シルバー・アスリート日記

冬は全日本マスターズ・スキーレーサー、夏はウルトラマラソンランナーのシルバーアスリート日誌

第4回 十和田湖一周+奥入瀬60.2kmラン、紅葉のなかを行く

2008-10-28 13:12:24 | Weblog

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10/18(土) 第4回 十和田湖一周会 実行

管理者は、10/12に、北上フルを走って、中5日。
左膝不調のまま、またもや、十和田湖一周。

管理者一人で始めた一周ラン。口コミで広がり、4回までになった。
ブログを通じての参加者も増えはじめた。

個人で、一周するランナーはいるが、一周+奥入瀬を「会」としてやるランナーは、他にいないかも。

写真:今回は、11人の参加者。
後列左端管理者、後列右から3人目、「脳挫創」植物人間から生還した、巧君、子ノ口まで、12kmの予定。


今回から、2コースにした。
1:スタンダード・コース  一周48.8km  
     SL400mからSL1011m まで登る、参加者5人
2:ロング・コース  一周+奥入瀬 60.2km  
      SL400から、SL250mに下がり、SL1011mまで登る

今回のコース図

10/18 朝8時 休屋  賑山亭  発着

参加者11人のうち7人は、3週間前の秋田100km完走者。
他の4人も、フル経験者。みな、頼もしいランナーばかり。

サポート・カー3台のため、原則飲食物は、自分で持つ。

天候晴れ、気温11℃、無風。絶好のラン日和。紅葉も始まっている。

8時に休屋出発、かんこ台で、給水。子ノ口(12km)にあっという間に到着。
ここで、サポート千草さんから、おにぎり・・・と期待していたが、奥入瀬マイカー進入禁止規制の警察官に「とがめられ」、
ゆっくりサポートをうけられなかった。
止む無く、水を補給したのみ。


写真:子ノ口から、御鼻部山(SL1011m)。この山を越えるのだ。

奥入瀬は、初めてゆっくりみたが、山岳の沢と同じくらいの激流だった。
10kmでSL150mも下る。

途中で、「シャリバテ:ハンガーノック」状態になってしまった。
スタート時にあわてたため、食料をもたなかったのが、失敗。

石ケ戸の、惣部分岐(22km、SL250m)に、千草さんが先まわりして、
いてくれた。助かった。
お稲荷さん5個を、むさぼりたべた。ふー・・・・。

惣部バイパスは、最近できた、幅広い、平地部のない登り一方の
バイパス道。見晴らしは、まことに良いのだが、直線部が長く辛い。
一周道の分岐まで7.8km、SL700mまで65分。

惣部バイパスにいた、自家用車規制の婦人警察官に
「がんばりますね・・・。その軽快な走り方をみると、50才台ではないが、60才ですか?」と聞かれ、嬉しくなって、また、走る。

さらに、辛い登りが続く。5.2kmで311m登る。
御鼻部山に13時着。ドンビリ。奥入瀬から、13kmで、761m、登ってきた。
平均6%の、急登だ。

先に着いた、ビリ2の、仲谷さんが、「敷物」を敷いて、
美代子さんのサポートで、ピクニック状態。
ビールまで飲んでご機嫌。すすめれれるままに、コップ半分「キュー」、旨い。

すでに13時過ぎ、ダメだ、2人とも、前に追いつかねば、時間切れ。
前のランナーに追いつくまで、車に乗ることに。
おにぎりを食べる暇もなかった。
滝ノ沢下で,松本さんに追いついた。

仲谷さん、管理者の3人は、秋田100kmで、ほぼ同タイム完走。
さながら、同窓会か。

銀山の紅葉が、始まり掛けていた。
ひんやりした,樹間の湖畔道は、ほんとうにいい気持ちだ。



大川岱14時10分着。
千草さんから、おにぎり1個給食。
ここから、仲谷さんとまたしても、ビリ争い。小野寺さんも加わった。
松本さんは行ってしまった。
和井内までに、小さな峠を4個、越える。これが、きつい。
またしても空腹。ゴールした皆が待っているはず。休むことはゆるされない。
のろくても、走るしかない。大川岱でもっとたべておけば、よかった・・・・。

写真:発荷峠から休屋

和井内からは、残り4kmの休屋が、遠くにかすんで見える。
あんな遠くまでか・・・。
気合が抜けて、「人間」ではなくなった「もぬけの空」が、足を動かしているのみ。
小野寺さんは3kgも背負っているのに先行。

仲谷さんと並んで、15時31分、休屋に、たどり着いた。
7時間31分。中抜けしたとは言え、51km走った。
ゴールと同時に、お稲荷さんを3個食べて、やっと、人間にもどった。

賑山亭の温泉で、完全に生き返った。


遅れてしまい、皆をまたせて本当に申し訳ありません。

大館で懇親・反省会。もちろん盛り上がった。

写真:比内鳥、「一の鳥」で。ここの、比内鳥の焼き鳥、1本84円の「皮」が、まことに旨い。100kmの時と違って、焼酎も旨い。

走れて、いい仲間と、美味しい酒が飲める。こんな幸せは無い。
しかも、紅葉の十和田湖だ。
来年の第5回は、7月第3週か、第4週の予定。またロング・コースだ。

真っ白な雲と十和田湖のマッチがすばらしい。高原のさわさわ感もいい。
また走れるように、全ての「準備」をしたい。

コメント (3)
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2008全日本北上マスターズ・マラソン大会

2008-10-27 21:37:07 | Weblog

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高齢者でも、ウルトラ、フルと「連ちゃん」をやってしまう。

9/28 秋田100kmを「完走」してから、2週間。

10/12は予定の「北上フル」だ。
フル参加者600人ぐらい。

この北上・マラソン兼マスターズ・マラソン大会は、「1才刻み・ランキング」大会に指定されている。

何としてもスタートラインに立ち、結果も出したい。
100kmのあと2週間でどうやって、調整するか。
左膝の「変形性膝関節炎」は、相変わらず不安。

9/28 100㎞終了後 まったく食欲なし。
ゴール後の「きりたんぽ」は一口おつゆを飲んだだけ。
会場で、ビール無料券は、1枚も使えなかった。
樽酒を、ペットボトルに、分けてもらい、帰宅。
会場では、疲労とあせで寒い。筋肉痛がひどい。、
風呂に入りたかった。

帰宅後、ビール一口で「シャックリ」が止まらなくなってしまった。
暖かいうどんも、半分しか食べられない。

この大会完走した友人が、22:00の池袋行きのバスに乗るという。
見送り後、直ちに「ばたん」。

翌日、午前中「下痢」気味がとまらない。ようやく、昼に回復。鍼・灸。

4日後、オシッコ、次から次とオシッコが止まらない。
結局その日1日で10回、いくら出した。
大会で飲んだ、水分6リッターが、でてきたのだ。
去年も同じだった。心配はない。

このダメージから、2週間で、どうやって、戦える身体を、
「再構築」するのか。

9/29~10/3 練習休み

10/4 練習 6kmラン 回復。
10/5 クール・ダウンをかねて、八幡平に、登山。紅葉真っ最中。
10/7 15.6㎞ラン 途中、8kmまでを48分。
北上大会の第1関門締切り50分想定。
10/8 4kmラン
10/11 6kmラン 鍼・灸
膝は、完璧ではない。だが、「基礎体温」は、36.3℃以下にさがった。
多分、膝の炎症は、治ってきた。

10/12北上全日本マスターズ・マラソンへ。朝5時出発

大会5kmラップ

5km 27:11
10km 29:11
15km 30:34  12㎞まで、1㎞5分台
20km 31:46
ハーフ 2:5:59
25km 32:34
30km 37:03
35km 36:23  32㎞まで、1km6分台
40km 38:10
42.195㎞ 15:37  ゴールまで、1㎞7分台


ゴール:4時間38分30秒 

全ての5kmで40分を越えることはなかった。
最後の1kmで、6:57  低レベルだが、スパートしたつもり。
やはり、100kmの疲労は抜けていなかった。
歩くことも無かったので、まあ、よしとしよう。

曇り、低温、15℃で、風が強く寒かった。
おにぎり、中4個持って走り、17km、23km、33kmで、食べたのが、よかった。

70才代  3位 入賞。 

こぼれ話・・・・

あまりの「遅さ」?で、表彰台は、片付けられていて、表彰のアナウンスはしたらしいが、着替えていてきこえなかった。

そのため、表彰式はなかった。
不思議?

40㎞で、5時間締切りだから、まだ競技中だったが、表彰台もない。
もちろん、賞状もメダルも「行方不明」。
表彰係が、帰宅していて、賞状・メダルの所在不明。

不思議な北上大会・・・・・。後味はよくない。

完走賞だけもらって「チョン」。
10日もたってから賞状とメダルが送られてきた。
計測機能の、故障と混乱で、送付が遅れたらしい。

写真:ラストの、北上総合グラウンド内にて、ゴール前。
作り「笑顔」が苦しい。

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秋田100kmマラソン大会、どんな大会?・・・・・(第8報・最終回)

2008-10-15 22:58:22 | Weblog

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今回のテーマは、高齢者(66才以上)は100km完走できるか・・・・、
60才?まだ、若い・・・。

秋田100km大会には、年令別、カテゴリーは、一つしかない。
66才(男女不問)以上の「チャレンジ賞」カテゴリーのみ。
賞品は、あきたこまち新米5kg、日本酒小ビン2本。A-3紙の賞状。

