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人間関係づくり・人間力育成の授業

2014年6月17日 島根県松江市立第一中学校 上級ファシリテータ研修

2014-06-17 13:02:17 | 研修会

松江市立第一中学校、上級ファシリテータ研修おわりました。5時過ぎから7時半まで、参加して下さった皆さん、ごくろうさまでした。組織をつくっていく上での必要と感じられること、だいたい提示させていただきました。
依存的から主体的へと成長していくうえでの「具体的なあらわれ」をランキングしました。成長していくにつれて、こんな事ができるようになる、ということを言語化してイメージ化したわけです。主体性の具体的なあらわれは「目標をもつ」です。自分の位置と目標とが少しイメージできたでしょうか。ちなみにわたしが感じている主体的なあらわれの頂上は「許す」です。この先を見えるようになりたいと感じています。次に、組織の4段階と、相乗効果があらわれるイメージをおいてみましたが、皆さんは、どう感じましたか? コメント欄にどうぞ!

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6 コメント

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今日の研修で、一中の状態や一中として目指す姿が... (大橋)
2014-06-17 21:16:17
今日の研修で、一中の状態や一中として目指す姿が見えてきた気がします。一中のこころほっとタイムのうまくいっている理由も理解できた気がしますが、一方でこれからのことを考えると非常に難しいとも思いました。結局の所、ひとり一人の構成員がアサーションを使えるようになることが必要で、それによってはじめてインサイドアウトという状況・つまり相乗効果が生まれるということなので、それが今後どのくらいできるようになるのか、ちょっと考えてしまいます。みんなが同じ方向を向くアライメントの状態は、強力なリーダーが引っ張るという形ではできないわけで、やはり地道な研修を積んでいくしかないのでしょうか。勉強すればするほど(実際はぞんなに勉強していませんが)難しいなと感じます。

(深美です・・・遅くまでごくろうさまでした。なるほど、難しいかもしれませんね。しかし、2年前、今の一中を誰が想像したでしょうか。わたしですら、イメージできてませんでした。つまり「~しなければ」という枠組みでとらえていたのではなく、「~したい」という枠組みの結果として、今があるのではないでしょうか。気づいたら、今のようになっている。これが自信につながるのですね。なので、困難さを描くのではなく、幸せを描いてみてください。結果が楽しみです。)
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 感想のみにて失礼します。 (McKee)
2014-06-17 22:13:37
 感想のみにて失礼します。
 わたしが今日の研修に参加してもよいのかどうか、正直言って躊躇したことは否めませんが、とにかく、先生の言葉一つひとつをいろいろなことに当てはめ、「納得」したり、「でも、『許す』って難しい。」と思ったりしながら過ごした2時間でした。
 成長過程にある中学生。目の前の問題は待ってはくれませんし、何かあって当然でしょう。手を離れた(と思った)生徒や保護者も助けを求める時があります。
 そんな時、個ではなく、組織というバックグラウンドがしっかりしていることは本当に、本当に大切なんだな、と思いました。誰かが助けてくださる(自分を感化してくださる)からまた頑張れる。それが学級にも反映されるのでしょうね!

(深美です・・・今日のような研修は、立場や状態がどうというのではなく、参加しているという事実が大切なのです。自分がどっちへ向いてるか、です。これは、子どもだと、大きく成長してこころもからだも変わってきますので、この大事な一瞬を・・と感じるのですが、大人は「完成してしまっている」という勘違いを起こしてしまうのですね。年齢や経験や立場が「大人」にしてしまっている。ほんとうは、そういう要素が問題なのではなく、どの状態でどこへ向かっているか、ということのほうが重要なのだと思っています。そこに、お互いが埋め合う、補完し合う、カバーするという力が湧いてくるのではないでしょうか。成長が止まっている人は、固定観念に囚われますし、わけもなく頑固です。子どもは、そんなところよく見てます。)
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相乗効果のもつ力の大きさと、影響力を目の当たり... (アニキ)
2014-06-17 23:55:21
相乗効果のもつ力の大きさと、影響力を目の当たりにした二年間だったと思います。成長過程ではあるけれど、それぞれがもつ「主体的」なあり様が、互いのさらなる「主体的」な部分を引き出しながら一中の教員組織が成長している今だと確認しました。「先生方を元気にしたい」がプログラムスタートの私の目標でしたが、「元気になった先生方とこの取り組みを拡げていきたい」が今の目標です。自分の今の位置を確認し、「許すことができる」自分を目指していきたいです。組織成立の4段階とアウトサイドイン、インサイドアウトはすっきり再確認できました。主体的と依存的のランキングは、グループでもう少し時間かけて作ってみたかったです。ありがとうございました。

