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ベランダ オーキッド ナーセリー

ベランダや窓辺で 夫(潅水当番さん)が育てている蘭が 季節の移り変わりとともに花を咲かせます。

Bc. Zuisho 瑞祥・・?

2022-12-22 10:10:23 | C.交配・交雑系 カトレア
Bc. Zuisho 瑞祥・・?

20年ほど昔の話です。
ランをやっている知り合いのおじいちゃんのお宅に
時々おじゃましてはランの図鑑をめくりながら、
いろんなお話を聞くのが楽しみでした。

ある時、おじいちゃんとおばあちゃんが、
古い時代の交配のカトレアがどんなに優雅だったか・・
というお話をしてくださいました。

その中で、
「うすい紫でふんわりしたとてもいいカトレアがあって
ズイショウ(瑞祥)といったんだけど枯れてしまってね・・」
「いい花でしたね~、忘れられないわね~・・」・・と。

よくおうかがいすると、
瑞祥らしき株はあるのだけれど、ほとんど枯れているし
ラベルもあっているかどうか定かではない。
もうだめだと思うけど、
よかったら持って帰ってやってみてと。
もう枯れているように見えるその株は
なんとか息を吹き返し20年かけてやっと咲きました。


ラベルが2枚入っていて
「C. 瑞祥」
「ラベンダー 大輪 夏咲 芳香」とあります。

んーー。
ラベンダーではないし、芳香という香りではない。
やっぱりラベルちがいなのかな・・

おじいちゃんからこの株を受け継いでから、
我家では瑞祥についていろいろ調べました。
なかなか情報がない;

あれこれ探すうちに、
古本屋さんで見つけた昭和35年発行の『洋蘭』に、
   (著者 根津文雄 発行所 加島書店)
記載を見つけました!
 
「ブラッソカトレヤ・ズイショウ Bc. Zuisho 瑞祥
(Bc. Digbyano - Mendelii  ×
         C. Luddemanniana) 
  角田氏作出, ピンク厚弁, 大輪良形」
 
瑞祥は、
ディグビアナ×メンデリーとルデマニアの子でした。
  

ペタルには美しい刷毛目が入ります。


繊細なフリルはディグビアナ譲りかな。


斜め横顔です。
迫力あります。


株全体です。背丈は40センチほど。
我家のランの中では大きいです。

復活を願い続け、やっと花を見ることができました。
でもラベンダーではない・・
交配は環境によって特徴が変わったりするから
夏に咲いたらもう少し薄い色に咲くのか???

謎が多いです。
また来年も咲いてくれるかな。

いろいろわからないまま開花記録としてアップします。

―――
今日は冬至。
明日から少しずつ日が長くなりはじめます!
そう思うだけでうれしい。
寒さはこれからですがあと2ヶ月ほどしのげば
春の兆し-*



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C. ディナード ‘ブルー ヘブン’

2022-09-07 14:51:05 | C.交配・交雑系 カトレア
C. Dinard ‘Blue Heaven’ (MC)

カトレア ディナード ‘ブルー ヘブン’ のMCです。
この画像は咲き始めの様子です。
1930年登録。美しい薄紫のカトレアのメリクロンです。


花の色調は繊細で、
ちょっと日差しが和らぐとやや青紫系に見え、
(最初の画像)
強い日差しや室内の蛍光灯下では赤みが強まり
(2枚目の画像)
・・どうでしょう?あまり変わらないかな?(^。^ゞ


日中、とてもよく香ります。
甘くふくよかで上品ないい匂いです。
2017年1月、
京阪百貨店守口店の「関西らんフェスタ」で見つけ
我家にお迎えしました。そしてついに咲きました!


ゆったりとしたペタル。
神秘的な深い色のリップ。
すっかり虜になってます・・


ペタルの繊細な透明感。
迫力いっぱいのリップの存在感。


花の中央は薄っすら薄緑がかり、
スロートの合わせ部分のシャリシャリした色も絶妙。
優雅で堂々としていて。
すてき。



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C. ドロサ

2017-05-31 13:08:21 | C.交配・交雑系 カトレア
C. dolosa

カトレアのドロサ。久々の開花です(^-^)
ロディゲシーとワルケリアナの自然交配種。

リップが鮮やかで、目に飛び込んできます。
ふんわりとしたスロートは真っ白。
やわらかなパステルピンクがきれいです。



このドロサ、2005年には11輪も咲き揃い絶好調でした。
ところがその後、調子を崩し、小さなバルブだけになってしまいました(T.T)
長い年月をかけて復調です凸!!

