座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

四季の花々

2020年04月12日 | 境内の様子

春になったとはいえこの頃は寒気の影響か朝晩の冷え込みがあり、又に日中の空気もヒンヤリとして肌寒く感じます。

境内の花々は毎年同じように咲いてくれています。

椿にも色々な種類があってそれぞれ色違いの花を咲かせています。

これはもみじの花です。

これは利休梅

コロナウイルス感染症に対する緊急事態宣言で外出を自粛するようにとのことで、ブログより境内の花をお見せします。

早く収束してゆっくりとお花を楽しみながらお参りが出来る事を心待ちにしております。


幣帛料

2020年04月09日 | その他

明日、当社が兼務をしている相模原市南区に鎮座する白山姫神社で例祭が斎行されます。今日は、当日ご神前にお供えをする幣帛料を準備致しました。

「幣帛」とは、広義には神様へのお供え物の総称で、『みてぐら』や『幣物(へいもつ)』とも呼ばれています。幣帛の品目は、布・衣服・武具・御幣などが主となっています。また、今の幣帛料というのは金銭を紙に包んだもので、かつて布などが金銭の代わりとなっていたことを考えれば、その名残といえそうです。

 


祈り

2020年04月09日 | その他

三月は月次祭の際に斎行しておりました、新型コロナウイルス感染症流行鎮静祈願祭ですが、この四月に入り毎朝斎行しております。

今私たち神職として行える事は、一日でも早くこの新型コロナウイルスの感染拡大が収まり終息する事を大神様に祈る、それを続ける事です。

この難局を、それぞれの互いの立場を思いやり、皆が心を一つにして、乗り越えていけたらと思います。


緊急事態宣言発令に伴う対応

2020年04月08日 | 神社祭事並びに行事予定

本日の緊急事態宣言を受け、感染防止のために極力自粛を基本とし、下記の通り対応させて頂きますので皆様のご理解とご協力をお願い致します。

1、当面の間、社務所開閉時間を(授与品・御祈祷)を午前9時から午後4時までとさせていただきます。

2、御朱印は当面の間、直接お書きすることは休止し、書置き(紙)での対応とさせていただきます。

3、1日、15日の月次祭の参列は当面の間、禁止し、職員のみでのご奉仕とさせていただきます。

4、職員、巫女はマスクをつけての対応とさせていただきます。

5、手水舎の柄杓は撤去し、直接手を清められるよう簡易の手水にて対応させていただきます。

  尚、手水使用可能時間は午前6時30分より午後5時の間とさせていただきます。

6、本殿は、常に換気のため扉を開けさせていただいております。

7、御祈祷の際の湯茶接待は当面の間、控えさせていただきます。

8、その他感染に拡大防止に伴う対策を行って参ります。

以上の対応を取らさせて頂きますので宜しくお願い致します。

又、対応の変更については随時ご連絡致します。


【奉祝記念事業】参道整備 第一工区一部開放!

2020年04月06日 | 奉祝記念事業

お陰様で境内の参道整備事業は順調に進み、本日鳥居から手水舎までの部分が通れるようになりました!

ご参拝の方々には長らく回り道をお願いしてきましたが、これからは以前と同様に鳥居をくぐってのご参拝をしていただけます。

小さな凹凸も無くなり、歩きやすくなりました

太鼓橋の欄干部分が完成するのはまだ後です

ただここから本殿にかけての参道の大部分はまだ作業中のため立入禁止となります。皆様方には本殿に向かって右側の道から進んでご参拝いただく形になりますが、引き続きご理解とご協力の程宜しくお願い致します。