(深美です・・・はい。わたしもそう感じています。ランキング、おもしろかったですね。今日は8名の参加でしたが、わたしの中では、あの先生も・・という方が何名かいます。そういう意味では、松江一中さん、ぶ厚いですね。これも、学校を引っ張っている奈良井先生や山根校長先生のお力だと感じております。今日、展開できなかった項目も含めて、また、上級者研修やってみたいなぁと思いました。)
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今日はありがとうございました。主体的なあらわれ... (伊藤 淳一)
2014-06-18 06:06:29
今日はありがとうございました。主体的なあらわれ、依存的なあらわれを自分たちで考えた時に、深美先生から、「主体的なあらわれが思い浮かばないのは、自分の主体性のレベルがそこまで達していないから」と言われたのが印象に残りました。
だから、誰も「許す」という言葉が出てこなかったわけです。
なので、自分がどの段階にいるのか書く時には、深美先生が考えられる最も主体的なあらわれから最も依存的なあらわれのランキングが示されているとわかりやすかったです。

そうすれば「本当にここですか?みなさんが主体的と書いたこと、できてるんじゃありませんか?」ということはなかったように思います。
自分で考えた主体的なあらわれは、自分の主体性のレベルにあったものが出てくるので、それはできているが、自分の主体性のレベルはまだまだと感じているからあそこらへんに名前が集中したのではないでしょうか。
ながながすみません。

(深美です・・・ガッツ伊藤さん、ありがとうございます。実は、それが「流れ」なのです。意図的なわたしの「しかけ」です。わたしが、先に「わたしの枠組み」を提示すると「それに合わせる」ことになるでしょ? そうすると、みなさんの気づきを阻害することになります。あくまでもわたくしの枠組みを提示しているだけなので、これが正しいというものではないのです。わたしは、もっともっと先を見てみたいと感じています。「本当にここですか?~」のくだりは、わたしがその時感じた言葉。昨日のランキングは参加者みんなでつくった作品であると言えるでしょう。あの場、あのメンバーでしか、ああなりません。貴重な作品です。)
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そうですね。確かに自分たちで考えたがらこそ僕の... (伊藤 淳一)
2014-06-18 07:06:02
そうですね。確かに自分たちで考えたがらこそ僕の気づきも生まれたと思えます。
だからこそ、まだ自分たちが達していない主体性を見てみたいという欲求が湧いたのだと思います。「許す」というのも大きな気づきでした。まだまだ先を見てみたいと思いました。ありがとうございました。
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研修会のあとは、いろいろ考えていて、コメントが... (松嶋純子)
2014-06-18 08:26:48
研修会のあとは、いろいろ考えていて、コメントが遅くなりました。まとまりませんが、思いつくまま書きます。まずやっぱりこの研修はおもしろい!!ということです。普段考えることが少ない分野を改めて考える機会は、とても刺激的ですまた一人一人が立場や役職を忘れて、臆することなく自分の考えを交流させることができるようになったのは、もちろん自分も含めての一中の成長だと感じ、何か感動しました。内容については、特に主体的、依存的のランキングが面白かったです。あとからノートを見ました。昨年の2月に同じテーマの研修を行ったんですね。やっぱりずいぶん違うんだなと感じました。フレーズ一つ一つが短いし具体性に欠けていました。そうしてみると、許すというフレーズが出てくるのはもう少し先かなと思います。でもチーム一中は確実に前進しているので、いつかきっと…と期待しています

(深美です・・・電波が届かない鹿嶋におりました。ご返事が遅くなりまして、申し訳ありません。松嶋先生、ノートとってるんですね。すごい。自分の成長がよくわかるのではないですか? わたくしはそんなこと、したことがないので、なんとなく来ています。見習わないとね。今日は、鹿嶋の研修で一中、二年生の保護者の方(もちろん先生)が本を二冊も買ってくれました。そして、「子どもが*こころホット*を笑顔で報告してくれる」そうです。また、広がっていきますね。)
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