H17年のこの大会には、この「カテ」へのエントリーは45人、完走は21人。
最高令完走者は,堅田保正さん(新潟)71才、女性は小野美津子さん(神奈川)68才だった。

今回の大会は、85人。完走は、40%かな?
まだ、正式リザルト未着。

高齢者のエントリーが、急増した。
管理者も、その一人。
高齢者になっても完走できるのです・・・、管理者の、経験を述べてみるが、もちろん、独断しているだけ・・・・・。

参考までに、管理者が、心掛けていることを、示します。

①動機(モティベーション)を明確に。
間もなく、加齢と共に「よれて」走れなくなるので、このチャンスを大事にする。
来年は「無い」。
絶対に完走する・・・と決意する。体調、家族、資金・・・・
全てを、この大会に向けて結集する。
緊急事態発生以外は、完走できない理由は、無い。

②練習しずぎない。
練習しすぎない。毎日走るのは、「厳禁」。
管理者は、前年11月~大会当該年9月までの練習は、3月~9月のみ。
冬は、陸上は走らず、クロカンSKIを、ポチョポチョのみ。

これまでの、完走した6年間の1シーズンあたりの、練習km・・・・
最少536.5km~最大1030.3km。
80km/月~150km/月、4回/週の練習で、十分すぎる。

たのしんで練習、翌日に、練習したくない・・・・なんてのはだめ。

③身体は、必ず故障すること前提に、大会に向う。
管理者は、100kmチャレンジし始めて、7年、故障しなかった、年は、2回のみ。
それでも、6勝1敗。
脚・・・・膝の靭帯、軟骨の不調、水たまり、脚の肉離れで入院・・・、
5年間は、不調だらけ。
どうやって,これらの故障を、治すか。医者ばかりにたよってもだめ。
ウオーキングと、治療の併用。筋トレが、大事。夜は、12時以前に就寝。
「四足動物の肉」を食べ過ぎない。繊維質食物重視。

④家族の理解、エントリー・フィーを稼ぐ、日常の事故防止。
車事故なんて、もってのほか、交通違反罰金もだめ。
必ず、アルバイトして、資金を稼いでおく。

⑤内臓疾患防止。
BMIは21にする、成人病にならない。
肥満は絶対だめ、塩分(ラーメンを常食にしない、つらいな・・・・)、
深酒回数は、減らす。
晩酌はおおいにやる。
風邪を引かないように、最大の努力をする。


⑥愛される「ジー様、バー様」になる。
他のランナーの「ために成る」ことを、無償でやる。
応援が、自然にふえるよな・・・・。

⑦ストップウオッチを使いこなす。
パソコンを「弟子」にして、日頃の自己パーフォーマンスを、
分析すればいうことなし。
大会で、メモリー・ストップ・ウオッチを使い、
走りながら、締切り時間を計算できるように、する。

⑧走りながら、給食できるようにする。
大会中の「筋肉痛」は空腹から来る。
筋肉に「乳酸」が発生すると、「筋肉痛」となり、
休憩後の「立ち上がり」時に、猛烈な痛みが全身にくる。
食後の「休み」しなくても、走れるように、訓練しておく。

今回は、ブログ友が、管理者の、おにぎり給食を、「37個(普通おにぎり7個分?)だった」と、ブログから、
「統計」を取ってくれた。「ドッテン」。

写真:管理者がいつも大会時に、腕にはめる、ウオッチ。
左から、セイコウ・ラップ、スプリット用(左腕)、
中、休憩時間測定用兼非常用カシオ・ウオッチ。(右腕)
右、音声とけい。今回は、雨で故障。(左腕)

時刻と、ストップウオッチ・モードを、切り替えると、
間違うので、それぞれの用途、専用にする。
老眼でみえなくなる。

 

写真:8月6日練習、左膝が、痛いので、ウオーキング混ざり、まだ、稲穂が「青い」

 

写真9月20日、稲穂が「黄色く」なると、9/28の100km大会だ。
モティベーションが、高揚してくる。
山岳登山ランで故障した、左膝は、痛み止め、ボルタレンSR37.5mgの助けを、借りるか・・・・


気になっていた、直昭教頭先生は、管理者がゴールして、着替えていたら、
12時間59分20秒で、ゴールに、教え子10人を、引き連れて「突っ込んで」きた。
よかった・・・。

77㎞で分かれた、司郎さん(66才)は、大館空港の、トンネルを抜けて、鷹巣町の、もっとも眺めの良いくだり97km地点で、「18時の花火見物」をしてしまった。残念。

16時50分に合川着。「まだ大丈夫」との応援で、ゆっくり休んでしまった、もよう。
合川から、ゴールまでは、管理者のベストタイムでも、1時間29分だ。
つまり16時31分に、合川を出発しても、ギリギリなのだ。