またもう一点、新型コロナウイルス感染症対策として手水舎の水口を手前に伸ばして柄杓を撤収しました。

手水をお使いの際は流れる水を直接手で受けてお清めをしていただきますようお願い申し上げます。


コロナウイルス感染症対策として

2020年04月05日 | 御祈祷・授与品

コロナウイルス感染症対策についてお伝え致します。

コロナウイルスによる感染者の急増と共に御祈祷についてのお問い合わせがございますのでお知らせ致します。

①感染症対策として参集殿入口に消毒液を設置しております。

②受付の巫女はマスク着用にて応対しております。

③御祈祷を受ける際はなるべく人と人との間隔をあけてお座りいただくようご説明をしております。

④拝殿左右の扉を少し開けて換気をしております。

⑤御祈祷終了後は正面の扉を全開にして換気をしております。

なるべく大勢の方が昇殿されないよう配慮を致しておりますが、時間帯によっては複数件でのご案内をさせていただく場合もございます。

午前10時から正午にかけては混み合う時間帯もございますので、午後の御来社をお勧め致します。

御祈祷は通常通り行っておりますが、これらの対応にご理解とご協力をお願い致します。


令和2年 兼務神社 三峰神社例祭斎行

2020年04月03日 | 兼務神社

本日午前10時より、当社が兼務をしています神奈川県立谷戸山公園内に鎮座します三峰神社にて例祭を斎行致しました。

例祭日は例年、年度初め近くの4月3日で春を迎えている時期でのお祭りになります。今日もお祭りに相応しい暖かな天候に恵まれてのお祭りとなりました。

三峰神社の「三峰」とは、埼玉県秩父郡の三峯山の事であり修験道の盛んな地として知られております。

御祭神は、火産霊神をお祀りしており、火除け災難除けの神様として崇敬されています。

御神前お供え物

祭典中の祝詞では、例祭を執り行えた旨と、現在蔓延をしているコロナウイルス感染症の一日も早い収束を御神前にて祈念致しました。皆様本日は長らくのご参列大変ご苦労様でした。


桜の神様の話

2020年04月02日 | 神社知識・作法・歴史

今日は春らしい暖かい一日となりましたが、この陽光で満開を過ぎたのか桜の花が散り始めています。

散る姿も美しいものですが、楽しめる時間もあと少しになってしまいましたね。

参集殿前のソメイヨシノ。今が満開です

神道において桜の花と言えば『木花之佐久夜毘売(このはなのさくやひめ)』のお話が思い出されます。

神話によれば、天照大御神の孫にして皇室の祖たる『邇邇芸尊(ににぎのみこと)』がこの日本の国土に降り立った後に見初めて求婚したのが、山の神の娘で美しい桜の神である木花之佐久夜毘売です。

父である山の神『大山津見神(おおやまつみのかみ)』はそれを喜んで姉である『石長比売(いわながひめ)』と併せて二人を妻として邇邇芸尊に差し出しますが、石長比売が醜かったために邇邇芸尊は木花之佐久夜毘売だけを妻として石長比売を返してしまいます。

実は大山津見神から木花之佐久夜毘売には“花の如く栄えるように”、石長比売には“石の如く長久であるように”との願いが込められていたために、それ以来天皇の寿命は人と同じ儚いものになってしまった...というお話です。

 

これは古事記や日本書紀に書かれた神話ではありますが、寓話として見るならば“人の好意を無下にしてはいけない”、“大切なものは見た目だけでは分からない”...色々な教訓が見えてくる話でもあります。

ごく大雑把に話してしまいましたが、もしご興味があれば元の神話の方も見てみてはいかがでしょうか。


4月1日月次祭斎行

2020年04月01日 | 神社祭事

本日朝7時より、恒例の月次祭が本殿にて執り行われました。

もう雨は降り始めていましたが、風はなくここ数日の中では暖かい方になるでしょうか。氏子の数名の方のご参列をいただき、神事は滞りなく終了しました。

修祓

宮司 祝詞奏上

祭典後の講話

しかし雨のせいばかりでなく、このように晴れ晴れしくない年度初めというのもそうありません。祝詞の中でも申し上げましたが、早くこの騒動が収まり平和な日々が戻ります事切に願っております。