座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

9月9日〇〇の節句

2013年09月09日 | 

今朝は、とても涼しく少し肌寒くも感じられる陽気だったのですが、そう簡単に涼しくなってはくれないみたいです。

今日の境内も昨日の雨が嘘のように晴れております。

本殿前

駐車場から参集殿

手水舎参道から

 タイトルに書いたとおり今日は9月9日です。なかなか馴染みがないかと思いますが。今日は菊の節句の日です。節句には何日かあり

・1月7日 人日の節句(じんじつのせっく) ・3月3日 上巳の節句(じょうしのせっく) ・5月5日 端午の節句(たんごのせっく) ・7月7日 七夕の節句(しちせきのせっく) ・9月9日 重陽の節句(ちょうようのせっく)

の五つがあります。

今日がその重陽の節句にあたります。重陽の節句は別名、菊の節句とも言います。これは陽の数に極である9が月日ともに重なる事から重陽と呼んでめでたい日とされました。野外で菊花を浮かべたお酒を飲み、また邪気を祓う為に茱萸囊(ぐみぶくろ)を身に付けたりした。また『日本書紀』では、天武天皇14年(685)のこの日に宴が開かれたとあり、古くからこの日は吉日とされていたようです。今は菊を浮かべたお酒を飲み不老長寿を願う日とされています。

今晩菊の花を浮かべたお酒を飲み不老長寿をお願いしてみては如何でしょうか。


東林間神社例祭が斎行されました。

2013年09月08日 | 兼務神社

朝からじめじめと湿気があり、時よりパラパラと雨が降る天候ではあったものの、午前10時の祭事には晴れ間も出ておりました。

昨日7日と本日8日の二日間の日程で、当社の兼務社である相模原市南区東林間鎮座の東林間神社のご祭礼が斎行されました。

子供神輿やお囃子の山車などは昨日午後に祭典を行い町内を廻りました。

東林間神社のご祭礼は9月15日と定められていますが、今は15日前の土日に行われています。

ご祭神は、かつて鎌倉の鶴岡八幡宮から御分霊をいただきお祭りしたことから、応神天皇と神功皇后の二柱をお祀りしており、祭礼日も八幡宮と同じ9月15日となっていました。

例祭には、町内の役員を始め商店街の役員、地域の議員や近隣の神社からも役員が参列し、盛大に行われました。


新戸 諏訪神社例祭斎行

2013年09月07日 | 兼務神社

暦の上では秋ということもあり、もう秋まつりを行う時期になりました。

今日は午前10時より、当社兼務社、相模原市南区新戸に鎮座されます諏訪神社の例祭が斎行されました。

境内は早朝より氏子の皆様により装飾されていました

祭典が始まり、宮司祝詞奏上

参列者玉串奉奠

本殿の祭典後、子供神輿の清祓も行いました

子供神輿の担ぎ手を代表して、玉串奉奠

この週末は天気が崩れるとの予報もありましたが、祭典が終わると青空が広がり、盛大なお祭りを行うことができました。

総代さんのお話によれば、初めは40戸の氏子で創建したこの諏訪神社も、今は140戸の氏子でお祭りしているとの事。

この新戸は4月が例祭の『白山姫神社』、8月が例祭の『日枝神社』と3社がごく近い距離にあり、神社委員会を組んで3社のお祭りを行っているということで、大変氏子の皆様の団結が強いように感じます。

これで今年も新戸3社のお祭りを滞りなくお納めすることができました。氏子総代の皆様、本日はありがとうございました!