照子あねさま(年令50才代)は、司郎さんの後ろ1㎞にいたもよう、96kmで「18時の花火」見物とあいなった。残念。

8回に亘り、お読みくださり、大変ありがとう。

公式リザルトが、到着したら、またリザルト分析してみたいな。


 

 

 

 

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秋田100kmマラソン大会、どんな大会?・・・・(第7報)

2008-10-08 23:31:06 | Weblog

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第4関門森吉(81.37km)に15時14分着。
予定14時58分着だから、16分遅れにまで、挽回した。

ゴール予定時刻17時36分だから、17時36分+16分=17時51分ゴールだ。
ただし、ここで休憩時間は測定不能。多分6分休憩。
ボランティアの、松田淳子さんと写真撮ったりしちゃったものな・・・。

おにぎり2個は、しっかりお茶で流し込もうと、思ったが、
お茶があまりに熱い。

筋肉痛で、椅子から立ち上がれないので、近くの「水」で薄めようと思い、
子供用の小型プールの「水」をすくったら、「止めて・・・、その水は、足を冷やす水・・・・」。ゲー。
注意されなければ、飲んでいたと思う。
おにぎりは、喉につかえて、アワワ、アワワ。

「おじさん、早く行こう」・・・・。

15時20分発。予定より、22分遅れ。
ここからは、正確に、残り時間を「読み」ながら、走らねばならない。

写真:第5関門合川へ(88㎞付近)の長い田んぼ、
1515の「あねさま」と、猛スパート



予定では、次の第5関門の合川を、16時1分に出発。
ゴールまで、11kmを、1時間35分かかる予定。
11km×8.7分/km=1時間35分。
ゴール到着予定は16時1分+1時間35分=17時36分だ。

現在15時20分だから、合川着、16時1分予定とすると、
合川までを41分で走らねば成らない。無理・・・・。

過去の、最も良いタイムのH17年、1時間0分だ。

1515の「あねさま」はスピードアップしはじめた。

さあ、「勝負」だ。モティベーションを「あげ」ねばならない。

「この1年練習してきたではないか。ここで、がんばらなかったら、1年悔やむ
、どうするのだ、お主・・・・・・、リタイアー、じょうだんじゃない、お主」。

この「時間の計算」と、「モティベーションのギア・チェンジ」を、「あねさま」に追随しながら、10分間で、「計算」し、「考えた」。

森吉から合川までの、長い長い田んぼの直線4kmを含む、
7.8kmを走破し、
第5関門合川、16時8分着。7分遅れに挽回。
48分で走りきった。6分10秒/kmだ。過去のベストタイムだ。

「何分、休めるの・・・・」、「5分だ・・」、おにぎり2個、「おえー」はきそう。
お茶は熱いと、また失敗するから、ポカリで流し込む、椅子に座り、
脚の屈伸マッサージ。
写真:合川第5関門、1515の「あねさま」と、



写真:JA合川の水道拝借、「ああ気持ちいい・・・」(今年の練習会にて、クリスタル仲谷さん)



16時15分合川発。
予定より14分遅れ。ここから1時間35分予定だから、ゴールは16時15分+1時間35分=17時50分。
ようやく余裕が10分間持てるようになった。

90㎞地点、16時22分通過、7分8秒/km 
勾配10%の登り200mは、。全て走り、15人抜き。
あねさまが、着いてこない・・・・。
90.5kmの、内陸線踏み切りで、追いついてきた、よかった。

91km地点16時29分通過、7分6秒/km。

「ここは少し下りだから、7分/kmだよ・・・・」、あねさまが先行し始めた。よし。
写真:92㎞付近、辛い登りが続く・・・・(管理者、右から2人目)


第19エイド扶桑精工(92.2km)、「ごほうびとして、1分30秒休憩」。
管理者が、冷たい飲み物が、どうも、よくない。へばってきた。
「あなたは、若いし、まだ力が残ってる、さきに行っていいよ・・・・」、
これが最後となった。
93kmの金沢温泉横にある池の登りに、あねさまが消えていった。
ついていけなかった。

突然腹が、グルグルし始めた。
大変だ。
トイレは、3分ロス、かつ、脱水症状になるので、給水も必要。
何か不測の事態も発生するかも・・・・。
少しスピード・ダウン・・・・、何とかおさまった。

写真:95㎞の空港トンネル出たところ。
images


93km地点、16時47分通過、  9分41秒/km(92.2kmエイド休憩2分)
94km地点、16時55分通過、   
7分6秒/km
95km地点(空港トンネルの中)、17時2分通過、 7分33秒/km
96km地点、17時11分通過、
8分5秒
97km地点、、17時18分通過、
7分53秒
98km地点(鷹巣橋入口)、17時28分通過(ちょうど日の入り時刻)、8分57秒/km、第20エイド1分30秒休憩含む
99km地点、17時36分通過、
8分13秒

