先週末は青木美和SAJデモンストレータによるキャンプに参加してきました。場所は戸隠スキー場。初訪問だと思います。
青木美和SAJデモンストレータは新潟県連の高田自衛隊スキー部所属。現役の自衛官です。昨シーズンの全日本技術選では女子7位に入賞した実力の持ち主です。
滑りも実物もカッコいい青木美和デモ。しかも笑顔が可愛くて素敵ですぅ~♪
初日は基本となる体の使い方から。ターン前半から外スキーへの圧がしっかり乗るポジションを様々なバリエーショントレーニングで確認。
大回りにおいてはターン前半から雪面への圧を掛けられるポジショニングが強調されました。今シーズン取り組んでいる改良版大回りは上に立ち上がるような動きに見えるので、切替で低いポジションから雪面のグリップを感じながら脚を出してゆく運動が良いという指摘。また、ターン後半で前寄り気味のポジションなので、顔と手の位置を少し後ろ側にセットすることで見栄えがよくなるとのコメントを頂きました。
小回りにおいては、ターン中に常に雪面へ圧を掛け続けるような張り付き系小回りを練習しました。僕が今シーズン磨いているジャンピング系小回りでは非常にダイナミックで躍動的な小回りになりますが、切替後にスキーへの圧が軽くなってしまうので急斜面ではスピードが出すぎてしまう傾向があります。
張り付き系小回りが出来るコツは、板の運動に合わせて体の重心移動を伴うことにあります。板だけ体の下で振り回すとどうしても圧が抜けてしまったり、テールだけ動くワイパーターンになったり、お釣りをもらって発射しがちです。切替時の板のたわみ解放のエネルギーを体の重心移動に変換することで、板と体が一体として動かされる感覚が掴むことが大切だと思いました。
張り付き系小回りの方をしっかり体得すれば、板のエネルギーを解放する方向を雪面横方向でなく、やや上方向に変えるだけでジャンピング系小回りになるのではないかと思いました。これまで区別していた2つの技術が一つの基本運動要素のもとに融合できる予感がします。
大変有益なコメントをもらったので、今週末にまたじっくりとトレーニングして身に付けたいと思います。
ps. キャンプ中に風邪を発症し、参加者の皆様にご迷惑をお掛けしたことをお詫びいたしますm(_ _)m
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