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「陽水ライヴ・もどり道」井上陽水、を購入

2024年02月01日 08時49分13秒 | クラシック洋楽日本邦楽演歌雅楽江戸明治大正昭和平成令和現代歌謡伝統音楽集

 アマゾンで、電子音楽ダウンロードの、「陽水ライヴ・もどり道」を購入した。
 井上陽水のこの楽曲群は、全く初めての購入だが、陽水は、ボソボソしゃべっていて、とても興味深い感じで、私に静かな声で真に迫って来る。
 このライヴ、コンサートが、新宿厚生年金会館で、1973年の4月14日に開かれたというから、私の生まれて、まだ赤ちゃんの、生後8~9か月といった所である。その頃から、陽水は、こうして芸能界にて、頑張っていたのだと思うと、胸が熱くなる。同時代を生きていたのだと。
 それにしても、彼のしゃべりは面白い。亡くなった父親の話やら、しかし、涙せずにはいられない、感動も併せ持つ。
 彼の若い頃の、全盛時代の、活気あふれた、素晴らしい音源、楽曲、歌であり、非常に楽しませて頂いている。
 井上陽水は、才能に恵まれたアーティストだ。しかし、元々は、父親の歯医者を継ぐために、何年も浪人を重ねて、やっと親元から離れて、ギター一本で独立して、好きな音楽の道の地平が開けた。陽水が歯医者になっていたならば、今日の井上陽水のあの有名な楽曲たちとのお目見えは、全くなかった。それが不思議な縁だとも言える。
 人生、禍福はあざなえる縄の如し、であり、どこでどう転んで、その人が失敗したと思ったとしても、そこから立ち上がれば、何のことはない、実は成功していたといった、人生の機微、不思議さがあるのが、又、この人生なのだ。
 こういった人を見ていると、こちらも襟を正したくなる程、その立派な人生に(途中、陽水は、麻薬使用事件等も起こすが)一応の合格点の人生だな、と思わせられて、私も陽水の生き方に憧れる。何といっても、その楽曲が素晴らしく、私はとりこになってしまう。
 とにかく、紙数も尽きて来た。何度言っても、陽水の偉大さは、これは否定しようがない。井上陽水は、その音楽は、不滅の名曲群に彩られた、素晴らしいシンガーソングライター、アーティストであると、私などが言わなくても、もう世間では、定着した合言葉・フレーズのようなものだ。
 この、ライヴ盤も、臨場感あふれた、素晴らしい、小空間で繰り広げられている、当時の新宿厚生年金会館にて行われた。私もその頃、関東の神奈川県出身であり、どこかで陽水とすれ違っていはしないのかな、との親近感も思いつつ、あれ程ビッグに上り詰めて行った陽水が、そんな訳ないよなあ、と思い直す。
 この頃は、青年・井上陽水、といった感覚で、まだ幼さの残る感じの、純朴青年、の陽水であった。その曲の合間のMC、しゃべりが、このアルバムの持ち味がとっても気さくで大変宜しい。私は井上陽水の別の真実味、人となりを見た思いがしたダウンロード楽曲であった。
以上。よしなに。wainai


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