正しい食事を考える会

食が乱れている中どういう食事が正しいのかをみんなで考え、それを実践する方法を考える会にしたいと思います。

日本の弁当は世界一・・・・弁当作りには法則がある。3:2:1の法則で弁当を

2011-12-19 | 食事教育
 日本語がそのまま外国に通用するものが多いと言うことです。TUNENMI(津波)SIITAKE(椎茸)、KAIZEN(改善)など、また柔道用語や弓道でもたくさんあることでしょう。
KAIZENは向上での改善で、いろんな国が日本の換え全方法を学んで改善を図っているのです。韓国などはそれを見習って今や日本を追い抜いてしまった。現在は韓国から改善を学ばなくてはならなくなっています。


 今日はBENTOの記事を見つけました。確かに日本の日常食、和食は世界一優れていると思います。その日本食をアメリカに壊され、アメリカの小麦粉を食べるように食の変更を巧妙に政府・官僚もグルになって進めてきたのが戦後の日本の食の変更の歴史です。(今でも日本の官僚はこういう事をしているのです)

日本でもサンドイッチを持ってゆく場合がないとは言えません。パン食を洗脳されたお母さん方はサンドイッチを持たせたりするのです。

しかし、最近では学校給食がありお母さん達は弁当作りもしなくなりました。私は勤務中はほとんど弁当持参でしたが・・・。

弁当作りは何も難しいことではありません。夕食のおかず、朝食の焼き魚、場合によっては卵とほうれん草を炒めればおかず作りは5分とかかりません。そこにごはんを一緒に詰めるだけです。

でも、まだまだ日本食の、弁当の歴史が残っていますので、お母さん方にいざ弁当を作ってもらうと、栄養バランスの良い弁当が出来ます。

 食をイギリスと比較してはいけないでしょう。イギリス料理など聞きませんから、有ると言えば、サンドイッチがサンドイッチ伯爵がトランプをしていて食事の時間がもったいないと作らせたのがサンドイッチといわれているので超簡便食ぐらいなものでしょう。貧食です。

BBCの記事で日本の弁当がすごいと書いたという記事がありました。
私たちは、こういう記事で日本のすばらしさを知るのです。そしてその良いところは後世に伝えるべきです。

ところで、弁当作りのポイントを簡単に書きます。
1.主食はごはんが一番、これを弁当箱の半分、野菜やくだもの等の副菜弁当箱の残り半分の3分の2、魚・肉等蛋白源はその残り、これで主食、副菜、主菜の割合は3:2:1となります。肉が成長に必要と考えられますが、確かにタンパク質は重要ですが
米の中にもタンパク質は8%ぐらいあります。肉は少しで良いのです。肉には蛋白質も
ありますが脂肪も多いのです。その点、新鮮な青魚は良質の脂肪DHA,EPAを含んでいますので、細胞、とりわけ脳の細胞に良い脂肪が含まれていますので、魚を食べれば頭が良くなるというのは正しいのです。(肉を食べ凶暴なると言うのも本当です。また、栄養バランスが悪い食事を続けているとと切れやすくなると言うのも本当です。菓子類ばっかりでは切れやすくなるそうです。野菜類というのは根のもの、土地から取れたものでビタミン・ミネラルが多いのです。人が必要とする栄養素は70種類近くあるのです。そう言うことはこのブログのどこかで書いています。最近の精神異常的な事件が起きています。これは食の乱れによるものとも考えられます。何故そうなるのかもこのブログのどこかで書いています。例えば食事が食べられなく空腹になると人間はどうなるでしょう。盗人や殺人まで犯します。そのように70種の栄養素の一つがかけると、それは空腹と同じ状況になるのです。故に切れたり精神がおかしくなるのです。)
2.上記の比率を簡単に主菜、副菜、主菜の割合は「3:2:1」と言っています。
3.次に食べる量ですが、これは400mlの弁当箱でしたらおおよそ400キロカロリーと考えてください。これを3食で1200キロカロリー必要カロリーとなるのです。必要量は年齢性別運動量で決まります。運動する人はおにぎり(これはカロリー源、自動車のガソリンみたいなものです。出来れば玄米に挑戦してみるのも良いです。お勧めです)を追加するという方法があります。
4.市販の弁当を買う場合、この3:2:1の比率になっているか見てみましょう。高い弁当は1.5:1.5:7というように主菜が多くほとんどで油料理でおいしく見せています。特に副菜のおかずの摂取がが難しいのです。副菜が主菜より多いもの、揚げ物が多くないものを選ぶべきです。

