2002年10月10に、またまた、陵雲荘建設進捗状況チェックのため、登った。
途中の、大沼は紅葉最盛期だ。少し早いか・・・・。
この、小屋の着工は、H14/6/26。
工事費約60,000千円とのこと。
写真:2002(H14)年/10/10 大沼レークイン
写真:2002(H14)年/10/10陵雲荘は、ガスの中。工事の「おじさん」は、
照れ笑いが止まらない。
写真:同上、小屋の南側・八幡沼側、
写真:同上、小屋の西側・展望台から下ってきた側・・・入り口になりそうだ。
写真:同上、陵雲荘の全貌が見えてきた。
写真:同上、施工主は岩手県知事(現総務大臣か?)、
設計はWORK設計事務所、施工は沼田建設(岩手県西根町)
右側が、八幡沼
写真:2002(H14)年/11/2
この「蒸けの湯ゲート」は、すでに閉鎖(10/30)。例年は雪が無くても、
11月4日に閉鎖。
この辺でも、11/10頃にならなければ、積雪は無い、とすると、
この年はかなり早い積雪となった。
写真:2002/11/2 このゲートから、300m上で、十分SKIができた。
秋田県、デモンストレータ強化選手の初練習。当管理者も、もちろん滑った。
沼田建設の菅原さんが電話取材に応じてくれた。菅原さん談:
----「この年は、天候も悪く、根雪になるのが例年より早く、工程的に無理をした。
最終工事の、大工さんは、泊り込んでがんばった。
降雪後の、重機オペレーターは、『雪から手の先だけ出してだっけ、
寒がったべな・・・』、と当時をなつかしんでいるとのこと。
(写真の黄色ウエヤーのおじさんかな・・・)
また、重機は、ヘリ運走ではなく、自走して、小屋に持ち込んだ。
時間を稼ぐため、生コンクリートを、60回もヘリで運搬した。
完成は、H14/12/22
雪が来るのが早く、重機を持ち出すことが出来ず現場で越冬させてしまい、
雪の下になった。雪が融けた、6月にようやく、撤収。
小屋の供用は、H15/6頃だったようだ。」---
と生々しい話をしてくれた。
第2次の陵雲荘の建設時期は、不明だが、
多分、S50年~S53年ごろだと聞いている、とも話してくれた。
当時の資料は、処分したりして、無い・・・とのことだった。
山岳地帯の、小屋の建設経緯などの記録は、5年もすると、
消滅してしまうものだろうか。当管理者の記録もささやかだが、
後日の、参考になるかもしれない。
「八幡平」、「陵雲荘」・・・で検索できるかも。
当ブログ管理者は、H15年4月にSKIで、足に大怪我をしてしまった。
新築一番乗りができなかったのみならず、1回もこの小屋に会えなかった。
会えたのは、H16年になってからだ。
小屋の内部のレイアウトが、使い勝ってがよく、期待通りの、
すばらしい小屋になっていた。
後日談が残ってしまった。次回・・・・。
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おもい入れの45年興味深く読ませてもらってます。
ブログランキング上位にランクされますように。
地震は震度4、風呂の水が、フタをはねとばしました。
それと、大雨と雷。「地震、雷、・・・・」・、まさに、その通り、の天候。パソコン切って、しばらく、じー・・・・。
自宅から、3km地点では、直径7mmの、ひょうが、「積もって」いました。
心配、ありがとう。