100km地点ゴール、17時44分
8分26秒

合川から、1時間29分でゴールした。1時間35分の予定に対し、
この区間で、6分短縮、17時44分に、ゴール・ゲートをくぐった。

ゴールで、「あねさま」が迎えてくれた。
お互いに「抱き合った」かどうかは記憶にない、
お互いに、にっこり・・・は記憶にある。
来年も、この「あねさま」と走りたい。

ゴール予定の17時36分から7分遅れた。

過去の経験、練習のときの1㎞のスピードから、
判定した予測ゴールタイムプラス・マイナス10分の範囲でゴールできた。

今回は、この計画タイムを信じて、走ったのが、完走の最大要因だった。
それと60kmから、1515の「あねさま」と走ったのも、よかった。
「あねさま」も初完走できた。


秋田杉板の完走賞とチャレンジ賞が、4枚になった。
副賞は秋田こまち新米5kgと、シャンパン風日本酒小ビン2本。
完走4勝1敗。
この同じコースで、H17,H18に実施した、100kmハートマラソン2勝0敗。
計6勝1敗。

リタイアーの危機を、乗り越えて完走できて、
本当に良かったと・・・・・、しみじみ今も思っている。
年令も、高いので、1回の失敗が、来年の出場の気力を失わせる。

第8報は、今回の、反省をまとめ、次に備えたい。

66才以上の、チャレンジ賞狙いの、高齢者に参考になるかも。

おたのしみに。

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秋田100kmマラソン大会、どんな大会?・・・・・(第6報)

2008-10-07 10:23:27 | Weblog

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100kmマラソンでは、いつも、時計は3個持って走る。

左手の、セイコウ・ストップウオッチ:ランタイム用と、時刻用音声時計。
右手の、カシオ・ストップウオッチ:休憩時間測定用。

ストップウオッチ・モードと時刻モードの切り替えが、気力が無くなるとできなくなるので、音声時刻用時計が必要。
この時刻音声時計が、雨でガラスの曇りでみえなくなり、時刻もくるってしまった。
急遽みぎての、休憩タイム測定専用のカシオを、時刻モードに切り替えた。

二つの時計で、計算すると、計画から、約11分遅れで、予想ゴール時刻は、17時55分と判明。

阿仁トンネルバイパスで、1515の「あねさま」を追い越しながら、「ゴールでの余裕10分以下だよ」
と話しかけた。「連れてって」



秋田100kmマラソンの、心臓部とも言える、
第3関門阿仁(64.48km)に12時58分着。

リタイアーも考えるほど消耗しきって到着。
「主人はとっくに行ったのだが、健ちゃんを応援する・・・」と言う英男夫人他・・・、仲間の応援が嬉しい。

やけ食い8分。一口おにぎり15個、ラッキョウ、小梅を、がつがつ・・・・。

50km~55km  6’48”/km
55km~60km  7’54”/km
60km~64.43km  8”0”/km 追い抜かれっぱなし。
ドンドンスピードが落ちている。

この「やけ食い」でロスしたたため、24分遅れになった。
予定の17時37分+24分で、競技終了の18時の花火に間に合わない。

65km~70km  7’19”/km
70km~75km7’9”/km
75km~80km 7’5”/km ドンドン追い抜きはじめた。
明らかに、パワーがよみがえった。

1515の「あねさま」がピッタリ着いてきた。
「つぎのエイドの休憩2分以内・・・。ここは7分/kmでいくよ・・・、」
と指示しながら、ぐんぐん飛ばす。筋肉痛も無くなってきた。
カーボ・ローディングの効果だ。腹もしっかりしてきたし、膝も快調。

「あねさま」は函館から来たという。
40才前ぐらいの、美しい笑顔、均整のとれたランスタイルだ。

それが、走り始めは、筋肉痛に苦しんでいる。
「走り始めは、ゆっくり、じょじょにスピードアップ・・・」と叱咤。
明かり又の1.5kmの「退屈な田んぼ」も、二人であっと言う間に通過。

77kmで、仲間の司郎君(66才)に追いついた。雨はかなり激しい。頭が「朦朧」だという。これはヤバイ。あきらめるな・・・・とイって、励まして、分かれた。

第4関門森吉(81.37km)15時14分着。

16分遅れに挽回した。阿仁から16㎞で、8分の挽回。
1.3km先の、「自分」を追い越したことになる。
17時37分+16分=17時53分到着。ゴール完走圏に入ってきた。

1515の「あねさま」もおじさん早く行こうよ・・・とはげましてくれる。

写真:阿仁到着

写真:阿仁のマッサージ、「気持ちよくて、リタイアーしました」、という友人もいた

写真:第4関門森吉(81km)着、1515の「あねさま」(真ん中白いウエアー)と。

 

