この頃また英会話の勉強を始めました。
2.7歳の孫娘の日本語を覚えるようにそれに合わせていたら英語も身に付くのではないかという考えで、基礎英語クラスから始めてみようと考え、朝NHKラジオをかけて録音しようとしています。
ラジオ英会話から始めようとしたのですがこれは放送時間が中途半端で聞けないのであきらめました。ただし、インターネット検索のラジオ英会話で一週間分は聞くことが出来ますのでこれも2月分まで続けるつもりです。
今朝は床の中でうとうと、寒くて床に入っていると知らぬ間に寝ているものです。
ラジオをかけてみましたら、基礎英語が聞こえてきました。録音して聞いていましたらテープが切れたので代わりのテープを入れて、録音しようとしたら間違って再生を押してそこから流れてきたのは以前の録音の内容、
・・・引きこもりの子が多くなった、ニートは150万人、なぜ日本にニートが多いのか、と言う話しが聞こえてきました。それを聞いている内に一度聞いたことがある話で、ブログに書きたいと思っていたものでした。
その話されている内容を速記します。途中からですが・・・
「今の、子供達は精神医学的にどうなっているのか、日本の子供達は心理学的な危機的状態にある、ある小児精神科医の先生が「今日本の子供達は自己尊厳感が育っていない、小学生の4人に一人しか自分は素晴らしいと思えなくて、中学校になったらもっと減って、6人に一人くらい、そして最終的には高校3年生が一番自信が無くて95%くらいいると言われています。」
これは日常の生活の中で子供達が自信を持てない環境にあると言うことかも知れません。江戸時代の子育ては異国の人達がはじめて日本に来たときに日本の子育てを見て、「日本の子育てはこんなにすばらしい、盤石の愛情、無条件の愛情を持って子供達を育てているから子供達は非情に穏やかで十分に自信に満ちて育っている」、と言うように根源的な愛情を持って育てられていることに驚嘆していました。
でも現代はどうしてこんな(ニートが多い社会)になったのかなーと考えるとき、日本というのは元々謙遜の文化で、自分たちに対する低めの評価が一般的です。その上に日常の言葉が「早くしなさい」「何で出来ないの」「ほら見てご覧なさい、やっぱりだめねー、何見ていたの」・・・と言うような否定の言葉のシャワーの中では、自信が育たないのかも知れません。自分が素晴らしいと信じられる体験もしなければ、言葉だけでは本当の自信にも自己尊厳感にもつかない状況が今の子供達が置かれている環境かもしれません。
私たちの教室(幼稚園)では子供達は3年間にわたって、本当に自分たちの給食を作ります。卒園の次期になりますと子供達は”僕たちお店で売っているもんは何だって作れるよね」と素晴らしく自信がつきます。本当に自分たちだけで作り上げたという体験が自信につながっている。でもこれが3年かからないと自信が持てないのではないのです。
子供達にたった1回でも自信を持たせる方法が有るので、今、私は、全国の食育研究事業には必ず取り入れています。
それは、お豆腐の手の上切りです。ピント指を伸ばした上に絹こしみたいな柔らかいサイコロ状の豆腐を載せます。「(包丁を)まっすぐ下ろしてー当たったかなーと思ったらまっすぐ包丁をあげてごらん。」とちゃんと指導すれば本当に子供達は真剣に取り組みます。子供達に「やってみよう」と言ったら子供達は「えっ、こんな難しいこと僕たちがやるの?」とみんな言うのです。けれども実際にはこんな難しいことを今から自分ガヤルゾーと思うと真剣な顔になって、豆腐を持ちます。でも、はじめて豆腐を持った子供達の中にはつぶしてしまう場合もあります。そんな時でも怒る必要はありません。早めに小さくなったね、と言うだけで良いんです。そして新しい豆腐を渡してこれもってごらん、といえば次は失敗しません。そしてそれをちゃんと自分で手のひらをピンと伸ばした上にのっけて包丁を下ろしてゆくときは全神経を集中させます。そうすると、こどもによっては口がぽかーんと空く子もいますが神経を集中してちゃんと切り終えます。
そして切り終えたとたん必ず子供達の表情ががらっと変わります。こ「んな難しいことをやって本当に出来た僕はすごい」って実感をするのですね。そして、この材料を使ったみそ汁はとってもおいしいみそ汁になっています。そうすると子供達はぼくがいなかったらこれが出来なかったとかけがえのない自分を発見するんです。
