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シルバー・アスリート日記

冬は全日本マスターズ・スキーレーサー、夏はウルトラマラソンランナーのシルバーアスリート日誌

2011/9/25秋田内陸チャレンジマラソン[執念のゴール](その8終わり)

2011-10-30 17:48:37 | マラソン

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第5関門(合川89.1km) 16時26分12秒出発
予定より9分11秒遅れ

このままだと「危ない」。
記憶の中の去年のタイムは16時22分出発していた。

このタイムより4分おくれている。去年のゴールタイムが17時56分。
去年と同じペースで進むと、18時になってしう。
と、考えながら、合川からすぐ右折する、急登を歩く。
どこかでスパートせねばならない。

チャンスを待つ。

この急登をクリアーし、秋田内陸線の落合踏切を渡る。
すぐ先に、仲間の仲谷さんがいるではないか、
彼は必ず完走するクリスタル・ランナーだ。

写真:クリスタル仲谷さんと仲良く、92㎞地点の2段目登りを力を降り絞って「歩く」。
顔は「引きつって」いる?
後ろにいる「1125」ランナーはゴールできたかな?心配だ。



内心いけるかも・・・
扶桑精工エイド手前で追いついた。
二人で、「歩くか・・・」すぐ合意。

このエイドでは、もうおにぎりは喉を通る気配なし。
甘い梨2切れ。本当に旨い。

仲谷さんは【ゴールを背負って】、その間に行ってしまった。
周りは歩きと走りランナー半々。

秋田大会で11時間台、10時間台で完走する、ランナーにとっては、
歯がゆいペースなのだろう。

「後半たくさん歩いた」とのブログや、話は良く聞くが、この地点で、苦戦するランナー
つまり、12時間50分以上でゴールするランナーが103人いた。
その後ろに、出走したがゴールできなかったランナーが492人いるのだ。



気持ちが落ち着いてきた。スパートのチャンスだ。

18エイド(扶桑精工92.2km)から3段目の登り、金沢温泉(94km)まで
必死にスパート。空港トンネル出口を17時15分に通過。去年のタイムより
1分早くなった。今回の予定より3分24秒遅れにまでばん回できた。

鷹巣町を見下ろす、98㎞地点で
クリスタル仲谷さんが歩道のフェンスに手を掛けてストレッチしていたので
追い抜きながら、
「しっかりしろ…、最後だ」、とお尻をポーンとたたきながら追い抜いた。
(仲谷さんは、当管理者の2分後にめでたくゴールした。)


残り5㎞を45分で行けばよい。

鷹巣橋入口から2.0㎞だ。
17時31分の日没以前に渡ることが、去年に引き続きできなかった。
西の空が今日の最後の明るさを見せていた。

17時37分25秒に橋に入った。残り22分。
100%完走できる確信を、やっと持てた。

背中が苦しく、もうスパートはできなくなっていた。
街の中は歩いたり走ったり。
楽しいウイニング・ランなのに、苦しくてどうしようもない。

大太鼓の音のなかだけは、走った。
ゴール手前を、まっすぐ走れず、右へ右へと、
よろけながら走るランナーだけは、追い越した。

18時5分にゴールした美保子さんや、「R」になってしまったランナー
の「思い」を背負ってゴールテープを切った。


12時間55分23秒。67才から連続7回目の完走。
7枚目のチャレンジ賞ゲット。

陽はとっぷり暮れていた。

途中2回の休会があったため、75才6カ月。完走2番目の年長。
ラン友の我妻国安さん(埼玉76)を追い越し、最高齢完走者には、死ぬまでなれない。

写真:第11エイド(60.9km)にて、今日10時間も一緒に走った、
笑顔のすてきな美保子さん(岩手)
当管理者は「のびて」いる。

 

