正しい食事を考える会

食が乱れている中どういう食事が正しいのかをみんなで考え、それを実践する方法を考える会にしたいと思います。

「プロが先生 菓子教室」はオカシクウないでしょうか

2009-11-23 | Weblog
前稿で、
「『ミスタードーナツ』で好きなドーナツランキング - グルメランキング 」に思う と言う記事を投稿しました。小麦粉、バター、砂糖、塩、食品添加物を使うと美味しい食べ物が作れます。誰でも美味しくなります。それを揚げて油を含ませると更に美味しくなってそれを食べると脳は快感を味わいます。

 しかし、それを美味しいからってどんどん食べて良いものではありません。特に子供には出来るだけ少なくし、おやつに出すくらいとすべきです。

 所がこれが別腹でおなか一杯食べていても、美味しいものを見ると胃が隙間を作るのです。美味しいものが入る空間を作るのでこれが別腹になって、食べることが出来るのですが、こういう食べ方は健康に良いことはありません。太るし糖尿病にもなります。

 そう言う中、讀賣2009.11.21の「かわらばん」に「小郡市商工会青年部は市生涯学習センターで、地元のスイーツと音楽が楽しめるイベント、プロによるケーキやマジパン細工(砂糖菓子)を作る菓子教室も開催した。」と言う記事が載っていました。

 狙いや目的がよく分からないのですが、ケーキやマジパン作り教室を開き、子供に教えたのです。

 主宰者の方に聞きたい。子供にケーキの作り方を教える目的は何ですか。パンやケーキは健康によいのですが子供たちは食べるのが少なく、健康を害している、そこで作り方を教えますので家庭でどんどん作って食べましょう。と言うことでしょうか。

 私は、それは間違っていると思います。
子供に教えなければならないことは一汁三菜、ごはんの炊き方とみそ汁の作り方、主菜1,副菜2の料理を教えるべきです。

 或いはごはんと主菜、副菜の料理を用意して、お弁当箱に詰める教室、この場合ごはん、副菜、主菜の割合は3:2:1位が丁度良い割合なのです。

と言うような、何を、何時、どんな割合で、どれくらい食べるのかと言うような教室が今求められているのです。おかずは土地の旬の食材を使うこと、主食も土地のお米を使うこと・・・なども生涯学習として大切なことです。

 今、食育が叫ばれていますが、ケーキづくり、パン作り教室はやるべきでない教室です。

 それは戦後アメリカがアメリカの小麦を日本に輸出したいが為に行った政策、「日本侵攻 アメリカの小麦戦略」(高嶋光雪著)によるもので、学校給食のパン、ミルク食、もあって日本人は主食を米を捨て小麦にするという愚かなことをしているのです。

 その愚かさを助長することは絶対避けて欲しいのです。

 そう言う背景を知らない讀賣新聞の若い記者、戦後のアメリカの洗脳にあっている記者は、ケーキ作り教室・パン作り教室が良いこと、見習うべき事と思ってか、記事にしているのです。

 今や日本中がお菓子か~(可笑しか~)国になっているのです。

 特に青年部の若い方々、あなた方は一種のマインドコントロールを受けているのです。
 小麦粉を食べることが良いんだという。アメリカの宣伝の影響が残っています。
そしてそのあなた方が、小麦粉食を若い子供を指導教育しているのです。

 この日本の過去の伝統食を、和食をほったらかし、小麦粉食、肉食、バターミルク食の進行をするという愚考を止めなければならないのです。

 お願いです。「日本人にとって正しい食事」とは何か考えて下さい。
それが私のブログのテーマです。

 このテーマでは「粗食のすすめ」と言う本で有名な幕内秀夫先生も頑張っておられます。(私は隠れ弟子です)

 幕内先生は「学校給食と子供の健康を考える会」を主宰しておられます。

 まだ他にもおられます。

 若い人に、日本の食が如何にアメリカによって曲げられたかその歴史を勉強して欲しいのです。

 お米を、日本に適している米を食べずに、輸入小麦を食べる活動は間違っているのです。
 ケーキ作り教室、パン作り教室の可笑しいところを分かって貰えたでしょうか。


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