写真:森吉関門で、3年ぶりにエイド・ボランティアの松田淳子さんに再会した。

心待ちにしながら、走って来たが、会えるとは思っていなかった。
美しい笑顔にあえて、本当に嬉しかった。ここまでがんばってきてよかった・・・・。

 

この笑顔に「力」をもらい、ここから先、もう一段スパートすることになる。
仲間の司郎君、直昭教頭先生が、まだ来ない、気掛かりだ。

第7報おたのしみに。

 

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秋田100kmマラソン大会、どんな大会?・・・・(第5報)

2008-10-05 22:05:23 | Weblog

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42km地点の、大覚野峠(SL560m)を越えて、約19分の遅れ。


17時37分到着予定だから、このままでは、17時56分ゴールとなる。

峠から、いちかばちかで、飛ばした。
腰を前にだし、脚と大腿四頭筋で体重を支える走法。
私なりの、「奥の手」。
だが、膝に「乗る」走法のため極めて危険。
少し走ってみたら、いいではないか、よし、これだ。
とばしまくる。どんどん、追い抜く。

45kmから、第2比立内関門(49.67km)を、6分50秒/分。

この関門に「えっちゃん親子」が待っているはず。
3年ぶりに再会できた。
長男は大きくなっていた。毎年「母さん」と、この関門で、ボランティアしてくれる。
大きくなったな・・・、管理者も嬉しい。
この、再会が力になる。おにぎり2個食べる、時間無し。レモン、オレンジ計10切れのみ。
11時6分発。

写真:えっちゃん親子、この息子が、甲斐甲斐しくサポートしてくれた。
オレンジほおばり、撮影。

50km地点は、11時9分通過。予定より14分遅れに挽回。
かなりの雨降りはじめ。寒い。

写真:比立内町の中に立てられた、木彫り。

写真:笑内エイド(55km)手前付近。
ほっとしたものの、力はまったく入らない。作り笑顔が、「痛ましい」。
水溜りを避けることもできないほどの、雨と気力喪失状態。


この辺りになると、力の同じランナーと走るから、抜きも抜かれもしない。
それが、抜かれると、自分に抜かれたように思えるのだ。
スピードも出なくなり、又抜かれ始めた。もうだめか。
ビートルズのテンポが、乱れてきた。

写真:笑内エイド、気力喪失。

 

冷雨は、シャーシャーと、間断なくやってくる。

笑内を過ぎ、阿仁トンネル、のバイパスは、登り一方。

ビブ:1515の「あねさま」を追い抜くときに、「余裕は、10分以下しかないよ・・・」
と伝えるとキョトン。
「このペースだと、ゴール締切り10分前着・・・」というと、「はあ・・・?」との答え。
分かっていない。100kmは始めて、という。「連れてって・・・」。
「ねえ、60kmの標識はどこ?」「入江3個こ越えたら・・・」、「家なんかちっともない・・・、」と後からきこえる。あ、入江と家を間違えている・・・、
説明なんてできない。

第3関門(64.43km)の阿仁の町の入り口の長い下り、とばすのだが、
パワーがでない。
ああ、これで、リタイアーか・・・・。

第3関門の100m手前に「紫蘇ジュース」、3杯おかわり。
きゅうりの漬物があったので、偶然口にした。
塩気が、旨い。脳に「ビリビーン」ときたのだ。空腹の記憶だ。

え、シャリバテ(山登り用語:ハンガーノックのこと)だ。
100m先の、第3関門12時58分到着、ほとんど気力なし。
いつでもリタイアーの気分。

ええままよ、食ってやれ・・・・。

まず一口おにぎりを5個(通常のおのぎり1個ぐらい)一挙に。
旨い。もう5個。「漬物無い?、梅とラッキョウだけ」、
くちに入るだけ塩をつけて、ほおばった。
梅の種もがりがり、出す暇はない。もう5個。
その間に、いすに座って、左右脚を持ち上げ、ストレッチ。
おにぎり計15個。ああ食った。

これで、8分。この早業。

予定より遅れ、24分。ゴール予想時刻、17時36分+24分=18時ちょうど。ヤバイ・・・・。余裕0分になっている。
13時6分発。

おにぎりをほおばっている時、
悠然とマッサージ師に、毛布を掛けてもらい、「ゆっくり」マッサージを受ける、ランナーが多数いた。
後で得た情報だが、この中にいた、友人のひとりが、
「あまりの気持ちよさで、ここでリタイアー」した・・・とのこと。
この人達はゴールしたかな・・・・。

65㎞地点の北緯40度写真ゲート前の急坂で、2人ぬいた、
軽い・・・・、え、なんだこりゃー。


心身に気力が、溢れてきたのだ。
管理者の奥の手、「恐怖のおじさん、いつもゴール近く、最後に現れる」・・・・。
猛チャージ開始だ。

第6報の「猛チャージ」ご期待ください。


 