今の子供達は共感力が無いと言われますが、共感する体験がないだけです。お友達とお母さんがおいしいと言って食べてくれるそうすることに寄って共感力の体験もすることができるんです。でもこの体験はだれも変わってあげることは出来ません。本当に遠い将来に苦しいこと、つらいことに出会ったときに、昔体験したことは忘れていても自分は絶対出来るという信じられる自信の土台が出来るのです。
ですから、この手の上豆腐きりをお子様にさせて下さい。ただしその時は手も口も出さないことです。一人で頑張って貰ってください。
実はこれをした後に一つ大きな変化があったことがあります。
とっても小さな幼稚園の子供で女の子、自分に自信を持てなくて大きな声で自分の言葉でしゃべれない幼稚園の年長さんの子が一人いました。みんなと同じように、卵焼き、ほうれん草のゴマ和え、豆腐のみそ汁、子供達はいつもお母さんと離れて坐って貰うんです。子供達が作り終えたとたんに、ぱーっとお母さんの所に走っていって、お母さんに言ったのです。「今日の晩ご飯はみんなに私が作ってあげるから、お母さん帰りにお買い物買って帰ろうー」って大きな声で言いました。そしてお買いももをして、たった一人で台所の入って、扉を閉めて、まるでつるの恩返しのように見てはダメよって、一人で本当に上手にお料理を作ってくれた。それを食べたおじいちゃんおばあちゃん、家族全員がとってもうれしくって本当に良かったねーって言った後、彼女は大きな声が出るようになったのです。
最後のお遊戯会には舞台に一人で上がって大きな声で先生に謝辞を述べたときには園長先生は涙が止まらなかった。といっていました。これは私たちがそうしろとしたんじゃないのですね。彼女が自分自身がこんなに素晴らしい体験を感じたからそこから抜け出ることが出来たのです。だから食育というのはただ単におなかを膨らませることではなく、これが体に良いよって食べることだけではなくて子供の本当の体験の中から、子どの自信が自分のすばらしさを発見ものだという風に考えて欲しいのです。そして、これを私と出会える子供達ってしれています。けれどもそれ以外の子供達もみんなで出来る方法として今私は食育マイレージというのを皆さんにお勧めしています。
これはワークブックのように自分でお鍋を出し自分で食材を買いこれをお鍋で炊いて・・・と言う風に一つ一つの動作をコマにしてそれが全部出来たときにものが出来上がるという形にして、体験をすることをほめてゆくという方法です。・・・以下略」
NHKナイトエッセイで放送日は不明
食育が子供を変える、日本を変えるー体感食育が日本を救う
料理研究家坂本 廣子
☆
1.「食育が子供を変える、日本を変えるー体感食育が日本を救う」と言いますが。それは誇大広告でしょう。食育でも子供を変え、日本を変える事が出来るー体感食育でも日本を救ええる」と言うくらいです。言葉の表現は正しくすべきです。
2.食育は坂本さんのように「食=料理で人間を育てる」という食育も考え方も出来ます。或いは服部先生のように、食事でしつけを行い人を育てるという食育も有ります。
えせ食育家は食を教える「食の教育」が食育と考える人もいます。これらの人達は食材の勉強をして食の教育=食育をしたと言います。また、農家の体験学習して食育をしたとも言います。食育には違いないがそれは食育の小さな事項であり、それをして何をしようというのでしょう。
例えば牧場に児童を連れて行って乳搾りを体験させ、牛乳を飲ませ、バター作りをさせる食育授業があります。この食育はしてはならない授業と私は考えます。(理由を話せば長くなりますのでここでは省略します)
3.私の食育は食事教育ということを簡単に言う食育です。日本人にとって正しい食事とは何かを指導する教育と考えてこのブログを書いています。
4.その私の観点から、坂本先生の食育論は異質ですが、間違っているわけではありませんので、我が孫達にも手のひら豆腐切りをやらせてみようと思います。
インターネット検索してみると
「子供の好き嫌いについて | 食育プロデュース委員会
番組内で管理栄養士・料理研究家の赤堀千恵美先生が「大人には「子どもに伝えるべき 、食べさせるべき食事」があるはずです」とおっしゃっているのですが、今の時代「大人の ありかた、親のありかた」がとわれているなぁ、と感じたものです。
