松江市立第一中学校、上級ファシリテータ研修おわりました。5時過ぎから7時半まで、参加して下さった皆さん、ごくろうさまでした。組織をつくっていく上での必要と感じられること、だいたい提示させていただきました。
依存的から主体的へと成長していくうえでの「具体的なあらわれ」をランキングしました。成長していくにつれて、こんな事ができるようになる、ということを言語化してイメージ化したわけです。主体性の具体的なあらわれは「目標をもつ」です。自分の位置と目標とが少しイメージできたでしょうか。ちなみにわたしが感じている主体的なあらわれの頂上は「許す」です。この先を見えるようになりたいと感じています。次に、組織の4段階と、相乗効果があらわれるイメージをおいてみましたが、皆さんは、どう感じましたか? コメント欄にどうぞ!
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2013年10月下旬、図書文化社より発売
価格:¥ 1,800(+税)
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(深美です・・・遅くまでごくろうさまでした。なるほど、難しいかもしれませんね。しかし、2年前、今の一中を誰が想像したでしょうか。わたしですら、イメージできてませんでした。つまり「~しなければ」という枠組みでとらえていたのではなく、「~したい」という枠組みの結果として、今があるのではないでしょうか。気づいたら、今のようになっている。これが自信につながるのですね。なので、困難さを描くのではなく、幸せを描いてみてください。結果が楽しみです。)
わたしが今日の研修に参加してもよいのかどうか、正直言って躊躇したことは否めませんが、とにかく、先生の言葉一つひとつをいろいろなことに当てはめ、「納得」したり、「でも、『許す』って難しい。」と思ったりしながら過ごした2時間でした。
成長過程にある中学生。目の前の問題は待ってはくれませんし、何かあって当然でしょう。手を離れた(と思った)生徒や保護者も助けを求める時があります。
そんな時、個ではなく、組織というバックグラウンドがしっかりしていることは本当に、本当に大切なんだな、と思いました。誰かが助けてくださる(自分を感化してくださる)からまた頑張れる。それが学級にも反映されるのでしょうね!
(深美です・・・今日のような研修は、立場や状態がどうというのではなく、参加しているという事実が大切なのです。自分がどっちへ向いてるか、です。これは、子どもだと、大きく成長してこころもからだも変わってきますので、この大事な一瞬を・・と感じるのですが、大人は「完成してしまっている」という勘違いを起こしてしまうのですね。年齢や経験や立場が「大人」にしてしまっている。ほんとうは、そういう要素が問題なのではなく、どの状態でどこへ向かっているか、ということのほうが重要なのだと思っています。そこに、お互いが埋め合う、補完し合う、カバーするという力が湧いてくるのではないでしょうか。成長が止まっている人は、固定観念に囚われますし、わけもなく頑固です。子どもは、そんなところよく見てます。)
(深美です・・・はい。わたしもそう感じています。ランキング、おもしろかったですね。今日は8名の参加でしたが、わたしの中では、あの先生も・・という方が何名かいます。そういう意味では、松江一中さん、ぶ厚いですね。これも、学校を引っ張っている奈良井先生や山根校長先生のお力だと感じております。今日、展開できなかった項目も含めて、また、上級者研修やってみたいなぁと思いました。)
だから、誰も「許す」という言葉が出てこなかったわけです。
なので、自分がどの段階にいるのか書く時には、深美先生が考えられる最も主体的なあらわれから最も依存的なあらわれのランキングが示されているとわかりやすかったです。
そうすれば「本当にここですか?みなさんが主体的と書いたこと、できてるんじゃありませんか?」ということはなかったように思います。
自分で考えた主体的なあらわれは、自分の主体性のレベルにあったものが出てくるので、それはできているが、自分の主体性のレベルはまだまだと感じているからあそこらへんに名前が集中したのではないでしょうか。
ながながすみません。
(深美です・・・ガッツ伊藤さん、ありがとうございます。実は、それが「流れ」なのです。意図的なわたしの「しかけ」です。わたしが、先に「わたしの枠組み」を提示すると「それに合わせる」ことになるでしょ? そうすると、みなさんの気づきを阻害することになります。あくまでもわたくしの枠組みを提示しているだけなので、これが正しいというものではないのです。わたしは、もっともっと先を見てみたいと感じています。「本当にここですか?~」のくだりは、わたしがその時感じた言葉。昨日のランキングは参加者みんなでつくった作品であると言えるでしょう。あの場、あのメンバーでしか、ああなりません。貴重な作品です。)
だからこそ、まだ自分たちが達していない主体性を見てみたいという欲求が湧いたのだと思います。「許す」というのも大きな気づきでした。まだまだ先を見てみたいと思いました。ありがとうございました。
(深美です・・・電波が届かない鹿嶋におりました。ご返事が遅くなりまして、申し訳ありません。松嶋先生、ノートとってるんですね。すごい。自分の成長がよくわかるのではないですか? わたくしはそんなこと、したことがないので、なんとなく来ています。見習わないとね。今日は、鹿嶋の研修で一中、二年生の保護者の方(もちろん先生)が本を二冊も買ってくれました。そして、「子どもが*こころホット*を笑顔で報告してくれる」そうです。また、広がっていきますね。)