シルバー・アスリート日記

冬は全日本マスターズ・スキーレーサー、夏はウルトラマラソンランナーのシルバーアスリート日誌

75歳過ぎてどうやって13時間制限の秋田100kmを完走するのか。

2013-12-25 21:35:29 | マラソン

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75歳以上でウルトラは完走できるのか。

ウルトラランナーで、65歳、70歳以上のランナーがまだまだ活躍している。
このランナーは、偶然走っているわけではない。
日々すごい努力を積み重ねている。

もう4分/kmではどんなにがんばっても、1kmも走れない。
だが、ウルトラ100kmになると、13時間で走れるランナーがたくさんいる。

どうやって、75歳過ぎてウルトラを走っているのか。

①モティベーション、②仕事と両立、③家族の理解、④費用の準備、⑤練習環境と身体故障

この5項目を、うまくまっとうして、大会に出ている。


シルバーは、①が最も大事と思っている。

2013・12・22付けの日本経済新聞、「春秋」に・・・・

今、もっとも旬の野球人・・・、
いうまでも無く、田中将大投手、・・・・の話。

田中将大投手について論じている。

・・・・前略(日本のプロ野球の世界で)・・・・
『そこで白星をつむ姿より、
見たいのは、
打たれるかもしれぬ相手に挑んで打たれてよし、抑えればなおよし、
の姿である。
ファンの身勝手とは重々承知だが、つくろうとしてつくれぬ投手だ。
そんな舞台にたたせたい。』

白星を「完走」と読み替え、挑む相手は、13時間制限の秋田大会。
「打たれて」(リタイアー)よし、・・・・


この完走と言う「舞台」に自分も立ちたいと思う。
周囲のサポーターからは、
「その年齢で完走しようとする姿は、われわれの目標になっている。」
「そんな舞台(完走)にシルバーを立たせたい」といわれている。
あと3回完走して、クリスタル・ランナー表彰の舞台・・・
自分でも立ちたいと思い、仲間には立て、と期待される。

66歳から始めた初マラソンが、秋田の大会だ。
ビギナーズラックで7回連続完走した。

この2年、96km、100kmでリタイアー。

2回とも自分でやめてはいない、時間切れでやめたのだ。

以上のことが、大きなモティベーションになっている。

来年は、78歳だ。
だが、13時間制限の秋田大会にこだわっている。

もう「神」に祈る年齢だ。



 


 


 

 

 

 

 

 

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秋田100km大会リタイアー選手の「うら」の本音

2013-12-21 16:06:57 | マラソン

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少し古いが秋田100km大会の続き・・・・

100kmマラソンで、なぜリタイアーするのか。

次の三つによる。

①直接的体の痛み。膝、腰、足底筋、肉離れ、腹痛等。
②心の喪失。モティベーションの低下、やる気の喪失。
③複合的「いたみ」。①②の複合、体力、気力の喪失。

シルバーは、50kmで、「練習会」なら、ここで「止め」だ、と思った。②の状態。

だが、我慢して、81kmまで行った。
この地点で、残り時間で走破するには残りの力が絶望的に不足していた。


本当に多くの選手が、収容バスに行列を作り始めていた。


では、シルバーには、到底無理なことは分かっていて、先に進んだのか。

75歳以上の参加選手は6人。レース中後にも先にも、他の5人はいなかった。
これまでの実績で北海道の伸幸さんと国安さんは、先にいると読んでいた。

シルバーは、クロカンスキー、陸上競技、フル等数多くの大会に参加してきた。

いつも目標にしてきたことは途中で絶対に「リタイアー」はしない、といいうことだ。
それと、同年代の「星」になろうと強く思っている。
結果も大事だが最後まで力を出しつくす、と心を燃やすことで、
少しでも「アスリート」に近づける、との思い。

ゴール、50m手前で、競技終了の煙火が、無常に鳴り響いた。
ゴールはしたが、20秒オーバーした。

75歳以上でゴールしたのは、やはり伸幸さん(76北海道)一人だった。
国安さんは87km地点で、追い抜いた。
そのため、75歳以上の6人中2位ではあったが・・・・。
金メダルか、何もなしか。

後者だった。


でも、最後までやったと言う、微かな「誇り」は手に入れた。

 

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