では記事を読んでみましょう。

BBCが「日本のすごいお弁当」に注目 少しずつ戻ってきた平常モード
2011年12月13日(火)11:57
英語メディアが伝える「JAPAN」をご紹介するこのコラム、今週はがらりと趣向を変えて、お弁当の話題です。英BBCが日本の芸術的な「BENTO」を取り上げたからで、こういう軽い明るいノリの、いわば平常モードの日本報道が少しずつ戻って来たことに、9カ月という時間の流れを感じました。(gooニュース 加藤祐子)

○ 屈託ない「おかしなニッポン」

東日本大震災から9カ月がたちました。人間ならばひとつの命が生まれ出でるほどの時間です。この間の英語メディアの日本報道はもっぱら、震災、原発事故、放射能、経済への影響、一瞬だけ女子サッカー、政局、そしてオリンパスについてだった。そんな感じがします。自分が書いてきたコラムを振り返っても。

もちろんこの間、従来の日本報道のお約束だった「面白いロボットの話」とか「面白いロボットの話」とか「面白いロボットの話」とかの話題もの記事は、あるにはありました。「ほんとにそんなの流行ってるの?」と日本在住者なら疑問に思う(たとえば「付け八重歯」)「日本ではこんな変なものが流行ってるよ」的記事も、ちらほらあるにはありました。おもしろニッポンブログではなく主要メディアにおいても。それに「面白い」というと語弊がありますが、震災に無関係の話題という意味では、中国道でのフェラーリ多重事故も、英語メディアの注目を集めていました。

なので、BBCが「日本の幼稚園児のお弁当」という話題を震災とまったく関連づけずに「あ・かるく(明るく軽く)」取り上げたのは、震災後初の面白い話題というのではなく、「ああ、こういう話題を震災とまったく関連づけずに取り上げるようになったのだなあ」という思いが私の中で湧いただけの話でもあります。そう言いたくなるくらい、BBCのローランド・バーク東京特派員の「日本のものすごいお弁当」というリポートには屈託がないので。これを観て私は、震災前の「ちょっと奇妙でおかしなニッポン」紹介が戻ってきたなあとしみじみしました。

バーク記者はどこかの幼稚園のお昼時間に同席。子供たちが次々と開くお弁当箱の中身の、なんて色とりどりで鮮やかなこと! しかも私の子供時代と違って単に色とりどりだというだけでなく、いわゆる「キャラ弁」と言われる手の込みよう。パンダちゃんとかクマさんとかピアノ(!)とか。お星様の形をした卵焼きとか。BBCの撮影が入るのだからと、おウチの人が腕によりをかけまくった姿が想像できます。記者はさらにキャラ弁教室までも取材。主催者の方や参加している方が英語ペラペラなのを、イギリスの視聴者はどう受け止めたのか。

そして記者の冒頭のコメントが笑えました。「この国では、乾いたサンドイッチをアルミホイルで包むだけでは全然ダメだ。日本のお弁当は芸術の域に近づいている」。

乾いたサンドイッチをホイルに包んだだけというのが、英国人の彼が考える「packed lunch(お弁当)」のひとつの極端な類型なのでしょう(ちなみに「乾いたサンドイッチ」で私がすぐ連想したのは、ビートルズ映画『A Hard Day's Night』でリンゴが食べられなかった乾きまくったサンド)。そして別に乾いてなくても、イギリスでは「packed lunch」と言えばサンドイッチなわけです。