今年は、こうした復調株の久々の開花が多くて
うれしいです(^^)♪♪♪


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C. ボウ ベルズ ‘エルザダ’

2016-11-25 18:44:48 | C.交配・交雑系 カトレア
C. Bow Bells‘Elzada’

カトレア、ボウベルズ‘エルザダ’が咲きましたヽ(^▽^)/
ワーイワーイワーイ!ボウベルズです!!

「関西には今も、往年のカトレアの銘花が残っている」とおうかがいしたことがあり、

こちらに引越して、らん展はドキドキの宝箱です。

そして、あるらん展のブースの中。
いろんな株にまじって、こんな歴史的銘花がチョコンといました。

発見した潅水当番さんも「本当にいたよ!」と目がまん丸。ビックリでした。



我家に、ボウ ベルズがやってきました!

でも~・・
本当に我家で咲いてくれるかな?
何年も沈黙しないかな?(よくあるパターン;)
半信半疑で眺めていましたが、
本当に、こうして咲きました(^▽^)!

すごーい!
ふっくらとした存在感。エレガントです。
それに香りがすばらしい~。とってもいい香りです。



日に日に、花が広がっていきます。

目の前でボウベルズが咲いていることが、もう夢のようです(^^)



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エンプレス オブ ロシア ‘大山崎’

2016-05-10 13:19:24 | C.交配・交雑系 カトレア
Rlc. Empress of Russia ‘Ohyamazaki’ (旧Bc.)


リンコレリオカトレアのエンプレス・オブ・ロシアの‘大山崎’が 久々に咲きました。
枯れなくてよかった~!! 何よりもホッとしています。
うれしくて、画像が大きすぎたかな・・;

ふっくらと丸いリップのフリルは細やかで、
白い大きな花のフチには、ほんのりと桜色がさしこみます。

そして香ります。
香りは、ふんわりとやさしく、その中に スッとした爽やかさがあります。



このランは、ディグビアナとメンデリーの交配です。
この画像が、特徴がよくでているかもしれません。
花の形はディグビアナの印象で、そこにふんわりとメンデリーが重なった、独特の雰囲気です。

前回の開花は、咲くので精いっぱいというかんじでしたが、
今回はだいぶ メンデリーの雰囲気がのってきたように思います。



遠目には白花に見えるのですが、よく見るとペタルのふちのピンクがきれいです。



この株は、分けていただいた株です。
旅行先でたまたま出逢ったおじいちゃんとランの話がふくらみ、
私たちが探している Bc. Zuisho 瑞祥(Bc. Digbyano-Mendelii × C. Luddemanniana var. alba)
のことをお話ししたら、
「親のディグビアナ・メンデリーならありますよ」と分けてくださったのがこの株で、
個体名が‘大山崎'で驚いてしまいました。

この長いくだりは、2010.11.17のブログに書いています。



‘大山崎’は、関西の実業家 加賀正太郎が京都の大山崎山荘で栽培されていた蘭です。
加賀正太郎は、育てていた蘭の中から美しい優良種104種を選び、
後世に残すため『蘭花譜(らんかふ)』として300部だけ刊行したそうです。
 
エンプレス オブ ロシア‘大山崎’は、この蘭花譜の中にあります。
以前はネットで、蘭花譜の画像を何枚か見られたのですが、今は見られず残念ですが、
大山崎山荘美術館は、隣の隣の駅で電車で7分ほどで行けてしまいます!
一度、行ってこよう!呼ばれたかな~(^v^)

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Ctt. ポーシャ ‘カニザロ’

2014-11-01 14:50:44 | C.交配・交雑系 カトレア
 横浜は、今日は雨です。一雨ごとに秋が深まります。
 雨になる前に撮った開花写真です(^^)

Ctt. Porcia 'Cannizaro'