• www.shokuiku-pro.com/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id...」と言うのがありました。
「大人には「子どもに伝えるべき 、食べさせるべき食事」が有る」と言われています。こっちの方の主張が正しいと思います。
内容を見てみますと「食育プロデュース委員会」という立派なHPでした。
ここがどういう主張をしているか見てみます。
「『食育プロデュース委員会』は、
「食と健康」・「食と農」といったテーマで活動している個人が、社会から高く評価され、社会で重要な役割を担うようになるのを支援する
ことをミッションと考えています。
また、こうした個人を支援することを通じ、
• 生活習慣病の国民的リスクを減らす
• 食料自給率を高める
• 健全な食習慣を広める
といった、この国の食に関する課題の解決に貢献をしたいと願っています。
このサイトについて
「食育プロデュース委員会」は、
「食と健康」・「食と農」といったテーマで活動している個人
のためのナレッジ(知識)&情報サイトです。
具体的には、このような方々のために、情報を発信しています。
• ○アドバイザー、○○エキスパート、○○ソムリエ、○○インストラクターといった、「食に関するなんらかの資格をお持ちの方」
• 自宅で料理教室・パン教室・お菓子教室などを開いている方、開く準備をしている方
• 食育の分野で執筆活動や講演活動を始めようとしている方
• 食育に関心の高い自治体の担当者、企業の担当者
「食育プロデュース委員会」には、このような情報が集まっており、ナレッジ(知識)量・情報量は日々増加しています。
• 食べものや食文化に関する蘊蓄
• 食のトレンドについての情報
• 食料自給率の向上や農業の活性化に役立つニュース
• 健康に詳しい人向けの、より専門的な情報
• 栄養学ニュース
• 海外の食育はどうなってるの? についての情報
• 政府や自治体が、食育を進めるうえでどんなプランを進めているのか、を分かりやすい解説した情報
• 食の勉強を続けている人のための、知識を深めるセミナー・イベント情報
• 食・健康・農業についての動きを、マーケティングの視点で解説した情報
こうした情報は、知識を広げるだけでなく、教室や講座や講演会で話をするときに使う話題としても、役立つものであると考えています。
食育ライターについて
「食育プロデュース委員会」に集まっている情報は、投稿記事によって構成されています。
とくに、良質な情報を数多く投稿している人のことを、「食育ライター」と呼んでいます。
冒頭に述べましたように、「食育プロデュース委員会」は、
「食と健康」・「食と農」といったテーマで活動している個人
を支援することをミッションに掲げておりますが、
なかでも特に、食育ライターの活動をさまざまな形で支援していきたいと考えています。 」
5.ということは、このHPは食に関心のあるいろんな人が主張する場でこのHP自体の主張では無いようです。
「大人には「子どもに伝えるべき 、食べさせるべき食事」が有る」と言う主張も一人の方の主張でした。
その記事を見てみます。
「子供の好き嫌いについて
新米投稿:4
親子の食育教室を主宰しています。
最近お母さんの意識の変わり方にとまどっています。
教室を始めた5年前には、「何とかして子供の好き嫌いをなくしたい」というお母さんが多くどうすれば何でも食べられるかというご相談を受けることが多かったのですが、
最近はメニューに子供の嫌いな素材があると参加を止めるお母さんが増えてきています。
親が嫌いだからという理由で参加しないことすらあります。
当教室では、嫌いな物でも自分で作っておいしく食べたということが何度もありそのことをお母さんにお伝えするのですが、最近は効果がありません。
個人的に子供の好き嫌いは、長いスパンで見てもいいと思っています。
無理やり食べさせたり、素材の形を無くして食べさせることがいいとは思えないのですがお母さんの方で調理方法を工夫するなどはしてほしいと思っています。
食べないので・・・とあきらめてしまうお母さんにどのように対応すべきか思案する日々です。
ぜひいろいろなご意見を伺いたいと思います。
