正しい食事を考える会

食が乱れている中どういう食事が正しいのかをみんなで考え、それを実践する方法を考える会にしたいと思います。

日清食品創業者安藤百福氏はCIAの手先ではなかったのか

2010-03-17 | Weblog
2010.3.15讀賣の「編集手帳」欄に日清食品の創業者は安藤百福氏のことが書いてありました。

安藤氏は、戦後屋台ラーメンに沢山人が並んでいるのを見て家庭で簡単にラーメンをとインスタントラーメンを研究し、インスタントラーメンは今や世界を制覇していると言っていいほど売れています。

安藤氏は「食が足りてこそ、世の中が平和になる。」という「食足世平」と言う言葉を大事にされたそうです。

確かに美味しいラーメンがインスタントに食べられることは良いことですが、その経済的、食文化的、健康的メンから何が評価されることなのでしょうか。その即席簡便性商品の発明が社会貢献をしたのでしょうか、ただ、日清製粉の事業貢献したにすぎないのでがないでしょうか。
・・・というより私は日本の食生活の破壊をした、アメリカ小麦の日本への輸入促進に協力した、日本の米の駆逐化を行い、食料自給率低下を招く大きな働きをしたと考えます。日本にとって良くないことではなかったのではないでしょうか。

今までは安藤氏の良いことばかりが書かれていると思われます。しかし、どんなものでも反メンがあるのです。そのメンを明らかにすべきです。

先ずラーメンは材料は小麦粉です。戦後は食糧難の日本何でも食べ物であれば、飢えをしのげれば良かったのです。しかし、そのような事情の国民には本当ならばその国固有の主食であるごはんとみそ汁を食べられるようにすべきだったのです。

本当の日本の「食足世平」を考えると日本人には和食でなければならなかったのです。それに貢献してはじめて貢献性が認められるべきなのです。

何故そうすべきかは拙稿「玄米のすすめー1.健康食の原則ー(1)ヒトの食性は穀菜海食」等を読んで下さい。健康食には食の原則がありそれに叶っていなければならないのです。
食べ物なら何でも良いというのではないのです。安藤氏を含め製粉業界はそう言うことを破壊して今までの主食を小麦食にすることが命なのです。それは企業にとっては良いことですが国民にとっては良くない場合が多いのです。

食の原則は①昔から食べてきたものを食べる、②親が食べているものを食べる、③土地土地のものを食べる(身土不二と言います)、④栄養バランスよく食べる、と言う原則があるのです。その食の原則から言えることは日本人は和食をすべきなのです。

しかし、そこは製粉会社です。小麦粉が売れる方法を考え無ければなりません。昔、日本は食料が不足して、小麦や大麦を生産し、小麦はうどん、すいとん、大麦はごはんに混ぜて、その他そばやひえ等雑穀も食べなければなりませんので、勿論小麦をいかに食べるかは大切なことではありましたが、稲作が日本に伝わってきて以後2500年もの間、日本人の先祖はこれを主食とし、その生産を如何に増加させるかに苦労してきたのです。

如何に食料が不足したと言っても、先ずコメを主食にすべきなのです。それを何故アメリカ小麦を主食にしなければならないのです。日本のコメは不要なのですか

小麦がコメを土俵の外に押し出すようなことはあってはいけなかったのです。
日本人の食事は小麦の方がいいのでしたら、それならば田んぼを止めて小麦を生産すべきではないですか。

戦後、アメリカは小麦の増産が進み、他方輸出も世界各国で食糧増産が進み、輸出もできなくなり、過剰在庫になりました。保管先もなく、野積みの限度でどこか捨てるところはないかと言うような状態でますます過剰在庫が進む気配で、時の大統領アイゼンハワーの最大の政治課題になりました。「どこかで捨て値でも良いから売り先を探してこい」と言う命令を出し多くの調査団が世界に飛びました。

ここに馬鹿な国日本がいたのです。食料をただで、出来るだけ安く下さいとねだったのです。このことが如何に良くないことか分かりますか。生活に必要な食糧を安く輸入すると言うことがです。

