正しい食事を考える会

食が乱れている中どういう食事が正しいのかをみんなで考え、それを実践する方法を考える会にしたいと思います。

食のマインドコントロールを解けー欧米食より和食に

2009-03-08 | Weblog
 田母神俊夫氏の論文問題で氏は航空幕僚長を辞職させられましたが、氏と渡部昇一も共著「日本は侵略国家ではない!」を読みました。これを読んで思ったことは戦後の日本人の教育が如何に曲げられているかと言うことです。それはアメリカはこの日本を如何にしたらアメリカに都合がよいように仕上げるかと言うこと、そう言う戦略を立て実行したのです。食の世界で、田母神氏の論文に相当するのが鈴木猛夫氏の「アメリカの小麦戦略」(学校給食の裏面史)」と考えます。幕内先生は完全米飯給食を推進されていますが、それは戦後のアメリカの食のマインドコントロールを解く運動と考えます。しかし、アメリカのマインドコントロールはなかなか解けられないように、幾重にもブロックが掛けられています。その一つひとつの鍵を開けるようにこじ開けていかなければならないのです。先ず全ての戦後教育はアメリカのマインドコントロール下にあった。と言う認識を持つべきです。例えば自衛隊は何ですか、海賊対策に出動されても弾一つ撃てないのです。そんな艦船
が来ても私なら堂々とロッケット砲をぶち込みます。自衛隊はイラクに派遣されましたがアメリカに協力したという姿勢だけで攻撃されたらどうしたのでしょう。弾は撃てませんので外国の守って貰うという情けない形でした。
これらもアメリカのマインドコントロールによるものです。先ず、何処が可笑しいのかを考える前に、何が正しいのかを考えそれと現実を比較することでしょう。それは日本人は自らの頭で考えことから始まります。そう言う点で、食の世界で先ず考えるべきことは「日本人にとっての正しい食事は何か」を考えることでしょう。
合わせて、日本の教育はどうあるべきか、正しい企業経営はどうあるべきか、日本のあるべき姿はどうあるべきか・・そう言うことを考えて行かねばなりません。
 食生活に於いてアメリカの戦略の一つに、日本人に肉卵牛乳を飲ませることがありました。アメリカの肉を売ろうとしたのではありません。肉を食べることは、1キロの肉を生産するのに8-10倍の穀物が必要なのです。
そこで日本人が肉を食べることは多量の農産物を日本に輸出できることになります。ですから食の欧米化を進めそれによって多量の穀物を輸入したのです。穀物輸入の専用船までも建造されました。栄養士を育て料理学校を建て肉食とパン食の食の欧米化を進めました。農家に新しい農業の方向と畜産事業を進め、テレビの料理番組でどんどん流し、テレビは番組で取り上げ、日本の畜産業者や飼料会社はこぞって西洋人みたいな体格になろうと吹聴し、肉はそれだけで美味しいので瞬く間に日本を席巻しました。日本人がアメリカの手先になったかのように肉や牛乳を自主的に推進したのです。私もそう言う関係の仕事をしていました。肉は良い、肉を食べるべきだと信じていました。しかし、他方、米の消費の減退が問題になってきていました。その時「お米は力がないのでやむを得ない」と考えていました。しかし、この食の欧米化は可笑しいという声が聞かれるようになりました。食の欧米化は日本人に合っていないと言うことでした。
日本人にあった食事とはどういうものかを勉強し、私はお米の会社に転職したのです。そして勉強したことはごはんのすばらしさとごはんを中心とした日本型食生活が世界一だと言うことを知ったのです。食には原則があると言うことを学びました。その原則にあった食事を日本人はすべきなのです。
欧米食でなく世界が認める健康食、和食を取り戻すべきなのです。


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