正さん日記

世の中思いにつれて

新型コロナウイルス、国内感染者増える。感染ルートの特定できず

2020-02-15 10:02:47 | 世界

 中国湖北省武漢市を発端に世界中に広がりを見せている新型コロナウイルスは、特に中国に接する日本ではじわじわと全土に広がっている。

 武漢からはチャーター機を4便仕立てて帰還、その内、1,2便での帰還者は大方が既に帰宅したことは朗報だ。

 またダイヤモンド・プリンセス号の乗客、乗組員の中から多くの感染者が出ているが、80歳以上の高齢者10数人が下船し近隣の宿泊施設に入った。

 船内には約3500人の人が残り、さらにその中から新たな感染者が出る可能性を否定できない。。

 そうこうしている内に、遂に国内各地で感染者が続出、その内80歳代の女性が死亡した。昨日段階で、国内の感染者は7都道県で12人になっているが、その感染ルートがほとんど不明なのが不気味だ。

 東京では個人タクシー運転手が、屋形船での新年会で船の係員の感染が認められたため、この船中で感染したものと推測されている。感染した運転手の1人は死亡した80台女性の義理の息子に当たるとのことだ。

 和歌山県の外科医師が感染したが、その原因が分からないまま、この病院に通院している人、数名の感染が認められている。

 しかし、感染ルートの特定が明確でないのが現状だ。政府は、現段階では全国の広範囲に広がることはないという見方を示しているが、一部の専門家は蔓延する可能性を否定していない。

 現在、中国人の入国については、武漢を含めた湖北省在住者のみ入国を拒否しているが、中国自体、海外渡航を限定しているものの、日本には、検疫を通って入国している中国人も多くいる。

 アメリカは中国全土からの入国を禁じているが、新型コロナウイルスの潜伏期間を考えると、検疫を通った後に菌が出てきて感染する可能性を否定できず、日本でも河北省在住者に限定して大丈夫なのか。再検討しなければならない。「関連:2月12日

 

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