そういう約束を取り付けた農林官僚はアメリカをねじ伏せて安く買いたたいてきた。と自慢したのです。

これがどうしていかないのか、それは日本の農業を破壊することになるのです。小麦が安く入ってきたらコメは売れなくなり、コメの生産が出来なくなり、農業が潰れるのです。この安売りをダンピングと言うのです。

現在はダンピングは禁止されたいますが、日本はアメリカダンピングしなさいと言ったのです。そして安い小麦が入ってきて、米価も下げられ、値段を下げてもコメの消費量は減少し食料自給率は低下し、農業は壊滅的状況になっています。

そして馬鹿な日本は、アメリカの巧妙な戦略とも知らずに、アメリカから小麦を輸入したらその売却代金の一部は日本に貸し付けると言うような提案にも喜んで乗ったのです。

時の吉田首相は政権維持を考え、その資金による愛知用水、八郎潟干拓を考えたのです。自衛隊の設置もこの資金から行われました。そしてひも付きの小麦を多量に輸入し、その他にもう一つ条件がありました。売却代金の一部を日本のでの小麦と大豆の消費拡大事業、つまりアメリカ農産物の宣伝に使うことがあったのです。これもそれがどの様にいけないのか時の官僚政治家は何も分からなかったようで安易に、進んで応じたのです。

その資金がパンの学校給食推進、パン職人の研修、キッチンカーでの粉食奨励・・・と日本食の破壊の教育が行われアメリカの農産物の輸入が行われる宣伝が国をあげてNHKの含めて、学校給食、女子栄養大学等教育機関も一色に粉食奨励、欧米食奨励が行われ今日に至っているのです。

その中でアメリカが予期しなかった出来事が起きたのです。日本人が自らラーメンを推進し粉食奨励を始めたのです。

ラーメンはあれよあれよと言う間に世界を席巻したのです。

こういうことを見ると安藤百福氏のインスタントラーメンはアメリカの小麦輸出の望達成の働きをしたのです。

アメリカにとっては日本は、小麦戦略の見本的な国なのです。その中でも学校給食のパン食、インスタントラーメン、はこれほど成功した事例は今後でないであろうと言われるほど特筆すべき成功例なのです。

逆のメンから言えば日本はそれほど馬鹿な国民と言えるのです。
こういう点から安藤百福氏はアメリカCIAではないかと言いたくなるほど、それ以上のアメリカ貢献をし、日本の食を破壊し、農業を破壊した極悪人と私は思っています。
アメリカはもうこの国は決して小麦が減ることがないと確信し、どの様にして小麦の推進をしたかの宣伝映画を作りました。


さて、讀賣の編集手帳では「日本の支援で設立されたケニア・ナイロビ郊外のジョモ・ケニヤッタ農工大学に、日本食品の小さな工場がある。ケニヤ版のチキンラーメンを大学研究者とともに開発し、1日1000食分を製造する。近所の小学校の給食用に無償で配布している。◆ケニヤの主食はトウモトコシの粉を油で溶いたウガリで、麺を食べる習慣はない。・・・」と書いてあります。讀賣新聞も良いことにの例で書いているようですが日清食品の罪悪性が分かっていないと考えます。

私はこの記事の内容の事柄は良くないことと思います。

先ず、ケニヤの主食はトウモロコシと言っています。日本のコメみたいなものでしょう。気候的に地理的にトウモロコシが獲れるのでしょう。先祖代々トウモトコシを生産してきたのです。それを小麦に切り替えることが出来るのでしょうか、そのトウモロコシ民族に小麦粉食品を何故食べさせるのでしょう。如何に無償とは言え何故ラーメンなのでしょう。私はチキンラーメンは不健康食品と思っています。野菜や肉は何を入れるのですか、多少入れたとしてもしょっちゅう食べるものではないと考えます。せいぜい月に一回ぐらいにすべきでしょう。パンもうどんもラーメンも栄養バランス食とは言えません。

それなのに学校給食で、食の対応性が弱い子どもに食べさせるなんてそれはいけないことです。無償というのは永久に無償なのでしょうか。その資金は何処から出るのでしょうか、日清食品が出すのでしょうか、何のために小麦食品なのでしょうか、アメリカ小麦の輸出先造成ですか、無償や低価格はその国の産業破壊になりますし、子どもは今まで食べなかった食事を、日本の子どもがパンとミルクの学校給食を行ったようなことをラーメンでケニヤの国で子供に対して、食の原則に合わない食事をさせるという、日本の子どもの二の舞をさせることになるのです。結局はアメリカが喜ぶことを行っていると言えるのです。