カトリアンセの ポーシャ‘カニザロ’です。
大きなリボンのような花です。
あどけない愛らしさは、真ん丸なペタルやリップの形からでしょうか(^^)

この花を検索してみると、
みなさんのカニザロは もっとのびやかに縦長に咲いていらっしゃるようです。

我家のカニザロは、コロコロ太った子豚ちゃんみたい?!
水が足りないのかしら(^^)ゞ



いつものように青空バックでも撮ってみました。

知り合いのおじいちゃんから分けていただいた株です。
1927年・・昭和2年の交配です。



今年は7月末まで外にだせなかったので、咲かないものと諦めていました。
本来は多花で、たわわに咲くランですが、3輪だけでした。
でも、あの環境の中、よく3姉妹で咲いてくれました。
ナデナデしています(^-^)


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C.ワルケリンター・セルレア

2014-02-04 12:16:07 | C.交配・交雑系 カトレア
C. Walkerinter f. coerulea
Cwalkerintercoerulea0221
 カトレアの ワルケリンター、セルレアで、
 ワルケリアナとインターメディアの交配です。

 我家では、相当に古い株です。

 一時、すっかり元気がなくなりましたが、
 この1年、急に元気を回復し、久々に咲きました。

Cwalkerintercoerulea0761
 室内で、朝日の中の写真です。

 雪の結晶のような きれいな六角形。
 スロートの合わせも上品で、
 リップの紫が白に映えます。

 ランは、愛情に敏感ですね・・
 丈夫だと思って放っておくと、とたんに調子が崩れるし

 大事に、毎日、のぞきこんでみていると、
 なんとなーく、元気になってきます。

 ランからも、こちらを眺めているのでしょうね。
 ・・ギョギョーっ!私のことなんて思ってるかなー;

 1年に1度の楽しみ、「世界らん展」が、
 あと10日後に迫ってきました!
 遠足を待つ小学生みたいなキモチです♪
 楽しみですねー!

    
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ハワイアンウェディングソングとボウベルズの子

2013-10-18 09:40:31 | C.交配・交雑系 カトレア
C. Hawaiian Wedding Song × C. Bow Bells
Chawaiianweddingsongbowbells00431
 カトレアの
 ハワイアンウェディングソング と ボウベルズの交配です。
 
 この花も2009年以来の開花です。
 咲いてよかった~
 いったいどうしたのか・・と、思っていました。

 今年は、数年 お休みしていた花が
 咲きます^^

Chawaiianweddingsongbowbells0331
 白い花には、白ならでの華やぎがありますが、
 この花は、リップの中心が落ち着いた色調のためか、
 静けさを感じます。

 フルーツミックスのような甘い美味しい香りがします^^

    
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C. ワルケリンター・セルレア

2012-09-10 09:44:12 | C.交配・交雑系 カトレア
C. Walkerinter v. coerulea
Cwalkerintercoerulea025a1
 カトレア、ワルケリンターのセルレアです。
 久しぶりに咲きました。
 毎日暑い中、こういう色は一服の涼です。
 ひんやり感があります*


Cwalkerintercoerulea0281
 夜風はだいぶ涼しくなり、秋の気配を感じますが、
 日中は なにしろあ゛づい゛ですね・・
 すごい日差しの中でも、
 こんなふうに、涼しそうな表情でいたいものです^^

    
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Slc. アンザック ‘オーキッドハースト’

2011-10-17 09:15:21 | C.交配・交雑系 カトレア
Slc. Anzac ‘Orchid hurst’ OG (現在はC.)
Slcanzacorchidhurst0701
 アンザック ‘オーキッドハースト’。1921年の登録です。
  
 深い、いい色です。 
 落ち着いた静かな深みと、華やかなきらめきが、共存する花です。
 
 知り合いのおじいちゃんが
 「育ててみなさい」と、分けてくださった株です。
  
 しっとりとしたビロード感のリップ。
 奥に、ハッとするほど鮮やかなオレンジ色を秘めていますが、
 周囲の濃色に包みこまれて撮れません^^;
 
 
 
 
Slcanzacorchidhurst0721
 今回は2輪さきました。
 お互いに、ほどよい距離をとって咲いています。
   
   
   
