Kaettekita 私が思う あのこと このことReturn(Get Back Part2)

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竹内まりやの「色・ホワイトブレンド」

2018年04月01日 21時40分56秒 | クラシック洋楽日本邦楽演歌雅楽江戸明治大正昭和平成令和現代歌謡伝統音楽集
竹内まりやさんの「色・ホワイトブレンド」と言う曲を聴くと、私の昭和の生徒時代の、化粧品の宣伝CMのイメージソングとして、あの頃、中山美穂の歌で、盛んに流れていたのを思い出す。その鮮烈な青春の輝きが、この曲の軽快さと共に、その時以来、毎年、春の訪れを告げるのだ。
 私は、どちらかと言うと、中山美穂よりも、竹内まりやさんの歌唱の方が好きだ。これも大御所で、中島みゆきの原作の「春なのに」(柏原芳恵)や、松任谷由実の原作の「時をかける少女」(原田知世)の二曲は、断然アイドルの歌唱の方に軍配が上がり、年齢的に無理がこの原作者のお二人にはかけ離れてあるのだが、まりやさんの場合は、広末涼子の「Majiで恋する五秒前」等でもそうなんだが、全く若いアイドル陣に見劣りせず、負けてはいないのが何とも面白い。
 まりやさんは声が旦那さんの山下達郎氏よりも低いが、少し若作りな声質ではあるので、見劣りはしないのだろう。
 この「色・ホワイトブレンド」は、「white lie 貴方の嘘も、遠い過去に消えてしまう」と言う、学生の割には大人びた感じのする楽曲であり、青春の苦さをも余す所なく歌い上げている。当時としても新感覚の、一度聴いたら忘れられない、本当に斬新な感じのする曲であった。
 当時、中学生だった私は、後輩として卒業式の練習をしていた体育館でのしーんとした空気感・緊張感と共にこの曲が脳裏を駆け巡っていたのを思い出す。女子生徒の誰彼ともなく、この曲を真似て歌っていたおませさんもいたっけ。
 今よりも化粧品会社が世の中で権威を保ち、世の女性達に(男性化粧品の盛んになるときには正に男性陣にも)影響力を誇示していた、正にバブル前夜の時代背景の、日本の好景気の明るい黄金時代であった。


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