ベランダ オーキッド ナーセリー

ベランダや窓辺で 夫(潅水当番さん)が育てている蘭が 季節の移り変わりとともに花を咲かせます。

那智小葉大文字草と今年の山野草

2017-12-26 12:13:38 | 山野草

今年をしめくくる画像はランにしたかったのですが、どれも きれいに開くまで、もう少し時間がかかりそう。

そこで、今頃やっと咲きだした大文字草です(^^)
ナチコバダイモンジソウ(那智小葉大文字草)
とても小さな大文字草で、咲き始めのNSは8ミリほどです。

このシベの色!小さな球体の美しさ!
でもピンが合ってない;これが今年の〆の1枚とは、くうぅ・・・(^^;)



全体の色、造形のバランス、きれいです。
花びらがそってしまい、これで花は終わりかと思っていたら・・



翌日、手足を気持ちよくのばして文字通り大文字です!
花は大きく広がり、NS3センチほどになります。
つぼみがいっぱいふくらんできて、これからどんどん咲きそうです。
こんなに寒いのに、咲くかな??


今年は、山野草との出会いが多い年でした。
もたされることも多かった(^.^)
ランのブログだから遠慮していましたが、あれだけお散歩画像もアップしたし、山野草たちもまとめて記しておこうと思います。

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【9月下旬】

石垣島 姫スミレ。
可憐さに一目惚れしました。


ラベルを横に置いてみました。
こんなに小さいんです!
来年、いっぱい咲かせられたらいいな~!



紫式部。
昨年から、安定して花が咲き、実がつくようになりました。
ひとつだけ真っ白!
視線を独り占めしています。


【10月下旬】

アサマリンドウ。
朝熊竜胆と書き、三重県の朝熊山に由来するそうです。
個性的なリンドウで、デザインして描いたみたいです。



背の低さが面白いです。5~6月に摘心するらしい。忘れないようにしなくちゃ!


【11月初旬】

清澄白山菊(キヨスミシラヤマギク)
千葉県の清澄山由来の野菊の一種なそうです。
咲きたてのシベは美しく、また咲き始めから花終わりまで花色がどんどん変化する美しい野菊です。撮影のタイミングを逃したのが残念;
茶花として人気があるそうです。なるほど、わかります。



山野草ではありませんが、ミニチュアローズのウィンターマジック。とてもいい香りです。
ブルーローズで、秋の方が深い色合いになるようです。
今秋、ウィンターマジックがたくさん咲きました。

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関西に来て2年半になりました。
ブログを読み返すと、毎年、今年の一文字を書いています。
読み返すとオモシロイ。

関西に来た1年目は「驚」
関西に住むことになろうとは驚きの一言でしたし、関西の文化、食材、親切の距離・・新鮮に驚くことがたくさんでした(^^)

昨年は「扉」
いろんな方と出会い いろんな扉を開けていただきました。開けねばならない扉もあったなあ・・。

今年は「瞬」かな。
関西の四季、移り変わる季節のその瞬間、光がさしこむその瞬間、歳とった親と電話するその瞬間、美味しいものを食べるその瞬間(笑)、そんな一瞬一瞬がとても愛おしく、大切で、シャッターをいっぱい押した年でした。
・・あまり素直に書くと、あとで気恥ずかしくなって消したくなるので、これぐらいにしておきます。



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C. セルヌア 'スモール ヒル'

2017-12-19 18:01:11 | Soph.=ソフロニティス
C. cernua‘Small Hill’ (旧 Soph. )
カトレアのセルヌア ‘スモール ヒル’。
2016年のお正月明けに ラン屋さんの温室で見かけ、
華奢な愛らしさに一目惚れして連れてきた株です。

昨シーズンは咲かず、バルブも太れず、体調が心配でしたが、
今年はモリモリに咲いてくれて、一安心です。



ちょっと、水が足りなかったか;
葉っぱも平らに伸びていないし;課題山積ですが、
復調気配は確かです!



光にあてて花色をよく見ると、
蜜柑色と橙色とローズ色がとけあった美しいコーラルカラーです。

ラベルには1990年から始まる開花記録が丁寧に綴られています。
持ち主の方、どなただったんでしょう。
今、我家にいます。こんなかんじです(^ ^)



花茎がグリーンです。
この頃、花茎まで赤いセルヌアを見ることが多く、新鮮に感じます。



株全体です。
元気な時には ヘゴいっぱいに成長していたのだと思います。
左右で葉っぱの大きさがだいぶ違うのはどうしてかな。

連れてきた年はマグアンプを置いてみたのですが あまり変化がなかったので、
今年は ガピオタを規定の倍に稀釈して水やりしました(4月中旬~10月)
それが効いたかな?