  
Slcanzacorchidhurst0741
 アンザックは、株が少々あばれます。
 花は重厚ですが、やんちゃな姿に親近感です^v^-♪
     
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C. パールハーバー ‘オーキッドグレード’

2011-09-07 10:48:43 | C.交配・交雑系 カトレア
C. Pearl Harbor ‘Orchidglade’
Cpearlharbororchidglade0501
 カトレアのパールハーバー ‘オーキッドグレード’です。
 先週、 台風接近の怪しい天気の中、ちょこんと咲き始めました。
 
 雲と 同化しています;
  
 いつもは秋に咲く花ですが、 暑いうちに咲いてしまいました。
    花が早く終わってしまいそう。
       台風一過の青空で、撮りたいなあ~
 
   
  
  
 
Cpearlharbororchidglade0271
 花は、なんとか持ちました。
      甘くて優雅な、いい香りがします。
  
 1951年登録で、Bow Bells と Celia の交配です。
 
 知り合いのおじいちゃんから引き継いだ、大切な株です。
 涼しくなったら、報告におうかがいしなくちゃ^^!
  
 スロートが太く、おおらかな雰囲気がします。
  
  
  
  
Cpearlharbororchidglade0531
 いつもは、両耳にフワフワとフリルが入るのですが、
 今年は夏に咲いてしまったせいか、水が足りなかったか、
 やや小ぶりです。
 
 晴れた日には、空の青が映りこみます。
 
---
 暑さを言い訳に、トーンダウンしてました^。^ゞ
 やっぱり、少しずつでも、前へ、前へ。
 時間の使い方が荒くなっていたかも・・
 今の時間を、心をこめて細やかに。ですね~!
     
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オブリエニアナ ・アルバ

2011-04-13 08:44:11 | C.交配・交雑系 カトレア
C. Obrieniana f. alba 
Cobrienianaalba006a1
 カトレアのオブリエニアナ、アルバです。
  
 ドロサ(ロディゲシーとワルケリアナの自然交雑)と、
 ロディゲシーの交配種です。
 
 白いふっくらとした花ですが、ペタルにコリがでます。
 肩に力が入っているのかも。
  
  
 
 
Cobrienianaalba0311
 「困ったなぁ~」・・・というかんじ・・
 コリがほどけるように、マッサージしてあげたいですね。
 時には、ユル~っと、リラックス*
 
 

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エンプレス オブ ロシア ‘大山崎’

2010-11-17 10:46:10 | C.交配・交雑系 カトレア
Bc. Empress of Russia ‘Ohyamazaki’ (現Rlc.)
Bcempressofrussiaohyamazaki076a11
 ブラッソカトレアのエンプレス・オブ・ロシアの‘大山崎’が
 咲きました。      (現在は、リンコレリオカトレア)
 
 大きな丸いリップは、細やかなフリフリでいっぱいです。
 なんと表現したらいいのか・・爽やかなやさしい香りがします。
 
  
 
 
Bcempressofrussiaohyamazaki0811
 この花は、ディグビアナとメンデリーの交配です。
 花全体の形はディグビアナの印象。
 そこに ふんわりメンデリーが重なった、独特の雰囲気です。
 
  
 
 
Bcempressofrussiaohyamazaki1171
 この花が我家にやってくるまで・・・
 少し長くなりますが、記しておこうと思います。
 
 ランをやっていらっしゃる知り合いのおじいちゃんが、
 おうかがいすると いろいろと昔の話をしてくださいます。
 
 ある時、おじいちゃんとおばあちゃんで、
 古い時代の交配のカトレアが、どんなに優雅だったか・・
 というお話をしてくださいました。  その中で、
 
 「うすい紫のふんわりとした 本当にいいカトレアがあって
  ズイショウ(瑞祥)といったんだけど、枯れてしまってね・・;」
 「いい花でしたね~、忘れられないわね~・・」
 
 それから我家では、瑞祥について いろいろ調べました。
 手掛かりは、瑞祥という名前と、薄むらさきがかった花だったこと。
 ラン屋さんで、お話をおうかがいしたり、
       古本屋さんで、古い蘭の本を探したり・・
 
 そしてとうとう、
 昭和35年発行の『洋蘭』という本の中に見つけました!
 
