夢職で 高貴高齢者の 叫び

          

レストランで 大声

2016年11月20日 | 日記

ランチタイムに女房とレストランへ入った。

お店は混んでいた。

だから、なかなか食事が運ばれてこない。

バカでかい声が聞こえてきた。

どうやら、会話の内容から察するに、夫に先立たれた高齢の女性たちのようだ。

4人の女性たちは耳が遠いせいか、大声で話し合っている。

お店の中、すみずみまで響き渡る声だ。

俺は今までにレストランでこんなに大声で話す人に遭ったことはない。

会話の内容は、電気・水道代の節約の仕方、燃料費を節約する方法などだ。

一人暮らしなので、こたつを小さいものにした。

お風呂が沸いたら大急ぎで入る、などなど。

いつになっても話が止まらない。

うるさい、うるさい、うるさい。  気分が悪い。

そこで俺は心を改め、うるさい会話の中から、お笑いになりそうなものを探して楽しもうとした。

しかし、愉快な会話はない。

みな年金生活でお金がなく、生活費に困っている話ばかりだ。

今日は節約して貯めたお金で、レストランで豪華に女子会か。

少し笑えるのは 「寒いときは湯たんぽを抱えてテレビを見ている」 話だけだ。

(俺も学生時代は貧乏学生寮で、

湯たんぽを抱えて勉強していたなあ)

ようやく注文したカルビランチが運ばれてきた。

今日は早くお店を出ようと、さっさと食べた。

大声は延々と続く。

ランチを食べ終えたし、うるさいからさっさとお店をでようとしたら、女房が食後のコーヒーがまだ運ばれてこないと言う。

コーヒーを飲まないで店を出てもよいのだが、我が家でコーヒーを飲めば、お金がかかるのだ。

家計にひびくのだ。

俺も4人の婆さんたちのように節約に努めなければならない。

しかし、お店が混んでいるせいか、なかなかコーヒーがでてこない。

その間、大声が聞こえるが何を話しているのかわからない。

ただの騒音だ。

俺は聖人君子ではなく凡人だから、バカでかい会話の中で、静かに食を味わうことが出来ないのだ。

今日のランチはまずかったなあ。