始業式の日なのに・・・模擬授業
大阪府羽曳野市立白鳥小学校コーディネーション、先生方への模擬授業でした。
現場にいた頃のことを思い出せば、たしか今日は始業式の日のはず。
なのに、営業日初日から三時間の研修です。
お疲れさまでした。
高学年のスタートプログラムから三本、全学年の教師でファシリテーション&ワークショップ授業を経験していただきました。
お忙しくされているなかでの、校内研修会でしたが、転勤してこられた先生方にとって、「なんでもキャッチ」は先生方の名前を覚えたり、ぐっと関係性などが近くなって、意味のあるものになったようですね。
高学年は5月下旬からのプログラムの実施になりますが、低学年、中学年の先生方にとってもプログラムのゴールを体験する良い機会になりましたね。
参加者のみなさまからふりかえりをいただきました。
・自分のクラスでやった時、どうなるかな・・・と想像しながら研修をうけていました。 どのワークも相手の存在を意識し、相手との距離をどうとっていくかや、相手を思いやることの体験ができるものでした。 また、自分の視点と人の視点(相手の視点)が、「ちがうこともある」「似ていることもある」「程度がちがう」など、価値観が多様であるとはこういうことなのだと実感でき、「ちがってもいいのか」と安心できるものでした。
・「なんでもキャッチ」では、相手の名前を覚えたり、目を見たり、距離を考えたりと相手とコミュニケーションをとる方法をたくさん学べ、身に付けることができる取り組みを知ることができてよかったです。 また、絵を描くことも人によって全然ちがい、自分が常識だと思っていることもちがうことがわかり、勉強になりました。
・「南国の島」の模擬授業を体験して、人と人とでとらえ方が違うとわかりつつも、どうしても自分の常識にそってものごとを考えてしまう場面があったので、人に何かを伝えたり、聞いたりすることは、想像以上に大変で難しいことなのだと思いました。
・「南国の島」の授業で、最後にグループでシェアすることが、初めからグループで行っている活動ではないので、もっていき方が難しいなと感じました。
・自動的に間をとることができる活動ばかりだったので、感情的に何かを言ってしまうことを防ぐ練習になると思いました。
・授業の最後にこちらでまとめをしてしまうことが多くなってしまいがちですが、これからは、できるだけ控えて子どもたちの意見を引き出せるように工夫しようと思いました。
・子どもが感じたことや思ったことを引き出すために、もっと自分をさらけ出すことが大切だとわかりました。
・どの授業も、大人ものめりこむような内容でいいなと思いました。ネタをたくさん知ることが、自分のスキルアップにつながると改めて思いました。
・あっという間に時間が過ぎました。楽しみながら、相手のことを大事にしたり、クラスのことを考えたりするエッセンスがたくさん盛り込まれていてすてきでした。
・様々な活動があり、どれも「楽しい」と思えるものでした。
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