私がこの秋にイギリスを訪れた際、たまたまお昼時間に特急電車で長距離移動したのですが、ターミナル駅のちょっとオシャレな売店で皆さんが買うお昼は、圧倒的にサンドイッチでした。東京駅や品川駅から新幹線に乗る人が色とりどりのお弁当を手にするのとはちょっと様子が違います。余談ですが、そんな中で私はちょっと小ジャレたパスタサラダを買ったものの、ここが日本ではないことをうっかり忘れ、車内でさあ食べようと開けたらフォークもスプーンも(もちろんお箸も)ついていなくて、愕然としたのも良い思い出です(ではどうしたかというと、二つ折りにした名刺をスプーン代わりに、大急ぎでせっせと食べました。周りから見られるのが恥ずかしいから体ごと窓に向かって、体で手元を隠して、さも熱心に景色を眺めているかのように……)。

話を戻します。イギリスで子育て中のイギリス人友人に確認したところ、この写真のあたりが、イギリスで子供に持たせる平均的な「packed lunch」ではないかと。もっともこの写真はアメリカのお母さんによるものなので、イギリスの一部の学校ではクッキーは禁止かもしれないと。いずれにしても、サンドイッチ+果物(リンゴが多い)+飲み物(+学校でOKならクッキーやキャンディバー)というのが、スタンダードと言えそうです。

ちなみにBBCの昨年の記事では、英政府機関による「バランスの取れた良いお弁当」(赤い蓋のお弁当)と「脂肪と糖分と塩分過多の悪いお弁当」(青い蓋)のサンプルが見られて、興味深いです。

ここで思い出すのは今度は自分の子供時代です。小学校2年生の夏にニューヨークへ引っ越して、初めて「お弁当」を現地の子供たちと一緒に開いた時のこと。学校はまだ夏休みだったので日帰りのサマーキャンプに通い始めた時です。私のお弁当は母が何の疑問も持たずに作ってくれた、鶏そぼろご飯とウィンナ炒めと温野菜と果物。「普通に」お弁当箱に入っていて、それを可愛い布でくるんでありました。対して現地の子たちが「普通に」出してきたのは、茶色い紙袋。中には可愛いランチボックスを出してきた子もいましたが、ほとんどが茶色い紙袋。そして中身は一様に、はい、サンドイッチにリンゴ。サンドイッチはほとんどの子が「ピーナッツバターとジャムのサンドイッチ(peanut butter and jelly sandwich)」というアメリカ人にとってのソウルフード。日本人にとってのおかかや梅干しのおにぎりでしょうか。そしてリンゴも、兎リンゴなんてものではなく、皮付きの丸ごと。まさにこの写真です。

中にはニンジンやセロリの野菜スティックが入っていて嫌な顔をしている子も。丸ごとのニンジンを握っている子も。自分のお弁当があまりに異質で、その落差に私は困ってしまって、自分の鶏そぼろご飯のお弁当を隠すようにして大急ぎで食べ、さっさと遊びに出てしまいました。この辺から、自分が「異質な者」として周囲にどうなじんでいくべきか、いかざるべきかの長い葛藤が始まったように思います(大げさですが)。


○これもまたステレオタイプ

いずれにしても、そういう「packed lunch」が普通だと思っている人にしたら、このBBCビデオが紹介するような日本の幼稚園児のお弁当は、「amazing(驚くべき、ものすごい)」としか言いようがないでしょうね。ビデオに添えられている簡単な紹介文にも、「日本においては、食事の味や健康度だけでなく、見た目も重視される。日本は古来から食べ物をいかに提供すべきかという様式に強くこだわってきた。そのこだわりが今では『character bento(キャラクター弁当)』という形に変化しているのだ」と書いてあります。つまり「何かというと様式美にこだわり、繊細なものづくりが大得意な日本人」、「アニメやマンガが大好きな日本人、キティちゃんを作った日本人」、「私たちとは違う日本人」という、欧米人から見た「Japanese」のステレオタイプに見事に当てはまるのでしょう。