コースに大事な大事な忘れ物は、「今日一日の苦しいラン」・・・取り戻しに行くことはない。

33㎞で「聞こえた」、「やっぱり年だから無理だったか・・・、」の温かい?声援は
しばらくは来ないだろう。

支えてくれた、当管理者のサポータ、淳子さん、節子さん、えっちゃん先生、ありがとう。

来年も健康に歩くことができれば、又チャレンジ賞を頂きに来たい。

コメント (4)
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2011/9/25秋田内陸チャレンジマラソン[明又・上杉田んぼは半眠りで通過](その7)

2011-10-23 12:04:47 | マラソン

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北緯40度の「写真ゲート」を精一杯の作り笑顔で通過。
名前を覚えられるほど、なじみになったカメラマンに
止まってポーズしてくださいとの要求に応えた。

ゲートのすぐ先の65km 13:5:21 通過。

長い阿仁町を出ると、ゆるい登りの直線。
目の前がぱっと開けて、吉田の田んぼ。
東京の石川さんに追い付いた。いつも12時間切るランナーなのに、おかしい。
勉ちゃんは、4分先。「仲間」に追い付き始めた。勇気百倍。


写真:吉田のたんぼ、この辺りが一番つらい。



陣場岱への長い登りが続く。
イエロー組(50kmランナー)の亀ちゃんに追い付いた。
このランナーには、3年連続この辺りで追い抜いている。
一つのインジケーターになっている。亀ちゃん今年は完走しろよ・・・、と祈る。
付いてこれない。

70㎞ 13:44:37通過 (8時間44分)  3:22の遅れ

他のイエロー組も、かなり混ざってきた。50㎞組とはいえ、苦しそうだ。

阿仁前田の四季美館の前にもそすごい数の応援者がいる。
さすがに走って通り抜けた。
阿仁前田から中登りを終わると、浦子内の長い直線、惣内をすぎる。

75km 14:25:01通過 5:22の遅れ

77kmのエイドのあと、いよいよ、辛い明又の1.5㎞の田んぼ。
2006年の阿仁豪雨で、この直線の低い堤防は冠水した
その後堤防を高くしたため、川は見えなくなった。
車の音を頼りに「半眠り」で脚のみ動かしてすすむ。

写真:明又の田んぼ、眠気覚ましに、帽子に水を入れて、じゃーっとかぶる。
アーいい気持ち。
ここにいる、4人のうち1人がゴールに来なかった。どの人?




この田んぼから、いやな登りを登ると、米内沢だ。
エイドボランティアの淳子さんが待っていてくれる!!

写真:出迎えのエイドボランティアの淳子さん




いた、いた、淳子さんが、今年もいてくれた。

第4関門(森吉81.4km) 15:17:29 到着
出発15:24:31  10:38 遅れ


特製のきゅうりの漬物とおにぎりを持って、出迎えてくれた。
各エイドで小梅が品切れのため、塩分は「らっきょう」で補ってきたので、
塩の効いたきゅうりの浅漬けは、うまい。
淳子さん、ありがとう。

写真;淳子さんに特製のきゅうりの浅づけをもらった。ほんとうにおいしかった。
この効果で、このあと、予定どおりのタイムスケジュールで合川に到着。
(かなり焼きがまわった顔、相当のへばりだなあ・・・。)




でも背中の筋肉が痛い、身体を前向きに折ったり、伸ばしたりのストレッチ。
予定より1分長い、7分休憩。

最後の難関、上杉の直線1㎞5本の田んぼに入る。
淳子さんと管理者のサポータのおかげで、元気回復。

85km  15;51:49 通過 10:40 遅れ
 
周囲のランナーを追い抜き始めた。
またもや、「半眠り」で、しこしこと進む。

第5関門[合川 89.1km) 16:21:36 到着  9:35 遅れ

この関門手前の合川駅前で、鎮痛剤の副作用?で胃腸の具合に異変。
出迎えの村山さんに「村山さんトイレ先導たのむ・・・・」と大声、
JA合川のトイレに先導してもらい、「大」。
スタート前の「不発」がここで「実弾」になってしまった。
洋式なら休めると内心期待、裏切られた、見事な「和式」。
立ち上がるのに四つん這い。
いやーしんど。