 「ブラッソカトレヤ・ズイショウ Bc. Zuisho 瑞祥
    (Bc. Digbyano-Mendelii   ×
          C. Luddemanniana var. alba)  」
 
 瑞祥は、ディグビアナ・メンデリーとルデマニアだったんだ~!  
  
 
  
 
Bcempressofrussiaohyamazaki0813
 なんとか「瑞祥」という株そのものに たどりつけないか・・
 昔のカトレアをご存じの方にお会いするたび、この話をしました。 
  
 すると、また別の、知り合いのおじいちゃんが、
 「瑞祥はないけれど、
  その親のディグビアナ・メンデリーはありますよ」と、
 分けてくださいました。
 それが、今日のこの花、エンプレス オブ ロシアです。
 しかも、おじいちゃんの株は、個体名‘大山崎’でした。
 
   
  
   
Bcempressofrussiaohyamazaki0851_2
 ‘大山崎’といえば、関西の実業家の加賀正太郎の、
 京都の大山崎山荘で栽培されていた蘭ではないかしら・・

 いろいろな方とのご縁で、話が少しずつ繋がって、
 我家にやってきたランです。
 ・・写真を撮っていても、キンチョーする・・^・^ゞ
 
  
  
  
Bcempressofrussiaohyamazaki0391
 前述の加賀正太郎は、育てていた蘭の中から、
 美しい良花を後世に残すため、優良種104種を選び、
 『蘭花譜(らんかふ)』として300部だけ刊行したそうです。
 
 蘭花譜の104種のうち、19種が、
 大山崎町商工会のHPの「サイバー蘭花譜」で見られます。
 エンプレス オブ ロシア ‘大山崎’は、
 このサイバー蘭花譜の⑥をクリックするとみられます。
 http://oyamazaki.kyoto-fsci.or.jp/cyber/cyber.html
 
 蘭花譜に記録された花の雰囲気は、このアングルが近いかな。
 
 ・・今日は、すっかり長い話になってしまいました^^ゞ
   
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パールハーバー ‘オーキッドグレード’

2010-11-08 10:07:47 | C.交配・交雑系 カトレア
C. Pearl Harbor ‘Orchidglade’
Cpearlharbororchidglade0191
 カトレアのパールハーバー ‘オーキッドグレード’です。
 ふんわり、フワフワの白いカトレア。
 
 のびやかに優雅です。 ・・型にはめられたものではなく、
 内から ゆったりと かもしだされる優雅さ~*
 
 いい香りです。甘く、やわらかな匂い^^  
 
 いいなあ~。 あ・こ・が・れ~!
  
 
 
  
Cpearlharbororchidglade0161
 2輪寄り添って咲きました。
  
 
 
 
Cpearlharbororchidglade0361
 Bow Bells と Celia の交配で、1951年の登録です。
 知り合いのおじいちゃんにいただいた株です。
  
 外から室内へ取込みで、つぼみの状態で居場所を移したため、
 ツボミがしぼんでしまわないか、心配しました。
 ペタルが先端まで大きく開きませんでしたが、
 無事に咲いてヨカッタです~^〇^! 
 
 
 
 
Cpearlharbororchidglade0011
 晴れた日は、白がいっそうきわだちます。
 空の青が映えます。
 
 
 
 
Cpearlharbororchidglade0631
 葉っぱも大きく、大柄です。
 おじいちゃんからのバトンタッチ、大切にしたい株です。
   
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C. パールハーバー ‘オーキッドグレード’

2010-05-11 07:32:08 | C.交配・交雑系 カトレア
C. Pearl Harbor ‘Orchidglade’
Cpearlharbororchidglade0051
 カトレアのパールハーバー ‘オーキッドグレード’です。
 ふんわりと たおやかに 咲きました。 
 
 
 
  
Cpearlharbororchidglade01511
 Bow Bells と Celia の交配で、1951年の登録です。
 豊かな たっぷりした雰囲気です。
 
 
 
 
Cpearlharbororchidglade0181
 横顔も・・*
 ほんわりとした、いい香りがします~
 
 
 
 
Cpearlharbororchidglade0053
 ゆった~り咲いています。
 おおらかな余裕に 憧れます。
 
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