正さん日記

世の中思いにつれて

クルーズ船の感染者177人に。4人が重症、求められる政府の適切、迅速な対応

2020-02-12 11:24:15 | 世界

 新型コロナウイルスの流行が止まらない。中国は武漢を中心に相変わらず感染者が増え続け既に4万人を超え、死者は1000人を突破した。重症患者が数千人居るとのことなのでいっそう危惧される。

 日本では横浜港に停泊しているダイヤモンド・プリンセス号の乗客、乗組員の感染が驚くほど爆発的に広がっている。

 昨日も39人と検疫従事者1人の感染が確認され、これで177人となった。この内4人が重症になっているとのことであり緊迫感がひしひしと迫ってくる。

 先に武漢から飛行機で帰国した人の中で12人が感染しているので合計189人を数える。武漢からの帰国者は、ウイルスの潜伏期間といわれる12,5日が経過して帰宅可能になったことは朗報だ。

 翻ってダイヤモンド・プリンセス号については、乗客、乗組員は3600人いるとのことであり、まだ、大多数の人が検査を受けていない状態で、さらなる拡大が予測される。

 横浜港に寄港してかなりの日にちが過ぎ、船内の人達からは焦燥感が滲みでた要望が伝えられる。

 感染者の中には、多くの外国人もいると思うが、異国の地で新型ウイルスに感染し、さぞかし心細い思いをしていることだろう。当然、それぞれの大使館や領事館と連絡を取っていることと思う。

 部外者が余計なことは言わない方が良いが、どうもクルーズ船に対する対応が後手後手に回っているような感じを受ける。

 例えば、船内にずっと閉じ込めているような状態で良いのかという疑問が浮かぶ。検査も一部しかしていないので、密室状態とも言える船内ではウイルスに感染されやすくなってはいないだろうか。

 そろそろ、船を降りて、例えば政府管理の施設や、ホテルなど宿泊施設に分散して逗留してもらった方が感染され難いのではなかろうか。

 新型コロナウイルスについては、発症地で感染者や死者が圧倒的に多い中国が最も注目されていることは当然だ。

 一方、クルーズ船という特殊な空間に、言わば閉じこめられた状態で、日に日に感染者が増えている事態に対し、日本政府がどのように適切な対応をしているかも国際社会から注目されている。

 政府内で、対応について意見の相違が伝えられるが、このような時こそ安倍晋三首相の真のリーダーシップが求められている。「関連:2月10日

 

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