雪の下の獲物を捕らえたフクロウの痕跡
戦場が原の雪原を、かんじきを履いて散策してきた人から、写真をいただいた。
雪の上にフクロウの羽の跡が残っている写真だ。
フクロウは雪の下で動く小動物の音を感じ取り、姿の見えない獲物を捕獲するそうである。
獲物はねネズミであろう。
その痕跡の写真である。
羽を広げたフクロウの形が、雪にくっきりとついている。
鋭い爪と嘴で襲われたのか、雪の上にネズミの血の跡と思われる赤い点がついている。
餌を探しに雪の下で動き回るネズミの微かな音を、フクロウは鋭い聴覚でとらえ、急襲したのだろう。
目では見えない所でも、聴覚で正確に獲物の位置を探すフクロウの能力に驚く。
場 所:戦場が原(赤沼付近の林の中)
撮影日:2018-01-08