とても薄くして使ったせいか、ガピオタはあまり減らず、まだまだあります(^.^)
来年も飲ませてみます。



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冬支度

2017-12-13 11:06:03 | 栽培メモ

すっかり寒くなりました。
いや、もう真冬の寒さです;

ベランダにあった鉢たちは、11月中旬に殺虫殺菌したあと、少しずつ室内に取り込んできました。

いくつか覚書です。

例年通り、トリアネーなどのカトレアやアスコセントラム等、暖かい環境を好むものから入れ始めました。

ブロートニアも早めに取り込みました。冬場は暖かいところでカラカラにすると教えてもらい、昨年きれいに咲いたので今年もそうしてみますが、バルブがまだ小さくてやや心配。

ルンディは諸説ありますが、冬場は温度があった方がいいように感じています。でも寒さにあてないと花がつかずに新芽になってしまうような気も。そこで11月末まで外に置き、今は天井近くの暖かい場所に胡蝶蘭と一緒に置いています。水やりは、ルンディは乾いてから。胡蝶蘭は乾かないように。

レプトテスは12月になってから入れました。ずっと昼間も15℃以上あったので日差しにあて、最低気温が5℃を切るようになったタイミングで取込みました。

カトレアの中でもワルケや、細くて小さい寒さに強いタイプのインターメディアはレプトテスと同じタイミングで取込みました。

富貴蘭は外に置いて水やりはしっかり控えると教わりましたが、そうは言っても時々葉水程度。

全体の水やりは、去年は週に2度ほど ワーディアンケースのトレイに水が溜まるぐらいしっかりジョーロでやっていましたが、いくつか腐らせてしまったので; 今年は基本的に1日おきに葉水。週に1度しっかり水やりのペースにしています。


どんどん日が短くなって寒くなるこの季節、なんだか さびしーっ;
早く冬至がくるといいな~!日ごとに日が長くなるのを実感したいです。気持ちは、温度より日照だな~(^▽^) 

こんな季節でも梅のツボミは うれしそうにまん丸にふくらみ、春への準備を進めています。梅のツボミに弟子入します(^^)


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北野天満宮 もみじ苑

2017-12-05 17:47:43 | 関西散策
紅葉、急に散り始めました。そろそろ終わりかな~
画像は11月25日の北野天満宮です。


北野天満宮のもみじ苑。きれいでした!
そして、それほど混んでない。穴場です(^^)



北野天満宮に行ったのは、骨董市が目当てでした。
京都の2大骨董市と言われる、東寺の毎月21日開催「弘法市」と、北野天満宮の毎月25日開催「天満市」。「北の天神さん、東の弘法さん」と呼ばれるらしい。
東寺にはよく行くので、天満市に行ってみました。
ものすごい規模の縁日で、つぶさに回ると1日かかります。

骨董市のついでに ふらっと入ったもみじ苑が とても素敵でした!



北野天満宮と言えば、梅。
紅葉がこんなに美しい場所とは、知りませんでした。
2015年秋の「そうだ京都、行こう」のポスターにも登場しています。



入ってすぐにこのモミジ。



みんなが手を差し伸べて写真を撮っています(^^)



鶯橋と紅葉。絵になります。時々、こんなふうに人がいない時間があります。
モミジ狩りの穴場やな!



春に梅を見に来た時、梅の上にこんなにたくさんのモミジがあることに気づきませんでした。
梅の開花時期に、モミジはまだ小さな新芽だからですね。



赤いモミジ、紅色です。



赤いモミジに変身中!



