先日、那須塩原市三島ホールで演劇「那須野の大地」を観ました。
演出者はプロではなく、素人の地元の人たちの「劇団なすの」ですので、顔見知りの人たちがおりました。
明治の初め、那須野が原という水の無い荒野を開拓した人たちの苦労を演じたものでした。
耕しても耕しても石が出てくる荒れ野原。
水は4キロ先の箒川まで汲みに行かなければならない生活。
生き抜くために石を掘り起し、畑を作り、炭俵を編んで売りに行く人たち。
大きな田畑を作ることを夢見て、那須疎水の掘削作業に励む人々。
そこで繰り広げられる人間模様。
出場者は日常の勤務を終えてからの稽古なので大変苦労なさったと思いますが、無事演劇が終了し、たくさんの拍手の中で満足感を得たことでしょう。
三島ホールと「劇団なすの」の旗
三島ホールの柱や土台は開拓当時を思わせる石を積み上げた建築。
建物内の壁も石を積み上げたデザイン。
石塚(複製)
石塚の説明板
つい先日も「八月の鯨」劇団民芸を見てアップしたばかりです。
でもその地域の演劇愛好家が、そのような歴史をステージに載せるまでのとりくみ、素晴らしいと思いました。
毎年、団員・配役が変わって発表してきました。
今年は2歳から66歳までの団員約60名で行った
とのこと。 素晴らしいですね。
この様に頑張っていらっしゃる人々もおられるのですね、素敵です
お知り合いの方も出演されておられるようで、いっそう親しみがわきますね
又那須野の開発のお話の様でさぞ苦労の多かったお話なのでしょうね
機会が有れば一度拝見したいものです、素敵なお話ありがとうございました
勤務後の時間、よく頑張っているのに驚きました。
那須野が原博物館では開拓の様子を紹介しております。