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秋田100kmマラソン大会、どんな大会?・・・・・(第4報)

2008-10-02 23:00:19 | Weblog

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秋田100kmは、ただ目的に向って走るだけでは、つまらない。

皆様、西木村の、冬を考えてみてください。
この雪は、管理者の頭の中にある、大覚野峠・・・・。
こんな風景とともに、ランしていた。

走っているときに、たまらない「楽しさ」がこみ上げてくるのですよ・・・・。

何久保(いずくぼ)、読めましたか?坂本辺りの、果てしない「登り」をシコシコ走ると、「またぎ」の父さんの、「がんばってたんへ・・・・・」という声が聞こえるのです。
この父さんは、坂本の、公衆電話のある家の、主。愛犬の「しろ」を連れて、兎とりに出かけるところ。

秋田100km大会の国道105号坂本の、3mの雪の壁の上を、ゆったり歩いていた。

写真:坂本(34km付近)の「またぎ」、2月田沢湖SKI場に向うときに出あった、またぎ父さん。

写真:坂本の「またぎ」。
愛犬の「しろ」を連れて、カンジキをはいて、兎狩り・・・と言う。
2連の散弾銃が、勇ましい。

写真:第1関門(36.9km)上戸沢。
鷹巣側から見たところ、この写真右側が、エイドステーション。気温マイナス8℃。

写真:第1関門(36.9km)上戸沢。角館がわから見たところ、この写真の左側が、エイドステーション。管理者の車。

写真:上戸沢(36.9km)を過ぎて、大覚野峠への登りの途中、このヘアピン急登に苦しむ。鷹巣側から、下方向を見る。この右側の雪の中に、水エイドがある。

写真:大繋沢スノーシェイド。このコースの、最高標高地点SL560m。風雪。

写真:角館側からみたスノーシェイド、このシェイドを抜けると⑧エイドステーション

写真:上記のスノーシェイドの、鷹巣側、やっと抜けて、⑧エイドに入る。
同じところだが、雪の季節は、まったく様相が異なる。
当管理者は、雪の季節も、頭に去来している。この⑧エイドは3mの積雪壁の下。

 

大繋沢峠は、やっと越えたが、この登りは、9分40秒/分の、スローペース。
スローは、よいのだが、歩いてしまった。いつも、この峠は走って越えている。

何かおかしい、身体脱力、気持も乗らない。脚が乳酸で充満している。
予定より、遅れ始めた。このままでは、17時36分ゴール予定は危うい。
余裕は最初から、24分しかないのに、19分も、遅れている。

気力、脚力は、完全に「崩壊」、「死に場所」を考え始める。
参加1回目の、リタイアー地点75kmまでは行きたい・・・・。
ビートルズのイエスタデーが、頭に迫ってくる・・・・・。
余裕は5分しかない。もう、だめかあ・・・・。あせってくる。

大繋沢エイドで、なじみの小笠原鍼灸師先生に、指示されたとおり、
いすに座って、脚のストレッチ、左右3回づつ。

雨がやってきた。峠を越えると、予想通り、気象が変わったのだ。

下りに入り、危険だが、止む無く、とばしてみた、腰を前に出し、脚に乗るように走る。
ストレッチの効果か、膝の調子が良さそう。
膝は痛くない、よし、この走法だ。グングンとばしてみる。
つらいが何とか、膝が「持って」くれている。

挽回し始めたのか、周りのランナーを追い抜いている。
スタート地点で顔見知りになった、「完走請負人」さんに追いついた。

ひどい雨の中、比立内トンネルを抜けたところから見える、
50kmレースのスタート点がさわがしい、
「パーン」・・・・ああ行ってしまった。

11時スタートの、50kmレース開始の前に、50km地点を通過できなかった。

完走の第1条件は、50㎞地点を、50kmレース・スタートの前に通過することなのに・・・・。
50km地点は、11時9分通過。

完走に、黄色信号だ。

第5報お楽しみに・・・・。

 

 

 

 

 

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秋田100kmマラソン大会は、こんな大会・・・・(第3報)

2008-10-01 10:02:42 | Weblog

にほんブログ村 スキースノボーブログへ にほんブログ村 スキースノボーブログ スキーへ にほんブログ村 その他スポーツブログ ジョギング・マラソンへ にほんブログ村 シニア日記ブログへ ブログランキング・にほんブログ村へ 日記@BlogRanking 秋田100kmマラソンは、こんな大会。

