DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

4/26/イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァル最終楽章

2013-04-30 | 音楽



4/26(金)、昨年末から超楽しみ(と苦しみ<主にお財布方面;)にしていた
イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァル最終楽章 2013初日
に参戦いたしました。

会場:CLUB CITTA'
4月26日(金)
《ARTIST》
<第1部> MAXOPHONE (マクソフォーネ)
<第2部> MUSEO ROSENBACH (ムゼオ・ローゼンバッハ)

OPEN 18:00 / START 19:00 (終演予定22:00)
【全席指定】前売り ¥ 14,800-(税込)
※入場の際にドリンク代として¥500が必要となります。


今回私の狙いはMaxophone!そしてIl Tempio Delle Clessidreで再認識して、
もうすっかり声にはまりこんでるムゼオのルポの生ボーカルを聞くこと!
はい、なんと初日でこの両方が叶ってしまったわけです。

Maxophoneはもう本当にアルバム全曲隅々まで好きで、
2011年に“2DAYS PROG”でAgents of Mercy他と共演したのを知ってから、
本気(・・・といってもあちこちで希望を書く程度ですが;;)で来日を祈願していました。

オリジナルメンバーはボーカル、ギター、キーボード(以前はベース)の
Albert Ravasini(アルベルト・ラヴァシーニ)と、同じくボーカル、キーボードの
Sergio Lattuada(セルジョ・ラットゥアーダ)の2人だけですが、
You Tubeで追っていてラヴァシーニのボーカルがぜんぜん変らない!
Sakura De Prog!さんにフレンチホルン、クラリネットなしの編成と伺っていましたが、ボーカルは変らないということで、
彼の声さえ聞ければ、なノリでのぞみました。

私は毎度書いている通り、技術的なことはんとにわからないので、
もう主観で感じることだけが感想のすべてなのですが、
手のひらの上に音がふわ・・・と落ちてきて、
そこに小さな世界ができあがっていくのを見てるような、
そんな優しく慈しみに満ちた音楽でした。

この印象、私的にはオルゴールに近い。
身体に触れるほど身近で大切で美しい「音」。
音が光の花びらのように降り積もるイメージ。
(多くのバンドは垂直に降りかかってくる印象ですが、
ふわっと、はらはらと降ってくるイメージなんだよなー)

こんなに優しく美しい音を持って、日本に来てくれたんだなぁ・・・
と、思った途端、涙が止まらなくなってしまいました。
新メンバーの3人もMaxophoneの世界をしっかり支えてくれていました。
ドラムスのCarlo Montiがいきなりヴァイオリン弾きだした時はちょっとびっくりしましたが;;
あとFBフレンドのMarco Croci氏のベースがカッコよかったデス♪

感動したのは新曲!を聞いた時。
もうまさにMaxophone!という優しく美しい音が、
チッタ空間をダイヤモンドダストのように覆って行きました。

FBフレンドの1人が書かれていましたが、一瞬Gentle Giant風のコーラスも聞けて、
そういえばインタビューでGGの影響のこと読んだなー、なんて思いだしながら。
大切にしているものを大切に表現する、その大切さが伝わってくるから、
聞いているこちら側まで大切にされている気がする。
それがMaxophoneの世界。

休憩をはさんで、Museo Rosenbach。
こちらはもうガンガンド迫力で迫ってくる音密度の高いイタリアン・へヴィ・ロック!
耳が溶けるほど(笑)聞いてたルポの、まさに生声!
嬉しいー!と脳がダイレクトに反応。
なんか親しみ感じるアクションも楽しかったのです♪

で、びっくりだったのは20歳の新メンバー君。
ボーカルも堂々としたもので、余裕さえ感じます。

楽しみだった新譜からの曲は世界初ライヴ公開。これがまたすごく聞き心地良かった☆
CDをゲットしたので、Maxophoneロテ熱がさめたら早速聞いてみます!
(今度はきっとムゼオロテに入るかと)。

イタリアンロック・フェスを見る度に、バンドの現役感と同時に、
若手を要所要所に取り込む新陳代謝のうまさを感じてきましたが、
今回まさにルネッサンス期の徒弟制ではないけれど、若い血を取り込んで、
バンド全体が活性化するその様を目の前で見た気がします。
オリジナルメンバー自体もそのままでカッコイイんですけどネ♪

Maxophone(マクソフォン)、

Museo Rosenbach(ムゼオ・ローゼンバック)、

再来日を願います!

※正式な発音は上記にて(メンバー談)

※おまけのミーハー話。w
チッタでメンバーに会えました♪
ラヴァシーニ氏にはハグされて両頬にKISSされました♪わぁい!!!
もう思わず「あなたの声に惚れてます」告白してしまいました;;
マルコ氏には「フェイスブックフレンド!」と、逆に写真を撮ってもらいました♪
なぜか名刺ももらいました;;

みなさん、とってもサービス精神旺盛なジェントルマンでした☆





関連:

イタリアン・プログレッシヴ・ロックフェス前に。。。

イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァル 最終楽章 2013


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SCALE

2013-04-30 | 写真・スケッチ・らくがき


自分のものさし(スケール)をもつことは大切。
ただ、そのスケールで計れないものを、無理やり計ろうとすると無理がある。
自分のスケールの限界も意識しておくことが大切。

ブログをはじめて、何度も書いたこと。

低い場所からは高い場所からの景色は見えない。
見えている景色の優劣ではなく、場所の違いと景色の違いがあることを
わかっていればいいかな、と。
それを「自分が見ている景色が一番」と誰かにいいはじめると
いろんな齟齬が起こる。
みんな自分が見えている景色が一番なはず(でしかないはず)だから、基本。

私が尊敬する人は
誰かをマイナス面で評価するのではなく、
プラスの部分を見つけて、そこでつきあおうとする人。
それが自分を成長させることを知っているから。

誰かのマイナスを見つけるのが好きな人は、自分を高めない。
自分より下(あくまでその人の主観世界で)を見ているほうが楽だから。

仕事柄、いろんな業界のいろんなポジションの方に会ってきたが、
上記定義で尊敬できる人に会える確立は極めて低い。

でも存在はする、そういう人に1人でも多く会えるよう
自分のスケールを磨いておきたい。
気づかない、気づけない、そんなことがないように。

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