このような食生活を破壊することは日本だけにして下さい。如何に貧困国対策であってもその国の主食の増産に貢献することをすべきです。

ケニヤの子、学校給食のチキンラーメンを出すことに反対です。情けは人のためならずです、ケニヤ人の為になる情けはトウモロコシの増産法を教えるべきでしょう。

安藤氏の「食足世平」の食は食であれば何でも良いというのはアメリカ栄養学です。栄養士からだけ考えた考え方です。

拙稿「日本侵攻 アメリカ小麦戦略」「アメリカの小麦戦略ー小麦が米を食う 」「日本人の胃袋を変えた男たち」 も見て下さい。

アメリカの栄養学とは、動物のエサ作りと同じです。栄養素、蛋白質、脂肪、炭水化物で判断するのです。炭水化物だったら、米も麦もトウモロコシもコウリャンも粟もひえも同じなのです。だが・・・日本人の先祖はコメを選んだのです。コメは経済的にも栄養学的にも、食性的にも日本人にいや世界の人に良い食糧なのです。
脂肪もいろんな種類がありますが、青魚の脂肪が一番良いのです。
それは、昔の日本の食事です。
食の原則というのもあるのです。栄養素学で健康にはなりません。それを明らかにしたのがマクガバン議員、そしてレポートを出したのです。

インスタントラーメンが健康食とは出てきません。アメリカの食よりは良いかもしれませんが・・・
健康食ってどうやって研究しますか?
今世界でその動物実験が行われているのです。
そして、世界で健康な暮らしをしている国はどこかを探せばいいのです。
その食事を分析しますよね。
そして健康な食事とはと言う研究発表をしますよね。

マクガバンも当然それをやったのです。日本食を研究し、そこから発見したのです。
その報告者は5000ページ言われています。




最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
CIAじゃなくてGHQだろ (ラーメン党)
2011-01-01 18:15:47
食料自給率とインスタントラーメンをむすびつけるなんて論理の飛躍だろ。
だったらパン、お好み焼きはどうなるんだ?
返信する
Unknown (愛国ごはん)
2010-12-20 10:31:51
はじめまして
大変勉強させていただきました。
さすがご慧眼、CIAコードネーム「podam」こと対日工作機関の読売新聞社が自衛隊と日清食品を悪く表現することは絶対にあり得ません。

防衛庁の幹部職員や自衛隊員の多くは、インスタントラーメンの製造特許は自衛隊が製造技術を安藤百福さんに与えた、と公言してはばかりません。

では何故、いわゆる軍や右翼の呼称である「台湾人ごとき」の安藤百福さん(当時の呉百福さん)に国益を左右するインスタント麺製造技術をあっさり供与してしまったのか?
この問いにきちんと答えられる防衛官僚はほとんどいませんでした。
「それは色々あるんですよフフフ」と思わしげに言う幹部は存在していたのですが、それ以上は絶対答えてくれませんでした。

ラーメンの謎は回答拒絶されましたが、代わりに、日本の農林政策は、農林省ではなく防衛庁が先ず素案を立ててきた歴史的経緯は聞きました。

貴サイト様御玉稿の吉田政権農政・CIA小麦政策のお話を拝読致しまして、防衛幹部の語る「防衛庁が決定して農林省はハンコを押すだけの農政の事実」とピタリ一致したことで、疑問の点と点が線につながりました。

これは私見ですが、防衛省幹部が言う「色々あるんですよ」とは、共産党中国に対して国民党台湾を「食べ物」で味方につける必要だったんでしょうかね。
何れにしましても、旧日本軍人が大勢いた昭和2,30年代ですから、台湾を日本の領土として維持したい気持ちは今の何層倍も強かったゆえに、軍(あるいは警察予備隊になってから)のインスタント麺製法特許を安藤さんにあげることで国家的な取引があったことはほぼ間違いなさそうですね。
返信する

コメントを投稿