よろしくお願いします。」
これについて、いろんな意見が述べられています。
しかし、問題はこの会は食であれば何でも良いという会であると見ました。
私の主張とは異なる点があります。
それは「パン教室・お菓子教室などを開いている方」というところです。
つまりこの会は「「食と健康」・「食と農」といったテーマで活動している個人」を対象としているのです。食であれば何でも良いのです。
私はパン教育は日本人とって正しい食事教育では無いという立場を取っています。
何故パンは日本人にとって正しい食事ではないのかと言うことはこのブログで書いてきていますので、最初から読んでみてください。
坂本先生も料理の先生で本やビデオを作成され、日本人の食事を指導されているようですが、日本人にとっての正しい食事はどうあるべきかの観点がどうなのかは鋳物と事分かりませんので、今後勉強して行きたいと思います。
出来れば「日本人にとって正しい食事」とは何かと言う食事教育の食育をお願いしたいところです。
所で上記「子供の好き嫌いについて」について私の見解を述べます。
私は「子供の好き嫌いについて」考えませんでしたが、食卓を「ごはんと一汁三菜」で揃える事が大切で、野菜料理は2皿の割合で用意することで、ピーマン、ニンジンが嫌いなら無理してそれを食べさせる必要は無い考えます。ジャガイモで十分です。小松菜もおいしい。ほうれん草の煮浸しもあります、もやしもあるし・・・料理の先生なぜ嫌いなものを食べさせなければならないのですか?
副菜という多くなくくくりの中で選べば良いのではないでしょうか。
私も煮付けの大根が嫌いでしたが今では大好きですよ。おでんの大根など最高です。
好みは変わりますよ。それより全体の栄養バランスが大切では、ごはん、副菜、主菜の割合を3:2:1にすること、このことの方が大切ですよ。
この3:2:1は最近私も発見したのですが、ピラミッド型であり、コマ型でもありますよ。
アメリカのフードガイドピラミッドよく見てください。3:2:1とピラミッド型になっていますよ。日本の食ガイドのコマも大きく見れば3:2:1ですよ。
2.7歳の孫娘の日本語を覚えるようにそれに合わせていたら英語も身に付くのではないかという考えで、基礎英語クラスから始めてみようと考え、朝NHKラジオをかけて録音しようとしています。
ラジオ英会話から始めようとしたのですがこれは放送時間が中途半端で聞けないのであきらめました。ただし、インターネット検索のラジオ英会話で一週間分は聞くことが出来ますのでこれも2月分まで続けるつもりです。
今朝は床の中でうとうと、寒くて床に入っていると知らぬ間に寝ているものです。
ラジオをかけてみましたら、基礎英語が聞こえてきました。録音して聞いていましたらテープが切れたので代わりのテープを入れて、録音しようとしたら間違って再生を押してそこから流れてきたのは以前の録音の内容、
・・・引きこもりの子が多くなった、ニートは150万人、なぜ日本にニートが多いのか、と言う話しが聞こえてきました。それを聞いている内に一度聞いたことがある話で、ブログに書きたいと思っていたものでした。
その話されている内容を速記します。途中からですが・・・
「今の、子供達は精神医学的にどうなっているのか、日本の子供達は心理学的な危機的状態にある、ある小児精神科医の先生が「今日本の子供達は自己尊厳感が育っていない、小学生の4人に一人しか自分は素晴らしいと思えなくて、中学校になったらもっと減って、6人に一人くらい、そして最終的には高校3年生が一番自信が無くて95%くらいいると言われています。」
これは日常の生活の中で子供達が自信を持てない環境にあると言うことかも知れません。江戸時代の子育ては異国の人達がはじめて日本に来たときに日本の子育てを見て、「日本の子育てはこんなにすばらしい、盤石の愛情、無条件の愛情を持って子供達を育てているから子供達は非情に穏やかで十分に自信に満ちて育っている」、と言うように根源的な愛情を持って育てられていることに驚嘆していました。
でも現代はどうしてこんな(ニートが多い社会)になったのかなーと考えるとき、日本というのは元々謙遜の文化で、自分たちに対する低めの評価が一般的です。その上に日常の言葉が「早くしなさい」「何で出来ないの」「ほら見てご覧なさい、やっぱりだめねー、何見ていたの」・・・と言うような否定の言葉のシャワーの中では、自信が育たないのかも知れません。自分が素晴らしいと信じられる体験もしなければ、言葉だけでは本当の自信にも自己尊厳感にもつかない状況が今の子供達が置かれている環境かもしれません。
