夢職で 高貴高齢者の 叫び

          

硫黄島の悲劇

2016年03月11日 | 戦争とは何か?

太平洋に浮かぶ島、硫黄島で日本兵が玉砕したのは、1945年3月26日である。

今から71年前、硫黄島では死闘が繰り返されていた。

私の知人は硫黄島の戦闘で父親を亡くした。

父が招集されたのは彼が幼い時のことであるという。

幼い子を残し、出征する父の心は、どれほどせつなかったろうか。

知人はここ何年間も硫黄島に出かけ、遺骨の収集をしている。

爆弾や弾丸で砕けた骨、洞窟の土の中などを掘りおこしては骨を拾い集めている。

もしかして、この中に彼の父の骨もあるかもしれない。

2月19日から3月26日までの、わずか一か月間の戦いで、

双方とも多数の死傷者をだした。

日本兵の戦死者は19,900名、連合軍は6,821名

日本兵の戦傷者は1,033名、連合軍は21,865名

戦争を知らない人たちは硫黄島の戦いを想像できるだろうか。

 


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2 コメント

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映画では見ましたが (chidori)
2016-03-13 11:16:07
どの映画も同じでしょうが、描ききれない真実が・・たくさんあるでしょう。残片的には語られていますが・・・。悲惨な戦争の悲劇を語れる人も少なくなり、こうして色々な形で発信しておくのは大事ですね。
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ちどりさんへ (すけつね)
2016-03-13 21:58:18
武器も食料も補給されず、捨て石にされた若い兵隊たち。
戦争のむごさを、多くの人に知ってもらいたいと思います。
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