第15エイド(森吉除雪センター)14時25分発。
苦しい明又の直線田んぼを「カメラ」と美智絵さんに助けられながら乗り切った。
H19年秋田豪雨で、この直線道路が冠水し田んぼに土石が流れ込んだ。
森吉台地への登りを「這い上がり」、そのあとまたもや、退屈な直線をもくもくと走る。
第16エイド(森吉支所:81.37KM)に、15時12分やっとたどり着いた。
この関門は悲喜こもごも。
先の見通しが立つランナーとリタイアーするランナーが分かれる。
多数の友人もここで時間切れとなったらしい。関門閉鎖16時。
この関門を、15時20分に出れば何とかなる。見通しをつける関門だ。
15時40分以降に出ると、危ない。
しかしここには、「百万の援軍」が待っていてくれるはず。もう5年も、応援してくれている、「淳子」さん。
写真:森吉関門直前。早くもカメラが追いかけてきた。
今年は、クリスタル・ランナーになる美智恵さんと
明又の田んぼを乗り切った。
この「先輩・ランナー」について行きたい。
森吉関門で「百万の援軍]淳子さんが待っていてくれた。あんなに疲労困憊していたのが、急に元気回復してきた。
まことに不思議。
時間に追われているので十分な休養と再開を喜び会えない。
たった2分~3分で出発せねばならない。おにぎり2個を、淳子さんの差し出してくれた、水で流し込む。
ストレッチはできなかった。背筋も痛い。
写真:「百万の援軍」淳子さんとの再会に歓喜する当管理者。
写真:淳子さんは、カメラ・マンに向かい、当管理者に応援メッセージを堂々と可愛く伝えてくれた。
この関門を、15時18分出発。名残惜しい・・・・。
ここから、不思議な「力」が湧いてきた。
ここまでは、7分47秒/KMで、「ヘロヘロ」と走ってきたのだが、
次の3KM先のエイドまで、スピード・アップしてきたではないか。
米内沢の青い鉄橋をわたると、上杉の1本1KMの直線4本が始まる。
刈り取り寸前の稲がさざなみのようにさわさわと美しい。
広大な水田の平原を走る喜び。
前のランナーが止まっているように思える、次々と追い抜きはじめた。
6分49秒/KMで走っている。
ゴールすれすれのランナーにとって、1KM当たり7分以下は、
新幹線のように速いのだ。
ゴールが少し見え始めた。
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