ステレオタイプというのは一定の真実を含んでいるからこそ、普及するものです。欧米人から見たステレオティピカルな日本人は、確かに存在するわけですし(現にキャラ弁は日本では数年前から話題に)。一方でステレオタイプには常に、そこから外れる例外もつきものです。たとえば、このBBCビデオを私がツイッターで紹介したところ、反応してくれた日本人の多くは登場するキャラ弁のすごさに驚いている様子でした。自分には作れない、という正直な感想もたくさん。

アフリカ系アメリカ人の全てがマイケル・ジャクソンみたいに歌って踊れるわけではないように、日本人だからといって必ず手先が器用なわけでも、アニメ絵が描けるわけでも、キャラ弁が作れるわけでもない。そしてイギリス人やアメリカ人の全てが、茶色い紙袋にサンドイッチとリンゴ丸ごとのお弁当を子供にもたせているわけでもないようです。

芸術的な「bento」が英語主要メディアで話題になっているのを最初に見たのは、09年9月のこちらの『ニューヨーク・タイムズ』記事と写真ギャラリーでした。一部かもしれませんが、アメリカの人たち(女性たち、と書きそうになったのですがよく見たら男性もいました!)がそれはそれは美麗なお弁当を作っている様子は目からウロコでした。さらに今回このコラムを書くためにあちこち見て回って、「bento」とか「bento box」という言葉が英語圏のサイトで注釈なしに使われているのに驚いたのですが、くだんのイギリス人友人に尋ねたところ、「日本と関係ない文脈で使うことはほとんどない」とのこと。完全な英語にはまだなっていないようです。

それでも「bento」の影響は一部では無視しがたいものになっているらしく、たとえば今年8月の米紙『ワシントン・ポスト』コラムでは、親が子供にもたせるお弁当の中味(栄養バランスはどうか、容器が安全で「環境に優しい」かどうか)について学校がやたら口やかましいとぼやくついでに、「一部のお金持ち地区で最近、bento boxが大人気なのも無理はない」と書いていました。

いわく、「bento系の人たちは、『kawaii』食べ物がお気に入り。『kawaii』とはスーパーキュートを意味する日本の言葉だ。たとえばハロー・キティとか。この人たちは、まあ要するにママたちは、芸術的なセンスの持ち主で、特殊な道具一式を揃えていて、もしかしたら周りの人より時間にいささかの余裕があるのかもしれない」と。

時間に少し余裕がある人が、子供の喜ぶ「kawaii bento」を作るのはステキなことだと思います。一方で、BBCが紹介したお弁当教室の参加者が言うように、「周りの子供たちのお弁当がすごいので、プレッシャーを感じる」から忙しい時間をやりくりして、クマさん弁当やプレステ弁当を作っている場合もあるのでしょう。小学校に上がればほとんどの場合は給食だから、それまでのことと割り切っている人もいると聞きます。キャラ弁ではない普通のごはんにおかずのお弁当で十分おいしいと思う子供もいるでしょうし、私のように「みんなと一緒がいい。茶色い紙袋にピーナッツバタージェリー・サンドとリンゴまるごとがいい」と親を困らせる子供もいるでしょう。

子供が子供でいる時間が過ぎてしまえば、どれも良い思い出。そういう気もします。


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◇本日の言葉

・packed lunch = お弁当
・amazing = 驚くべき、すごい

◇goo辞書でも読める「ニュースな英語」はこちら

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◇筆者について…
加藤祐子 東京生まれ。シブがき隊や爆笑問題と同い年。8歳からニューヨーク英語を話すも、「ビートルズ」と「モンティ・パイソン」の洗礼でイギリス英語も体得。オックスフォード大学修士課程(国際関係論)修了。全国紙記者、国際機関本部勤務を経て、CNN日本語版サイトで米大統領選の日本語報道を担当。2006年2月よりgooニュース編集者。フィナンシャル・タイムズ翻訳も担当。訳書に「策謀家チェイニー 副大統領が創った『ブッシュのアメリカ』」(朝日新聞出版)など。


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