正さん日記

世の中思いにつれて

安倍首相、桜見る会前日の夕食会の契約は事務所がしたと答弁。個人契約答弁と矛盾

2020-02-06 10:57:30 | 政治

 国会中継を見て客観的に冷静に考えても、安倍晋三首相の「桜を見る会」に関する答弁は矛盾だらけで聞く、見るに堪えない。

 世論調査では、安部内閣支持者の中でも安倍氏の答弁は納得できないと答えた人が圧倒的に多い。

 恐らく、自民、公明の与党議員も本当は腑に落ちないと思っている人がほとんどだと思うが、何も言えないのが現状で情けない限りだ。

 野党の追及も甘さがあると思うが、安倍氏の答弁がいわゆる屁理屈が多く、また、「この答弁は今まで何回もしている」と言って質問をはぐらかし、実際には同じ答弁を繰り返して時間稼ぎをされている。

 安倍首相が本当のことを言えないのはむしろ当然で、もし真実を述べれば即座に首相を辞任しなければならないからだ。森友学園、加計学園問題と同じだ。

 安倍首相が絡む「桜を見る会」は、本来は世の中の「功労者」を招待するのが決まりなのに、地元の支持者など不特定多数を募集して参加させている。これには税金を使った公職選挙違反の疑いが掛かる。

 前日には、ホテルニューオータニで後援会による夕食会が行われているが、この経費が安倍氏の政治資金報告書にいっさい記載されていない。

 安倍首相の答弁では800人の参加者一人一人がホテルと契約してのパーティーだから安倍氏らは1円も支出していないので記載の必要はないと強弁している。

 しかし、800人のパーティーともなると立式のバイキング形式だと思うが、契約の元となる立式パーティーの企画はどこがしたのか。旅行会社か安倍事務所のどちらかだろう。

 これについて安倍氏は、やっと企画したのは安倍事務所だと重い口を開いた。この程度なら安倍事務所が金を払ったことにはならないとまたここで屁理屈を思いついたのだろう。

 しかし安倍氏がどう言い逃れても世の中には常識というものがあり、一連の流れを客観的に分析すれば、どう取り繕っても安倍事務所が1円の金も出さなかったとは言えない。

 安倍首相が必死に言い逃れをするのは、首相を辞任するのみならず政治資金規正法違反で立件されることを恐れているためだ。

 普通の議員がこんなことをすればとっくに特捜の調査を受けている筈だが検察はまったく動くふりがない。

 東京高検検事長のにわかな定年延長が恣意的だと国会で指摘されているが国民に不平等だと思われるような不信感を与えてはならない。「関連:2月5日

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