Kaettekita 私が思う あのこと このことReturn(Get Back Part2)

進取究明。日々の雑感を気ままに綴る私なりに思い考え行い実践する不定期の記録。写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ。

私の出身母校、福島県立安積高校。

2022年10月13日 15時16分28秒 | 学校・教育特集・学生生徒時代の想い出
 私の出身校、最初に郡山市立大槻中学校から合格して入学した高校は、福島県の中央、郡山市にある、福島県立安積高等学校だ。
 これが、県外の人には、全くの不人気高校、無名高校なのである。
 まず、「安積」。この字が全く読めない。難読文字、難読地名が、我が母校の、正に宿命の学校の名前なのである。
 これは「あさか」と呼び、読む。地元では、誰でも難なく読めるが、一歩市外、県外に出ると、全くの無名校と化す。これが、非常に悲しい。
 これでも、地元では超有名校であり、超難関、最難関、高偏差値の学校として、(地元では)畏れられ、大いに知られている。これを郡山市の受験界で知らないのは、もぐりか何かかと。
 常に、中学校、中学生の高校受験生たちには、上を目指す人たちには大いに憧れの的であり、行きたくても、中々行けない学校(自分でいうのも、不遜不躾だが)。
 そこの我が高校に行った人(合格した人)は、いけなかった人(不合格者)に、その人自身の行けなかった後悔を以て常に羨ましがられ、嫉妬され恨まれる存在。
 それも、我が高は、歴史が福島県で一番古い高校。福高や磐高や会高や、ちょっと落ちるが、白高などにも負けない。とにかく歴史が一番古い学校高校。
 そして、私らの時代の安高(あんこう)は、とにかく男臭い、そもそもが男子高である。
 何と言っても、その校風が「バンカラ」という、無頼というか、男気の気風(きっぷ)の良さ、男性特有の、だらしない感じも合わせ持ちつつ、いわば、硬派であり、細かい事など全然気にしない、女など決して近づけない「女人禁制」の世界、「男」だけの世界。
 男同士で何でも判るという、今でいう(昔でいう)早稲田や明治、法政、中央も?、旧制中学、高校の校風が残り物語る、皆の憧れ、「男の学校」、「安積高校」「安高」なのである。
 何と、十数年前までは、安積の校風のバンカラらしく、手ぬぐいを腰に巻き、高下駄で安高まで通った先輩方が数多く一杯居て、その時、福島交通バス車内にて、あいにく、同じ車内の乗合客の足を安高生の先輩の高下駄が、運悪く踏んでしまった。
 その結果、何十年、百年近く続いた高下駄の足音高い、香り立つような下駄の音、下駄を登下校で履く事は全て、深い先輩たちの反省の下、学校の決まり事として、御開き、御仕舞、御禁制となり、全面禁止となった。
 この学校の歴史、文化、伝統は、一言では言えない程である。

 以上。よしなに。wainai.


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