秋田県の中央に位置する仙北平野の角館から、田沢湖の横を通り、
秋田県北端の県北大館・鷹巣盆地の鷹巣に向う。

秋田内陸鉄道沿いの国道105号を、北に向って走る、ワンウエー・コース。

36km~45km地点にある、SL560mの大覚野峠を越える。
この峠は、豪雪地帯。
管理者は、厳冬期田沢湖SKI場に行く時通る。
非常用の毛布、食料持参だ。

この峠が、「国境」のようなもの。気象も人情も植生も大きく異なる。
例えば、県南側は、カタクリの群生があり、県北側は、「くるみ」の木が多く、国道にたくさん落ちている。阿仁の「またぎ」の国も通る。
景色のまことに良い、「「花街道」だ。

コースには、5ヶ所の「関門」がある。
スタート:角館  5:00
第1関門:36.91km上戸沢 (上戸沢駐車スペース) 締切り11:00
第2関門:49.67km比立内 (松橋GS前)       締切り12:30
第3関門:64.43km阿仁 (阿仁支所前)        締切り14:00
第4関門:81.37km森吉 (一番館前)         締切り16:00
第5関門:89.09km合川 (JAあきた北央本所前)  締切り17:00
ゴール:100km鷹巣 締切り18:00

このほか、5kmごとに、20箇所のエイド・ステーション(給食所)と、
その中間に「水」が配置され、
ボランティアの皆さんが、サービスをしてくれる。

さて・・・・、マラソン・レースにもどろう、


左膝の、「故障」と相談しながら、何とかスタートしたが、「不覚」にも、トイレ。
原因は:
昨夜の前夜祭で、女子高校生の「踊り」を見ながら、いい気持ちになり、
ビールコップ1杯、日本酒コップ1杯、宿に帰って、「晩酌」焼酎コップ1杯、カンチュウハイイ、250ml・・・、マラソンの前夜とは、思えないのみ方・・・・、
自分の「愚かさ」に反省。

スタートして、6km地点で、
夜明けのカラスがグルグル飛ぶ、「腹」はグルグル鳴る・・・・。
頭に、「酒」の気も残っている。


7kmの西明寺小学生に、「ハイタッチ」していたら、限界となってしまい、
旧西木村役場のトイレに、ダッシュ・・・・。
特技の「早ウン」したものの、2分20秒のロス。
この5kmは、30分以内のペースの予定が、32分になってしまった。

①の堂村(10.26km)は、お茶だけで通過、何とか、十二峠を越え
②エイド(14.6km)に到着。
お茶と梨、一口おにぎり2個、でやっと人心地。まだ元気。
美人のボランティア親子に、励まされホットする。

写真:②エイドにて、岩手銀河鉄人会の麻子さんと。
女性入賞経験者の、麻子さんが、こんなところにいる、おかしい・・・。


ここから、ペースが落ち始めてきた。
昨夜の「不摂生」か。せっかく、膝がおとなしくしているのに、
なんたることだ。

勾配1%で、どこまでも続く長いのぼり。
④羽後中里(24.23km)、レモン、オレンジ、ガツガツ10切れ。
⑤堀内(29.13km)(左通り)の、かぼちゃとミズの煮付けが、予想通り旨い。

秋田県・大館出身の、ビブ1534のおじさんと,同道・・・、
まだ話をする余裕があった。

だが、20km以降は、休憩含みで7分/kmを越えてきた。
明らかにペース・ダウン。

上桧内の「熱風船」、坂本、何久保(いずくぼ)、と常に「登り」の国道をすすむが。
ペースは7分30秒/kmをこえてしまった。

何とか、第1関門上戸沢(36.9km)着。
予定は9時5分着なのに、9時20分になっているではないか。15分遅れ。
楽しみにしていたなめこ汁が、ぬるく、味もランナーにとっては「薄く」、がっくり。
食欲もなくなっている。一口おにぎり2個。早々に出発。

写真:上戸沢関門(36.9km)にヘロヘロと到着。(黄色ウエアー)

大覚野峠を越えて、50kmレース・スタート地点を、
11時前に通らねば、完走は見えない。13.1kmもあるのに、あと1時間40分しかない。
早くも「あせり」。得意の登りで挽回・・・・と思いきや。
歩いたことのない、大覚野峠の登りで歩かなければならないほどの、脱力感。

この10kmで200人位にぬかれた。
仲間20人にも次々と抜かれてしまった。

最後のヘアピンカーブ、駐車帯横の登りでは完全歩き。
気力も、汗とともに、消散していく。
ああ、今回は、もうだめだ。「死に場所」はどこにしよう・・・、
また、75kmでリタイヤーか。
この1年何をしてきたのか。この3ヶ月は、何で膝関節炎を、起こしたのか。

写真:大覚野峠へ、最後の登り、頭を下げて走るときは、最悪の体調・・・
仲間の、最後のランナー司郎さんが後ろに迫ってきた。
これで、仲間内でビリになる・・・。



なぜか、ビートルズのイエスタデーのメロディーが、頭に次から次へと、浮かぶ。

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続く:第4報をお楽しみに






 

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