私たちの教室(幼稚園)では子供達は3年間にわたって、本当に自分たちの給食を作ります。卒園の次期になりますと子供達は”僕たちお店で売っているもんは何だって作れるよね」と素晴らしく自信がつきます。本当に自分たちだけで作り上げたという体験が自信につながっている。でもこれが3年かからないと自信が持てないのではないのです。
子供達にたった1回でも自信を持たせる方法が有るので、今、私は、全国の食育研究事業には必ず取り入れています。
それは、お豆腐の手の上切りです。ピント指を伸ばした上に絹こしみたいな柔らかいサイコロ状の豆腐を載せます。「(包丁を)まっすぐ下ろしてー当たったかなーと思ったらまっすぐ包丁をあげてごらん。」とちゃんと指導すれば本当に子供達は真剣に取り組みます。子供達に「やってみよう」と言ったら子供達は「えっ、こんな難しいこと僕たちがやるの?」とみんな言うのです。けれども実際にはこんな難しいことを今から自分ガヤルゾーと思うと真剣な顔になって、豆腐を持ちます。でも、はじめて豆腐を持った子供達の中にはつぶしてしまう場合もあります。そんな時でも怒る必要はありません。早めに小さくなったね、と言うだけで良いんです。そして新しい豆腐を渡してこれもってごらん、といえば次は失敗しません。そしてそれをちゃんと自分で手のひらをピンと伸ばした上にのっけて包丁を下ろしてゆくときは全神経を集中させます。そうすると、こどもによっては口がぽかーんと空く子もいますが神経を集中してちゃんと切り終えます。
そして切り終えたとたん必ず子供達の表情ががらっと変わります。こ「んな難しいことをやって本当に出来た僕はすごい」って実感をするのですね。そして、この材料を使ったみそ汁はとってもおいしいみそ汁になっています。そうすると子供達はぼくがいなかったらこれが出来なかったとかけがえのない自分を発見するんです。
今の子供達は共感力が無いと言われますが、共感する体験がないだけです。お友達とお母さんがおいしいと言って食べてくれるそうすることに寄って共感力の体験もすることができるんです。でもこの体験はだれも変わってあげることは出来ません。本当に遠い将来に苦しいこと、つらいことに出会ったときに、昔体験したことは忘れていても自分は絶対出来るという信じられる自信の土台が出来るのです。
ですから、この手の上豆腐きりをお子様にさせて下さい。ただしその時は手も口も出さないことです。一人で頑張って貰ってください。
実はこれをした後に一つ大きな変化があったことがあります。
とっても小さな幼稚園の子供で女の子、自分に自信を持てなくて大きな声で自分の言葉でしゃべれない幼稚園の年長さんの子が一人いました。みんなと同じように、卵焼き、ほうれん草のゴマ和え、豆腐のみそ汁、子供達はいつもお母さんと離れて坐って貰うんです。子供達が作り終えたとたんに、ぱーっとお母さんの所に走っていって、お母さんに言ったのです。「今日の晩ご飯はみんなに私が作ってあげるから、お母さん帰りにお買い物買って帰ろうー」って大きな声で言いました。そしてお買いももをして、たった一人で台所の入って、扉を閉めて、まるでつるの恩返しのように見てはダメよって、一人で本当に上手にお料理を作ってくれた。それを食べたおじいちゃんおばあちゃん、家族全員がとってもうれしくって本当に良かったねーって言った後、彼女は大きな声が出るようになったのです。
最後のお遊戯会には舞台に一人で上がって大きな声で先生に謝辞を述べたときには園長先生は涙が止まらなかった。といっていました。これは私たちがそうしろとしたんじゃないのですね。彼女が自分自身がこんなに素晴らしい体験を感じたからそこから抜け出ることが出来たのです。だから食育というのはただ単におなかを膨らませることではなく、これが体に良いよって食べることだけではなくて子供の本当の体験の中から、子どの自信が自分のすばらしさを発見ものだという風に考えて欲しいのです。そして、これを私と出会える子供達ってしれています。けれどもそれ以外の子供達もみんなで出来る方法として今私は食育マイレージというのを皆さんにお勧めしています。
