと、自分の担任する児童や我が子にも心がけていきたいと思いました。
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