Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

オルガ・シシューキナ コンサート&ワークショップ

2011-02-02 23:36:10 | カンテレ

オルガ・シシューキナさんの音楽に酔いしれた贅沢な一日。

コンサート:14時~ 牛込払方町教会にて。

カンテレ(フィンランドの伝統民族楽器)では、バッハ、ドビッシー、フィンランドの曲など。

グースリ(ロシアの古楽器)の起源は11世紀に遡る。同類の楽器はカンテレをはじめ、バルト地域、インド、中国、アラビア諸国と世界中にあり、現在のグースリは19世紀終わり頃に整えられたという。

ときに力強くパワフルに、ときに優しくソフトに・・・、オルガの手は魔法の手。40人の聴衆はただただ感動の午後のひととき。

コンサートの様子を、カンテレ生徒さんがご紹介くださっているので、是非ご覧ください。デジブック 『 Olgaその芸術 』
http://www.digibook.net/d/1f15ef13a05eba31b8e6d930e97c1fc0/?m

ワークショップ:18時~ フーガ教室

カンテレよりずっとかたい弦はピアノ線。ピックはギター用よりずっと小さく、三角の形も二等辺三角形に近い。姿勢、腕の角度、手の構えなどの基本、そしてグースリテクニックをひとつひとつ丁寧に教えてくださる。カンテレに応用してみるが、簡単そうに見えても悪戦苦闘、「リラックス、脱力」と教えられても、肩や手に力が入りこちこち。また最新の小型カンテレテクニックも学び、歌いながら楽しく合奏。

同行のコイスティネン社(カンテレメーカー)社長のハンヌは、「大きなホールで大勢の人にカンテレを聴いてもらいたい」と大形のコンサートカンテレやエレキカンテレを開発した人だが、二人の夢は、グースリをもっともっと世に広めるために、カンテレ同様、大型化やエレキに開発することとか。力強く語るハンヌの目がきらきら耀いていた。

その後皆で夕食へ。和食のリクエストがあったので、日本酒や日本食をたっぷり召し上がる。カンテレ談義で世はふける、なんとも贅沢な一日だった。



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Kiyoko Kokuni)
2011-02-03 16:34:00
先生のお陰で素晴らしい時間を頂きました。 近距離での演奏でしたから耳と心を通してOlgaの演奏を全身で受け止めることが出来ました。圧倒されました。kanteleはやり始めて二年半とKoistinenが言ってられましたが、右に出る人がいないのではないでしょうか。あの若さでgusliの演奏もただただ音ろきました。この二年間You Tubeで天才少女の演奏を聞いていましたが、実際に聴けた幸せを感謝します。有難うございました。
返信する
Unknown (suomiho)
2011-02-04 07:17:46
オルガは、まだまだ蕾が膨らみ、そして大輪が咲くことを予感させる才能の持ち主です。5月に予定している訪フィン中にちょうどバースデイコンサートががあるので、またさらに成長した演奏を聴けそうです。
カンテレ、どうぞ楽しみながら続けてくださいね。
返信する

コメントを投稿