これはワークブックのように自分でお鍋を出し自分で食材を買いこれをお鍋で炊いて・・・と言う風に一つ一つの動作をコマにしてそれが全部出来たときにものが出来上がるという形にして、体験をすることをほめてゆくという方法です。・・・以下略」
NHKナイトエッセイで放送日は不明
食育が子供を変える、日本を変えるー体感食育が日本を救う
料理研究家坂本 廣子
☆
1.「食育が子供を変える、日本を変えるー体感食育が日本を救う」と言いますが。それは誇大広告でしょう。食育でも子供を変え、日本を変える事が出来るー体感食育でも日本を救ええる」と言うくらいです。言葉の表現は正しくすべきです。
2.食育は坂本さんのように「食=料理で人間を育てる」という食育も考え方も出来ます。或いは服部先生のように、食事でしつけを行い人を育てるという食育も有ります。
えせ食育家は食を教える「食の教育」が食育と考える人もいます。これらの人達は食材の勉強をして食の教育=食育をしたと言います。また、農家の体験学習して食育をしたとも言います。食育には違いないがそれは食育の小さな事項であり、それをして何をしようというのでしょう。
例えば牧場に児童を連れて行って乳搾りを体験させ、牛乳を飲ませ、バター作りをさせる食育授業があります。この食育はしてはならない授業と私は考えます。(理由を話せば長くなりますのでここでは省略します)
3.私の食育は食事教育ということを簡単に言う食育です。日本人にとって正しい食事とは何かを指導する教育と考えてこのブログを書いています。
4.その私の観点から、坂本先生の食育論は異質ですが、間違っているわけではありませんので、我が孫達にも手のひら豆腐切りをやらせてみようと思います。
インターネット検索してみると
「子供の好き嫌いについて | 食育プロデュース委員会
番組内で管理栄養士・料理研究家の赤堀千恵美先生が「大人には「子どもに伝えるべき 、食べさせるべき食事」があるはずです」とおっしゃっているのですが、今の時代「大人の ありかた、親のありかた」がとわれているなぁ、と感じたものです。
• www.shokuiku-pro.com/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id...」と言うのがありました。
「大人には「子どもに伝えるべき 、食べさせるべき食事」が有る」と言われています。こっちの方の主張が正しいと思います。
内容を見てみますと「食育プロデュース委員会」という立派なHPでした。
ここがどういう主張をしているか見てみます。
「『食育プロデュース委員会』は、
「食と健康」・「食と農」といったテーマで活動している個人が、社会から高く評価され、社会で重要な役割を担うようになるのを支援する
ことをミッションと考えています。
また、こうした個人を支援することを通じ、
• 生活習慣病の国民的リスクを減らす
• 食料自給率を高める
• 健全な食習慣を広める
といった、この国の食に関する課題の解決に貢献をしたいと願っています。
このサイトについて
「食育プロデュース委員会」は、
「食と健康」・「食と農」といったテーマで活動している個人
のためのナレッジ(知識)&情報サイトです。
具体的には、このような方々のために、情報を発信しています。
• ○アドバイザー、○○エキスパート、○○ソムリエ、○○インストラクターといった、「食に関するなんらかの資格をお持ちの方」
• 自宅で料理教室・パン教室・お菓子教室などを開いている方、開く準備をしている方
• 食育の分野で執筆活動や講演活動を始めようとしている方
• 食育に関心の高い自治体の担当者、企業の担当者
「食育プロデュース委員会」には、このような情報が集まっており、ナレッジ(知識)量・情報量は日々増加しています。
• 食べものや食文化に関する蘊蓄
• 食のトレンドについての情報
• 食料自給率の向上や農業の活性化に役立つニュース
• 健康に詳しい人向けの、より専門的な情報
• 栄養学ニュース
• 海外の食育はどうなってるの? についての情報
• 政府や自治体が、食育を進めるうえでどんなプランを進めているのか、を分かりやすい解説した情報
• 食の勉強を続けている人のための、知識を深めるセミナー・イベント情報
