「我が為に鳴け、夜の鳥」 民俗学的ホラーノベル・
制作者:雨ガエル様(虚構製造社)
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これは良いホラー!
もともとはヤンデレ風味の乙女っぽいもの作られてた方なんですが、
こういう本格ホラーな世界も創れるんですねぇ。
まず目につくのは、立ち絵の細やかで微妙な表情付け。
ふと逸らされる視線、かすかに眇める瞳、ほんの少し顰められる眉。
決して大げさな変化ではなく、万事抑え気味でありながら、
キャラクターの心の動きがよく伝わるのがスゴイ!
その立ち絵で語られるのは「死者の蘇り」に関する物語。
舞台はいつも同じ美術室。主人公二人の会話のみで進んでいくシナリオは、
ちょっと舞台演劇っぽくもあって、面白い趣向~
二人の息詰まるような攻防のあと、選ぶことになる分岐の行方は、
どちらのルートも納得の仕上がり。
で、二つのエンドだけでも割とおなかいっぱいなところに、
隠れた部分を補完するのが、その後出現する「第二部」。
こちらは雫の一人語り・立ち絵無しのノベル形式になりますが、
これがまた、描写が怖い!!
いや、怖いっていうか…気色悪い? 生理的な不快感、に近いかも。
私的には、幽霊出るより、こっちのほうがずっと嫌だな…
ともあれ第二部の、正統派伝記ホラーっぽい設定と語り口は、
好きな人にはたまらないかと。
これを読むと、第一部の雫の印象が180度変わりますよ!
画像だけだと、女性向けっぽく見えるかもしれませんが、
中身はがっつりホラーですので! 男性にもおすすめですよー^^
制作者:雨ガエル様(虚構製造社)
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これは良いホラー!
もともとはヤンデレ風味の乙女っぽいもの作られてた方なんですが、
こういう本格ホラーな世界も創れるんですねぇ。
まず目につくのは、立ち絵の細やかで微妙な表情付け。
ふと逸らされる視線、かすかに眇める瞳、ほんの少し顰められる眉。
決して大げさな変化ではなく、万事抑え気味でありながら、
キャラクターの心の動きがよく伝わるのがスゴイ!
その立ち絵で語られるのは「死者の蘇り」に関する物語。
舞台はいつも同じ美術室。主人公二人の会話のみで進んでいくシナリオは、
ちょっと舞台演劇っぽくもあって、面白い趣向~
二人の息詰まるような攻防のあと、選ぶことになる分岐の行方は、
どちらのルートも納得の仕上がり。
で、二つのエンドだけでも割とおなかいっぱいなところに、
隠れた部分を補完するのが、その後出現する「第二部」。
こちらは雫の一人語り・立ち絵無しのノベル形式になりますが、
これがまた、描写が怖い!!
いや、怖いっていうか…気色悪い? 生理的な不快感、に近いかも。
私的には、幽霊出るより、こっちのほうがずっと嫌だな…
ともあれ第二部の、正統派伝記ホラーっぽい設定と語り口は、
好きな人にはたまらないかと。
これを読むと、第一部の雫の印象が180度変わりますよ!
画像だけだと、女性向けっぽく見えるかもしれませんが、
中身はがっつりホラーですので! 男性にもおすすめですよー^^