正しい食事を考える会

食が乱れている中どういう食事が正しいのかをみんなで考え、それを実践する方法を考える会にしたいと思います。

食育と食事教育

2009-02-19 | Weblog
近頃、食育と言うことが言われていますがあれで何をしようとしているのでしょうか。
食育基本法
目標
1, 朝食を食べない国民を減らす
2, メタボリックシンドロームの認知度を高める
3, 食品の安全性に関する知識を持っている国民を増やす
4, 学校給食で地場産物を使用する割合を増やす、など
具体的対策
1、「早寝早起き朝ごはん」国民運動の展開
2、毎月19日を「食育の日」とさだめ、各自治体で行事を実施
3,農作業、漁業などの体験学習
食育に関する内容を盛り込んだ「家庭教育手帖」の配布 など

食生活の指針
★ 食事を楽しみましょう。
★ 一日の食事のリズムから、健やかな生活リズムを。
★ 主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
★ ごはんなどの穀類をしっかりと。
★ 野菜・果物・牛乳・乳製品、まめ類、魚なども組み合わせて。
★ 食塩や脂肪は控えめに。適正体重を知り、日々の活動に見合った食事量を。
★ 食文化や地域の産物を活かし、ときには新しい料理も。
★ 調理や保存を上手にして無駄や廃物を少なく。
★ 自分の食生活を見直しましょう。
「食事バランスガイド」
何を、どれだけ食べたらいいのかイラストで一目でわかる。



このようなことでは日本の何を変え改革しようとしているのか、現状公認なのか、さっぱり分かりません。
当たり障りのない役所主導のの仕事であり私は食の乱れは更に進むと考えます。

今、日本の国民に必要なことは食の教育という食育でしょうか。私は食事の教育が必要と考えます。
 子供達を牧場に連れていってチーズづくりを体験させることが食育の中で行われています。スナック菓子メーカーがスナックは1に日200グラムまでと言って学校で講義をするそうです。これも食育の中で行われています。食料の学習も食育で、となると何でもかんでも食育になっています。油メーカーも、フランス料理屋さんも何でもかんでも食に関していたら食育になっているのです。食の欧米化はいけないから食育の大切さが出てきたはずですが現状公認更に悪化を進める働きをしています。日本を滅ぼす方向に誰の陰謀か知りませんが進んでいます。現状叫ばれている食育はにせの現状公認の政策であります。今、日本中にそのような子供を食い物にする日本人がはびこり日本をダメにする方向にあります。幕内先生が食育ハイエナと言う言葉を使われたいます。まさに至言、正しい食事から排除すべき食が、食育の名の元に堂々と学校内で教育されるようになりました。
 食の知識がないから、正しい食事が出来ないので食材の知識を教える。そうするとハイエナが飛びかかってきています。


食育は食事の教育でなければなりません。
では食事とは何かと言うことになります。
食事とは食べることに係わる一切のことです。
日本に稲作が始まっていない頃、私たちは自分で食料を調達し調理し食べたのです。この時のことを考えば何を子供に伝えなければならないかが明らかになってくると考えます。まず食料調達法これが一番の重要事項でしょう。

讀賣新聞 気流御中(この投稿はボツになりましたが私はいいたい。これがブログの良いところ出ようが、読者が多いとは限らないという問題点もある)
食育について          2008年11月18日
15日の朝刊に「崩れる一汁三菜」と言う特集が載っていましたが、その原因は日本では「正しい食事の教育」が行われて来なかったことによると考えます。食事の教育は、何を、何処から、どの割合で、何時、どの様に、どのくらい、何故、経済的に、どういう作法で、誰と、何処で、等々のこと、親から子供に教えて来ていたのです。これが、敗戦と共に日本が食糧余剰国のターゲットになり、伝統食の教育が破壊され、食の欧米化が進み、近年、このことが健康を害していることが判明し、「食育」が叫ばれていますが、これが食品の教育で終わって、「正しい食事の教育」に至っていないのです。ごはんと「一汁三菜」は、これを基本型として食卓を揃えると栄養バランスのよい食事になる事を示しているのです。更に主食・主菜・副菜の割合は3:1:2、摂取量は体重に合わせて、家族団らんで、1日3回、特に朝食は大切、等々教育すべきことが沢山あるのです。この「正しい食事の教育」をすべきと考えます。

私は食事教育ですべきことを考えてみました。
①食事の目的は何か
生きるため、健康のため、楽しむため、親睦のため、とういろいろあるが
日常食が重要でこれを主体に教えるべきと考えます。楽しみのフランス料理はあってもいいのです。しかし、それを日本人は日常食としてはいけないのです。
②何が食べられ、何を食べてはいけないのか、という食べ物の基本の知識
毒キノコ、ふぐの肝、農薬、食品添加物使用品、砂糖、塩、脂肪、
③食べられる物の中で何を食べるのか
主食はごはん、地産地消、野菜、栄養バランス、60種以上と言われるビタミン・ミネラル、旬のものを食べる
④経済的なものは何か(健全性)(自給と価格高、輸入か自給率向上か)
高くても国内産、健康によいもの等、大きな目で見た経済性、
⑤安全なもの、危険なものは何か(安全性)
残留農薬、ポストハーベスト、食品添加物、砂糖の過剰、塩の過剰、脂肪過多食品
⑥いつ食べるのか
1日三食、朝ごはんは大切、早寝早起き朝ごはん。
⑦食卓の揃え方(栄養バランスの良い食事とは)
一汁三菜、主食主菜副菜は3:1:2。少なくとも一汁一菜は確保を。
主役のごはんを忘れずに。
⑧費用は
日常食はコストが安いもの、しかし、粗食(簡便食、手抜き料理、有り合わせ)であってはいけない。だから輸入に頼るのは腐敗防止、害虫防止策が必要になります。
外国に頼っていると食は何時でも輸出してくれるとは限らないのです。不況になったら外貨を稼げなくなり、命に関わる食糧も手に入れられなくなるのです。ですからこのことを十分経験している国は費用をかけても農業を大切にし自給率の向上を図っているのです。今安いからと飛びつくのはダンピングで自国の農業を破壊し、自国の滅亡につながるのです。結局は高くつくのです。
⑨作り方
料理法、(おいしく、新鮮なものを)
⑩どのように食べるのか
エチケット、マナー
⑪どれくらい食べるのか
必要カロリーは性別年齢、仕事量で異なる。1日1800キロカロリーとすると、
600mlの弁当箱、主食、主菜、副菜の割合は3:1:2でおよそ600キロカロリーなのでこれを三食間食なしで。間食したら食事を抑えるか、運動をする。
⑫誰と食べるのか
家族団らんで、みんなと同じものを(好き嫌い無く)、
⑬何処で食べるのか
家庭で、
⑭何処で手に入れるのか
外国製品を買うか、地産地消か。
外食、コンビニ・スーパーでインスタント食品。手料理か
⑮食品の知識
生産収穫方法、食べ方、料理方法、栄養素

10年前は8項目にまとめましたが、今は15項目になりました。
現行の食育を見ると、⑮の生産収穫方法、食べ方、料理方法、栄養素、が多く行われ、料理法ではフランス料理のシェフが教えたりしています。

野菜を食べない子供が増加しているのです。この対策はどうすべきでしょうか。お米の消費量が減少しているのです。母親がパン好きでごはんを炊かないのです。これをどうすべきでしょうか、問題意識とその解決策、その実践、こういうことがしっかりできて「食育のモデル地区」になれると考えます。

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