• 食・健康・農業についての動きを、マーケティングの視点で解説した情報
こうした情報は、知識を広げるだけでなく、教室や講座や講演会で話をするときに使う話題としても、役立つものであると考えています。
食育ライターについて
「食育プロデュース委員会」に集まっている情報は、投稿記事によって構成されています。
とくに、良質な情報を数多く投稿している人のことを、「食育ライター」と呼んでいます。
冒頭に述べましたように、「食育プロデュース委員会」は、
「食と健康」・「食と農」といったテーマで活動している個人
を支援することをミッションに掲げておりますが、
なかでも特に、食育ライターの活動をさまざまな形で支援していきたいと考えています。 」
5.ということは、このHPは食に関心のあるいろんな人が主張する場でこのHP自体の主張では無いようです。
「大人には「子どもに伝えるべき 、食べさせるべき食事」が有る」と言う主張も一人の方の主張でした。
その記事を見てみます。
「子供の好き嫌いについて
新米投稿:4
親子の食育教室を主宰しています。
最近お母さんの意識の変わり方にとまどっています。
教室を始めた5年前には、「何とかして子供の好き嫌いをなくしたい」というお母さんが多くどうすれば何でも食べられるかというご相談を受けることが多かったのですが、
最近はメニューに子供の嫌いな素材があると参加を止めるお母さんが増えてきています。
親が嫌いだからという理由で参加しないことすらあります。
当教室では、嫌いな物でも自分で作っておいしく食べたということが何度もありそのことをお母さんにお伝えするのですが、最近は効果がありません。
個人的に子供の好き嫌いは、長いスパンで見てもいいと思っています。
無理やり食べさせたり、素材の形を無くして食べさせることがいいとは思えないのですがお母さんの方で調理方法を工夫するなどはしてほしいと思っています。
食べないので・・・とあきらめてしまうお母さんにどのように対応すべきか思案する日々です。
ぜひいろいろなご意見を伺いたいと思います。
よろしくお願いします。」
これについて、いろんな意見が述べられています。
しかし、問題はこの会は食であれば何でも良いという会であると見ました。
私の主張とは異なる点があります。
それは「パン教室・お菓子教室などを開いている方」というところです。
つまりこの会は「「食と健康」・「食と農」といったテーマで活動している個人」を対象としているのです。食であれば何でも良いのです。
私はパン教育は日本人とって正しい食事教育では無いという立場を取っています。
何故パンは日本人にとって正しい食事ではないのかと言うことはこのブログで書いてきていますので、最初から読んでみてください。
坂本先生も料理の先生で本やビデオを作成され、日本人の食事を指導されているようですが、日本人にとっての正しい食事はどうあるべきかの観点がどうなのかは鋳物と事分かりませんので、今後勉強して行きたいと思います。
出来れば「日本人にとって正しい食事」とは何かと言う食事教育の食育をお願いしたいところです。
所で上記「子供の好き嫌いについて」について私の見解を述べます。
私は「子供の好き嫌いについて」考えませんでしたが、食卓を「ごはんと一汁三菜」で揃える事が大切で、野菜料理は2皿の割合で用意することで、ピーマン、ニンジンが嫌いなら無理してそれを食べさせる必要は無い考えます。ジャガイモで十分です。小松菜もおいしい。ほうれん草の煮浸しもあります、もやしもあるし・・・料理の先生なぜ嫌いなものを食べさせなければならないのですか?
副菜という多くなくくくりの中で選べば良いのではないでしょうか。
私も煮付けの大根が嫌いでしたが今では大好きですよ。おでんの大根など最高です。
好みは変わりますよ。それより全体の栄養バランスが大切では、ごはん、副菜、主菜の割合を3:2:1にすること、このことの方が大切ですよ。
この3:2:1は最近私も発見したのですが、ピラミッド型であり、コマ型でもありますよ。
アメリカのフードガイドピラミッドよく見てください。3:2:1とピラミッド型になっていますよ。日本の食ガイドのコマも大きく見れば3:2:1ですよ。
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