今月の休日には七五三で来られる方も。

2013年09月06日 | 御祈祷・授与品

昨日までの不安定な天候が少し回復してはいるものの、相変わらずの曇り空。

時々ぱらぱらと雨も落ちてきて、すっきりとはいきません。

風は秋の風で涼しいけれど、境内の清掃をしていると汗が出てきます。

当社では9月1日日曜日と22日日曜日に七五三フェアーを開催していますが、もうすでに9月1日には七五三の御祈祷がありました。

 

七五三というと以前は11月中で11月15日前にするのが主流でしたが、今はそれに関係なく着物や着付けなどの関係から早めにされる方が増えてきています。

9月には季節物の関係から千歳飴はご準備出来ませんが、七五三の授与品は準備してお待ちしています。

三歳は「髪置」と言い男女共に行われた儀式でこの歳から髪を伸ばし始めたと言われています。

五歳は男の子の「袴着」と言われこの歳から袴を着け始め、七歳は女の子の「帯解」と言われて付紐で着ていた着物から帯で締める着物に替える歳と言われています。

七五三のご祈願には厄落としの意味も含まれており、人は成長することで厄災を受け絶えず祓いながら清めながら生きていくものなのですね。

 

 


9月長月、まことの道と9月祭事予定

2013年09月03日 | 

今年は記録的な猛暑に見舞われていますが、8月も過ぎ、9月を迎えました。

9月は和名で『長月』と呼ばれ、秋の夜長の頃、という意味があります。

今はまだ蝉の声も境内に響いていて暦のように秋を感じることはありませんが、 “長月とは、夜初めて長きをおぼゆるなり。実に長きは冬なれども、夏の短きに対して、長きを知るゆえなり” と古人の言葉にありますので、長かった夏もそろそろ終わりになるのでしょう。

また、毎月社務所表には『まことの道』と題して神社・神道の格言を一つ挙げていますが、今月はこの言葉です。

 “誠は神の心なり 故に神に事(つか)ふるには 誠の心を以て祭れば 神是(こ)れを受け給ふ”

形式・作法を守るのも大切ですが、やはり神前に奉仕するに当たって一番大切な事は誠心誠意でお祭りをする事です。これは繰り返し神主、神社で言われてきた言葉で、有名なものに次の和歌もあります。

 “心だに 誠の道に叶いなば 祈らずとても 神や護らむ”

殊に暑さ、雨など過酷な季節でもありますが、この言葉を抱いて今月も神明奉仕に勤しんで参ります。

9 月 祭 事 予 定

1日(日) 月次祭、9:30~兼務鹿島神社例大祭、10:00~16:00 七五三予約(祝着・着付・写真)展示会

5日(木) 安産戌の日

7日(土) 9:00~兼務二宮神社秋季例大祭 10:00~兼務新戸諏訪神社例大祭

8日(日) 10:00~兼務東林間神社例大祭

14日(土) 9:30~兼務金山神社例大祭 11:00~兼務長嶋神社例大祭

17日(火) 安産戌の日

22日(日) 10:00~16:00 七五三予約(祝着・着付・写真)展示会

七五三予約展示会は、当社参集殿にて開催致します。


兼務「鹿島神社」例大祭

2013年09月02日 | 兼務神社

昨日は兼務神社 相模原市南区上鶴間本町鎮座「鹿島神社」の例大祭を斎行致しました。

8時半より町内子供神輿御霊入れ、9事半より例大祭祭典、11時より宮神輿御霊入れ、11時半宮出し、19時半宮入とご奉仕致しました。

宮出しでは、太鼓、笛の音色に合わせて、階段を一段ずつ進み氏子地域の巡幸に向かいます。

宮出しの様子

この地域は7町内に別れ、それぞれの地区お旅所で地区引継の祭典を行います。渡御の距離は約12kmとなります。

小田急相模大野駅周辺の渡御の様子

毎年、巡幸のルートに相模大野病院を通りますが、毎年患者さんが楽しみに待ってくれております。この場所では唯一、お囃子の音色に合わせ獅子舞、ひょっとこが奉納されます。

各お旅所での祭典を終え、最終お旅所から、友好団体の皆様が集合し、神輿保存会「鹿島睦」と共に宮入まで神輿を担いで行きます。

鹿島睦会長挨拶と友好団体の皆様

定刻19時半に宮入し、滞りなく今年の例大祭を終えることが出来ました。

子役員、世話人、町内会を始め関係の皆様お疲れ様でした。