DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

IFAA第五回展★5/6 Gallery・やさしい予感

2009-05-08 | ドラマ・映画・演劇・アート
幻想芸術展-東京-2009 IFAA第五回展

雨の中、ダリ大好きな息子をお供に行って参りました。
目黒駅徒歩5分に偽りなし。
一軒家感覚なので、人の出入りがないと遠目からはちょっとわかりにくいかも。
ちょうど作家の方(とても素敵な魅力的な方でした)が出迎えてくださって、
生徒さん(お弟子さん?)や他のお客様たちと一緒に、
ご自身の作品の説明や製作時のご苦労、工夫、見どころなどお伺いでき、
お友達の作品展に行った時のような楽しい一時を過ごせました。

息子が一番好きだった、ゲスト作家のユーグ・ジレ氏の作品。
(うむ、想定内である&母も好きだ)


ジレとともに、私のストレートど真ん中だったのが、
(超幸運にも)説明をしてくださった前澤ヨシコさんの
本をテーマにされた作品2点。あちらこちらに仕掛けられた
罠のような(まさに)呪文のような仕様に、ツボをくすぐられました。
作品全体のニュアンスやトーンも好み。



他にも石版画や流行り(?)のミクスドメディア、鉛筆の細密画、
ペン画、アクリル絵の具、日本画と、多様な手法で描かれた
幻想画の数々、楽しかったです。
小作品が多いのですが、その分描き込み量=情報が充実してるので、
つい見入ってしまいました。

大きな匣には大きな匣なりの。
ちいさな匣には小さな匣なりの。
環境と作品との呼吸のような、そういう空気がうまく生まれていると、
見ている人間も深(心)呼吸できて居心地がよい。
ここ3回のセレクトは私の気分的に正解でラッキー♪
時間をかけて美術館&ギャラリー、匣ヲチ巡礼をしたい気分です。

おまけ:
目黒駅側のKaffee Eins(カフェ アイン 目黒)


昔ながらの喫茶店然としつつ、タコライスとかメニューの雑多感が面白い。
煎れたて珈琲はかなり美味しくありがたし。
息子は珍しくブラックで飲んでいた。

おまけ2:
帰り道、息子にくっついてひさびさにアニメイト&ユザワヤへ。
アニメイトでは黒執事グッズに誘惑されつつ、なんとか散財は免れましたぁ。;
たまに行くとやっぱり楽しい、アニメイト&ユザワヤ♪・・・疲れますがw

参考:
J'ai rencontre Hugues Gillet/ユーグ・ジレとの出会い(L'art fantastique/幻想芸術)

前澤ヨシコのHP

IFAA News
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ジム・ランビー:アンノウン... | トップ | 鈍獣★5/7 舞台挨拶 九段会館 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すてきです! (ラッコ庵)
2009-05-08 12:35:19
繊細にして大胆。
思わず前澤ヨシコさんのHPを見てしまいました。陶で出来ているんですね。
返信する
ラッコ庵様 (NAL)
2009-05-09 00:01:35
すてきですよね!

白いトルソー型はアクリル粘土で、全身にイスラム教や
聖書からの引用、円周率などが作り込まれています。
本を読んでいる方は焼き物で、全部5ミリの厚さで
統一されていて、中は空洞なのだそうです。

制作ブログも興味深かったですね。
ご本人もとってもチャーミングな方でした。
返信する

ドラマ・映画・演劇・アート」カテゴリの最新記事