鈴木有機農園

鈴木有機農園の代表、鈴木英俊のブログです。

タネ屋さんで

2010-02-14 19:52:24 | インポート

こんばんわ   鈴木有機農園です。

一番町のウナギ割烹の店にお米の配達途中、キャベツのタネを買いに寄りました。

 今、蒔けるものとなると、限定されます。  温度と、日照時間などで、とう立ちが早まって、花

芽を早く付ける事もあるからです。   とう立ちは、悪条件が続くと、生命の危機を感じて、植

物が子孫を残そうという働きのためです。  一番判り易いのは、ランの花です。  大きい鉢

に植え替えたら、何年経っても花を付けません。  これは、危機感が無く、居心地か良いため

です。  キャベツは蒔く時期によって品種を変えるのと、給食用とか、用途と、それに売れる・

喜ばれる、お客様の好みも加味しながら選定しています。

 普通128穴のプラスチックの鉢に蒔いて、苗を育てます。  春は、温度の上昇が早く、収穫

時に雨に会うと、実が入り過ぎ、割れキャベツになり易いのです。  

割れたキャベツは商品価値が0になり、市場では取引にはなりません。   

でもお客様は、私の経営を案じて、(??)キャベツを買ってくれます。  それが感謝であり、

お客様との信頼関係が自慢です。

割れを防ぐため、時期をずらして少しづつ何回にも蒔いています。 

 タネ屋のご主人と栽培などの話になり、有機栽培した白菜漬をご馳走になりました。  

カブも刺身で食べさしてもらいました。  やっばり良質の堆肥と、ボカシ肥料が一番だというこ

とになりました。  市販の鶏糞等も、抗生物質の点で問題だと、私と同じような考えでした。

帰りには、袋原で作られたカブ3個頂いてきました。  勿論美味しいカブでした。  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする