Bc. Zuisho 瑞祥・・?

20年ほど昔の話です。
ランをやっている知り合いのおじいちゃんのお宅に
時々おじゃましてはランの図鑑をめくりながら、
いろんなお話を聞くのが楽しみでした。
ある時、おじいちゃんとおばあちゃんが、
古い時代の交配のカトレアがどんなに優雅だったか・・
というお話をしてくださいました。
その中で、
「うすい紫でふんわりしたとてもいいカトレアがあって
ズイショウ(瑞祥)といったんだけど枯れてしまってね・・」
「いい花でしたね~、忘れられないわね~・・」・・と。
よくおうかがいすると、
瑞祥らしき株はあるのだけれど、ほとんど枯れているし
ラベルもあっているかどうか定かではない。
もうだめだと思うけど、
よかったら持って帰ってやってみてと。
もう枯れているように見えるその株は
なんとか息を吹き返し20年かけてやっと咲きました。

ラベルが2枚入っていて
「C. 瑞祥」
「ラベンダー 大輪 夏咲 芳香」とあります。
んーー。
ラベンダーではないし、芳香という香りではない。
やっぱりラベルちがいなのかな・・
おじいちゃんからこの株を受け継いでから、
我家では瑞祥についていろいろ調べました。
なかなか情報がない;
あれこれ探すうちに、
古本屋さんで見つけた昭和35年発行の『洋蘭』に、
(著者 根津文雄 発行所 加島書店)
記載を見つけました!
「ブラッソカトレヤ・ズイショウ Bc. Zuisho 瑞祥
(Bc. Digbyano - Mendelii ×
C. Luddemanniana)
角田氏作出, ピンク厚弁, 大輪良形」
瑞祥は、
ディグビアナ×メンデリーとルデマニアの子でした。

ペタルには美しい刷毛目が入ります。

繊細なフリルはディグビアナ譲りかな。

斜め横顔です。
迫力あります。

株全体です。背丈は40センチほど。
我家のランの中では大きいです。
復活を願い続け、やっと花を見ることができました。
でもラベンダーではない・・
交配は環境によって特徴が変わったりするから
夏に咲いたらもう少し薄い色に咲くのか???
謎が多いです。
また来年も咲いてくれるかな。
いろいろわからないまま開花記録としてアップします。
―――
今日は冬至。
明日から少しずつ日が長くなりはじめます!
そう思うだけでうれしい。
寒さはこれからですがあと2ヶ月ほどしのげば
春の兆し-*

20年ほど昔の話です。
ランをやっている知り合いのおじいちゃんのお宅に
時々おじゃましてはランの図鑑をめくりながら、
いろんなお話を聞くのが楽しみでした。
ある時、おじいちゃんとおばあちゃんが、
古い時代の交配のカトレアがどんなに優雅だったか・・
というお話をしてくださいました。
その中で、
「うすい紫でふんわりしたとてもいいカトレアがあって
ズイショウ(瑞祥)といったんだけど枯れてしまってね・・」
「いい花でしたね~、忘れられないわね~・・」・・と。
よくおうかがいすると、
瑞祥らしき株はあるのだけれど、ほとんど枯れているし
ラベルもあっているかどうか定かではない。
もうだめだと思うけど、
よかったら持って帰ってやってみてと。
もう枯れているように見えるその株は
なんとか息を吹き返し20年かけてやっと咲きました。

ラベルが2枚入っていて
「C. 瑞祥」
「ラベンダー 大輪 夏咲 芳香」とあります。
んーー。
ラベンダーではないし、芳香という香りではない。
やっぱりラベルちがいなのかな・・
おじいちゃんからこの株を受け継いでから、
我家では瑞祥についていろいろ調べました。
なかなか情報がない;
あれこれ探すうちに、
古本屋さんで見つけた昭和35年発行の『洋蘭』に、
(著者 根津文雄 発行所 加島書店)
記載を見つけました!
「ブラッソカトレヤ・ズイショウ Bc. Zuisho 瑞祥
(Bc. Digbyano - Mendelii ×
C. Luddemanniana)
角田氏作出, ピンク厚弁, 大輪良形」
瑞祥は、
ディグビアナ×メンデリーとルデマニアの子でした。

ペタルには美しい刷毛目が入ります。

繊細なフリルはディグビアナ譲りかな。

斜め横顔です。
迫力あります。

株全体です。背丈は40センチほど。
我家のランの中では大きいです。
復活を願い続け、やっと花を見ることができました。
でもラベンダーではない・・
交配は環境によって特徴が変わったりするから
夏に咲いたらもう少し薄い色に咲くのか???
謎が多いです。
また来年も咲いてくれるかな。
いろいろわからないまま開花記録としてアップします。
―――
今日は冬至。
明日から少しずつ日が長くなりはじめます!
そう思うだけでうれしい。
寒さはこれからですがあと2ヶ月ほどしのげば
春の兆し-*
※自動掲載される広告は当ブログとは関係ありません。非表示にできなくてすみません。