所々、まだ青モミジでした。
12月に入ってもきれいだろうなあ~と思っていたのですが、
ネットの紅葉速報によると、昨日あたりから 急に散り始めたらしいです。



川面に赤いモミジが映って真っ赤です。



あっちこっち目移りするので(^.^)
黄色いモミジに注目してみました。



竹とモミジ。コントラストが鮮やかで目をひきます。
モダンな雰囲気*



輝くモミジ。一見の価値あります。



モミジの上にまたモミジ。その上にも、そのまた上にもモミジ(^^)



天の川のようなモミジ。
だんだん、モミジで お腹いっぱいになってきました*



どこを切り取ってもきれいです。



モミジと光のコンチェルト。



今年は紅葉を堪能しました。
まだ糺の森あたりは見頃のようです。
オナカいっぱいと言いながら、行ってみようかと思ってしまう・・(^皿^)



行った日たまたま、京都吉兆さんの「京丹後産鹿肉のつくねと塩チャーシュー入り担々麺」が限定でありました。



吉兆さんの担々麺なんて!食べて見なくちゃ~(^▽^)!
「紅葉真っ盛りの時期に紅葉肉(鹿肉)の担々麺」なそうです。
柚子が効いた担々麺、美味しかったです。


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明朝、関西は冷え込みそうです。
11月、外に置いていたランを順次取込んできましたが、いくつかベランダに残していた鉢も取込みました。室内の様子、また改めて記録します。そろそろランにもどらなくちゃ~;


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紅葉の嵐山

2017-12-01 12:08:38 | 関西散策
先週、早起きして嵐山にでかけました。
空気が澄みわたり、時間と共に刻々と変わる表情に魅了され、
3日も通ってしまいました(^^)

今日の「そうだ 京都、行こう。」の紅葉情報によると渡月橋のあたりは散り始めらしいです。それもまた見たいな~
http://souda-kyoto.jp/travel/koyo/index.html?idk=0000474

先週の嵐山です。


早起きは三文の得(^^)
マイナスイオンがいっぱいです!



色づいた嵐山。雨上がりの朝の嵐山は格別です。



遠くに比叡山。
あんなに遠くなのに、川面に比叡山が映っています。静か・・



渡し舟が動き始めると、静かだった川面も動き始めます。



早朝の保津川。山入端からおひさまが昇ってきました。



空の青が水面に映ります。




舟が動きだす前は、鏡のよう。



あ~!舟キターッツ!
水映りが消えちゃうよ~(笑)



波がおさまると、またこのとおり。



目の前の紅葉も、向こう岸の紅葉も、水映りの紅葉もきれい~!



紅葉の御簾が続きます。
歩きながら動画で撮りたい。



保津川沿い、趣きがあります。
風の音、鳥の声、舟の行く音・・



光の道に、舟がとけこんでいきます。



舟が通った波に 光が戯れます。
ここに1日中 居てしまいそう。



うわ~!どんどんきましたーッ!
今日も1日が始まったみたいです。



一隻、二隻くらいが絵になるな~



保津川沿いの道には、どんな色も存在します。
道の上で、白黒ツートンカラーの鳥が遊んでいます。撮れるかな?!



追いかけて撮りました(笑)
何の鳥かな?シジュウカラよりも大きいかんじ。



おひさまが昇り、写真を撮りに来る方々もちらほら。



千光寺に登ってみることにしました。



眼下に見える保津峡がエメラルドグリーンに見えます!



千光寺の山門です。
こちらの鐘楼は、三打まで撞いてよいそうですが、心をこめて一打。
撞く人によって、響きが違います。



千光寺のモミジは葉っぱが小さくて繊細です。



下に保津峡、彼方には比叡山、そして目の前に小倉山が見えます。
時折、保津川沿いに トロッコ電車が走ります。



小倉山、散策している人達が見えます(^^)



今年は紅葉が長く楽しめて、うれしい*


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京都の紅葉情報に、散り始めマークが増えつつあります。
でも、まだまだ見頃の場所が たくさんあります。
早朝の散りモミジも きれいです。


風の強い日は、モミジ吹雪。
チラチラと舞いながら、自由に飛んでいるモミジたち。



朝イチ。まだ 誰も通っていない道。誰にも踏まれていないモミジたち。
散ったばかりのモミジたちは、軸をツンと立てています。
散った後も 楽しそうだね~(^ ^)



おっ!! 見事な着地!
すごいすごい(^▽^) なんだかうれしい*
 
この上は歩きにくいな~、道の端っこをそっと歩きます。


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渡し舟の船頭さんが、保津峡の色づきはまだこれからすすむとおっしゃってました。
でも北風が強く吹くと散らすからな~とも。
一年中 毎日見ているけれど、見飽きることがないそうです。
特に桜の後の山色はいいですよと教えてくださいました。

最寄駅から嵐山まで、たった25分280円で行けてしまうなんて夢のようです。
通うぞ~ヽ(^▽^)/



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