シルバー・アスリート日記

冬は全日本マスターズ・スキーレーサー、夏はウルトラマラソンランナーのシルバーアスリート日誌

真夏の奥入瀬経由十和田湖一周ラン・・・つらい登りもあるが、天井界のすばらしいラン

2012-08-23 21:06:25 | マラソン

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御鼻部山への5㎞はつらい登りだ。 この登りで「マドンナちゃん」二人を抜いた。
17人中12位に上がってきた。やれやれ。
競争ではないもいのの、仲間と切磋琢磨の一環。
樹間から上のはるか先に御鼻部山が見える区間がある。
うわー、はるか先、あそこまでのぼるのか・・・。

この区間はSL1000mに近いこともあり、風が涼しい。気持良い。
御鼻部山で下位のランナーが集まってきた。
6人で残りの健闘を励ましあう。

ここで「甘い」飲み物は飲んではいけない。ひたすら、塩おにぎりを食べた。
休憩は7分35秒で、早々とスタート。

きつい下りだがバンバン飛ばす。
御鼻部山から、酸ケ湯の睡蓮沼へのルートへの入口が草木に覆われて微かに見える。
藪こぎで8時間は軽くかかる厳しいルート。夏このルートを走破したのは10年前・・・。
などと考えながら飛ばす。

滝ノ沢まで7.5kmは快適なラン。
滝ノ沢でおにぎり2個給食。あと8kmだ。
甘み飲料ヤクルト、グレープフルーツが旨い。
この甘みが、駄目だったのだ。
マドンナちゃんが追い付いてきた。
休憩9分55秒。

きつい下り3kmで滝ノ沢キャンプ場着。
サポーター車の最後の給食ポイントでおにぎりが無くなってしまったらしい。
それに食欲も無くなっている。
ヤクルト2本のみで大丈夫?不安が残る。

残り3kmの滝ノ沢民宿で急に「ブレーキ」。
原因不明。

マドンナちゃん他6人に抜かれた。

抜かれても、銀山付近の十和田湖湖畔の眺めや風はさわさわと心地よく、
ランナーになってよかった・・・・と思いながら、シコシコと走る。

多分「しゃりばて」だったのだろう。
滝ノ沢で甘いグレープフルーツを食べたのがだめだったか・・・。

5㎞を37分13秒もかかってしまった。
このタイムはそんなに悪くないのだが、他の仲間が速すぎたのだろう。

14時51分、本日のゴール51㎞の大川岱に到着。6時間51分。17人中17位。
途中車にも乗らず、歩かず、しこしこ走った。
7時間切ったから、まあよしとするか。

秋田100km本番では飛行場トンネルからは残り5km、
最後の川口エイドから残り3km、

この地点でもおにぎりを給食せねば「ブレーキ」を起こす可能性がある・・・・。
この経験を胸にきざみこんだ。
最後の5kmが、その日のパーフォーマンス全てを、決めるのだ。

これまでは、秋田100㎞大会では、いつも92㎞地点ではおにぎりは食べられなくなっている。
でもそれはだめなのだ。

本日の練習で身にしみて分かった。

写真:このコース最高地点の御鼻部山に到着。12㎞におよぶ大きな登りは終わった。
10回以上はここに来たがいつ来ても、つらい登りのあとのため、感動のポイント。


写真:奥入瀬から、御鼻部山への登りに挑む「マドンナ」ちゃん、
秋田7回完走の悦子(左)さん、秋田9回完走の裕子さん。


写真:本日43㎞地点の滝ノ沢展望台。厳しい下りが待っている


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真夏の十和田湖一周ラン、奥入瀬経由51kmラン・・・、涼しい風が心地よい。その2

2012-08-18 20:43:38 | マラソン

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つらい登りの惣部バイパスを、シコシコ登る。17人中のビリだったが
サポーターから前に3人いる、と情報が入った。

元気のでる情報だ。気温は27℃ぐらい。暑い。食欲も無くなってきた。
日陰が全くない。
3人の「若者」に追い付いた。これがどんなに元気づくか・・・・。

青ブナ分岐に到着。SL750mだ。気温は高いのだが、時折風が、スーッと吹く。

分岐から、SL1050mの御鼻部山まで5㎞で300m登る。
ときおり十和田湖をかいま見ながら、うっそうとしたぶな林の中を登る。
標高も900mになると、風が冷たく心地よい。
一人旅になると、心が静かになり、何とも楽しい「孤独」だ。車も来ない。

写真:もう少しで青ぶな分岐。
出迎えのサポーターと一緒に走る。前の「若者」3人に追い付いた。
容赦のない真夏の日差しが照りつける。

 

 

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真夏の奥入瀬渓流を通り十和田湖一周を走る・・・比高差800mのラン。

2012-08-16 21:15:57 | マラソン

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毎年、真夏の最も暑い時期にウルトラマラソンの練習をする。
十和田湖は周回道路があり、一周約50㎞なので実に良いコース。

今年で第9回目の開催にこぎつけた。

湖面はSL400mと涼しい。

今年は大雪のため、子ノ口から御鼻部山方面の
青ぶな山までの約5kmが雪崩のため道路損傷で通行止めがつづいている。

そのため、十和田湖を一周するためには、奥入瀬を下り、
青ぶな山への惣部バイパスを通る。

一周すると60kmになる。
長すぎるかも、と考え、
休屋を出発し大川岱ゴールにして、51㎞とした。

ウルトラランナー諸氏の練習なので50kmぐらいが適度。
これ以上長くても皆は、どこまでも走ってしまい、日が暮れてしまう。

ビールを飲む時間も取っておきたい・・・・。

参加者は10人と、予想より少ない。
東北の「夏まつり」、孫の訪問・・・・で多忙か?

予想に反し、7/28の当日になると予想以上の17人のランナーが集まった。
サポートカーも5台も参集してくれた。

休屋8時出発、大川岱15時30分到着・締切、7時間30分とした。
途中で車に乗るのは「自由」。

休屋を8時に出発し、うっそうとした落葉樹の森のかんこ台に登る。
かんこ台からの下りは快調に飛ばし、宇樽部を通り、子ノ口に下る。

子ノ口から、このコースのハイライトでもある、
奥入瀬渓流を左に見ながら、ぐんぐん下る。
青ブナへの分岐まで約12km。
観光客を横目にみながら、快適な下りラン。

この会を開催して、本当に良かった、と思う時間だ。

雪崩で、やむなくこのコースとしたが、奥入瀬は走ると最高に気持ちの良いコース。
奥入瀬を渡る風がなんとも、さわやかで心地よい。

石ケ戸を過ぎ、SL250mまで下る。
SL750mの青ぶな分岐に向けてのキビシー登りが待っている。
気温もたかくなってきた。

朝、気温21℃、最高気温27℃、涼しい。下界は最高気温31℃。

青ブナまでは約7km、比高差500m。平地は全くなく、しかも、樹林の日陰皆無。
参加者17人全員に追い抜かれ、「シルバーアスリート」は、ついに「びり」になってしまった。
でも、「歩かない」と決めて、よろよろと走り続ける。

写真:涼しく「夢」のような奥入瀬渓流から別れ、青ブナ分岐に向けた厳しい登りが続く。

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