鼠喰いのひとりごと

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レイユウサイ

2018-03-27 09:15:09 | フリーゲーム(ホラー)
レイユウサイ
アクションRPG・サクサク系肝試し
制作者:わたえもん様

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ケルリートにやってきて間もない少女、ロッテ(シャルロッテ)
普段は店の手伝いなどして普通に暮らしていた彼女だったが、武器屋・ダンカンに剣を習ったことをきっかけにめきめきと腕をあげ、武闘大会で8位を勝ち取るまでになっていた。
その腕を買われ、ダンカンに地元の祭「レイユウサイ」に誘われたロッテは、それでまた実力がつくのなら…と参加を決意する。


…というわけでレイユウサイ。
街の若い人たちが、一晩じゅう魔物を狩りまくるというイベントです。
全体の作りは、ケルリートでの探索ADVパートと、実際に戦う見下ろしダンジョンマップの二種。
街で情報を集めたり、モノを売り買いしたりしながら、ダンジョン踏破を目指します。

アクション…と言いつつ、使うキーが少なくてなかなか快適でした!
レベルが上がるのも早く、サクサクと進むのが嬉しいですね~
これ、自分で使う技を4つまでセットできるので、テクニカルな戦い方をしようと思えば、けっこう凝ったこともできそうなんですが…私はほぼ稲妻走りでゴリ押しして勝ちましたよと←^^;
もちろん難易度は「ほどほど」です!
(個人的に…技タブの後半二つ…魔法陣とかはほぼ使わなかったっす。これつかいこなせたら、もっと戦闘楽になんのかな…)

ちょっとだけ注意が必要なのは、このゲームは「時間」の概念があること。
場所移動や、人との会話で地味に時間が経っていくので、その気になれば、何もしないでも祭りを終えられてしまうという…
人の話を聞くのが楽しいので、ついつい全員分見たくなりますが、その際はぜひともセーブを忘れずに!

いやあ、最初、なんで祭の名前がカタカナなのかと思いましたが…
途中のボスが、魔物というより…悲惨な死に方をした人たちの「霊」なんですよね。なるほど…霊勇祭!
なので、酒場で聞ける「情報」はほぼ「そこで死んだ人のうわさ」であり…それを聞かされて次のマップに挑むロッテちゃんには、半ば「夜中の肝試し」みたいな雰囲気もあったり。
「そこではこんな事件が…」「私これからそこに行くんですけど!」という楽しい会話もお約束。

個々のエピソードを聞いてしまうと、倒す以外の方法はないの?という気分にもなりますが、他に方法はなさそうですね…むしろ倒すことで正気に戻る部分もあるのかな?
途中出てくる夫婦ものの中ボスは、倒したあとで山小屋に行くと、穏やかな姿になっていて和みますー。

エンディングは3種。うち二種はクリアできました。
一つは、完全踏破できなかった場合。
もう一つは、お手伝いありでラスボスを倒した場合(ダンカン激強!)
クリアしてない最後の一つは…たぶん「一人でラスボスを倒した」場合だと思うんですが…倒せてないっす。
ていうか、ダンカンがいてさえ、あれだけ時間がかかったものを、一人で行ける気がしない…


サックリ遊べて爽快感もある、楽しいゲームでした。
夜中に酒場がわいわいしてる雰囲気とか、反面、夜がふけるにつれ、道端の人が少なくなる感じとかもイイ。
これ、街の北側だけじゃなく、他の方面も選んで遊べたら面白そうだなぁ。
他の参加者ともダンジョンで時々会えたりするとなおよし^^


サックリアクションと肝試しが好きな方におすすめです~

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