最後のスパートだから、おにぎりを食べろと、サポーターは言う。
だが、どうしても、飲み込むことさえできなくなっていた。
背中のストレッチ少々。

ついにあまーい梨に手を出した。4切れ、今日初めての甘い果物。
うまい。

これだけを4分35秒でやった。

合川16:26:12  出発  9:11遅れ
(H22年実績は16:22:17出発)

さあ、残り11kmだ。去年より4分も遅い。
遅れをばん回しなければならない、どうやるか。
応援者に手を振る余裕がまったくないランが続く。
大野台への、4段登りが待っている。
それに、9分も遅れている。油断はできない。

ここからでも「R」の危険が一杯。
まだ、仲間の仲谷さんを追いついていないのも不安。
ここから、1時間30分で鷹巣にゴールせねばならない。
できるか・・・。






 

コメント (1)
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2011/9/25秋田内陸チャレンジ100kmマラソン「阿仁またぎ街道越え」(その6)

2011-10-15 08:52:49 | マラソン

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阿仁の400mのトンネルを通り抜けると、比立内関門が見える。
道路を埋め尽くすほどの、応援者がいる。
大覚野峠を越えてきた実感が湧く。

第2関門(比立内49.7km)、11時3分25秒着。

「えっちゃん先生」がいた・・・。当管理者のSKIの先生だ。
おにぎりと小梅5個を差し出してくれた。
こんなちょっとしたサービスがすごくうれしいのだ。
「村」さんも応援にきてくれた。椅子をさがすなどしてくれた。助かる。
初めて応援してもらったとき、一緒にサポートしてくれた小学1年の息子ちゃんは高校生になっているのだろうか。
もう応援にはこない。そのうち一緒に走れるかもしれない。

スタート前から痛かった、腰と背中が痛みが増している。
やむなく、ボルタレンSR錠2倍量の2錠服用、胃にすごい負担は承知。

写真:勉ちゃんのサポーター、「えっちゃん先生」(右)
長めの握手に元気づけられた。まだ両膝に温シップをしている。




休憩6分33秒で飛びだす。

50km:11時12分8秒で通過。10分25秒遅れ。

遅れてはいるものの、昨年とほぼ同タイム。まだ、「死ぬ」ことはない。
11時スタートの50㎞組はとうにいってしまった。
でも、ま、いいか・・・、いつもの、あきらめとも余裕ともつかない気持ちになってきた。

頭の中で後半のタイムスケジュールを思い出す。全て出発時刻
第1関門             予定-9:17    実績-9:23   遅れ-6:23
第2関門(比立内49.7km)  予定-10:59   実績-11:12   遅れ-10:25
第3関門(阿仁64.4km)     -12:58    実績-13:00   遅れ-1:51      -?
第4関門              -15:13      -?
第5関門              -16:17      -?
ゴール               -17:48:50      -?

50㎞からの作戦。頭の中で上記のタイムと以下の作戦を考え長ら走る。

50㎞から、第3関門まで14.4km、予定の12:52着、12:58発。
1時間40分しかない。スピードは7分/kmにせねばならない。
いまの状態ではきつい。

第3関門(64.4km)以降は、8分/km、と関門休憩6分を見込んである。
このペースを守ることも困難になっている。

50㎞での遅れ10分25秒、このままでいくと、ゴールタイムは、17時59分25秒、
35秒しか残らない。
計算で確認、
11分10秒-10分25秒=1分以下
これは、大やばい状態。

比立内から笑内(おかしない)までの6㎞を、6分54秒で行った。
かなりかせいだ、えっちゃん、村さんの応援効果だ。
笑内のバイパスで、側溝に足を突っ込んでいるイエロービブのジー様
(地元では年長者に敬意を払う言葉)と救護者を横目に飛ばした。

この時間帯になると周囲のランナーの半分以上が、歩いているか、歩いたり走ったりの「R」気味。
早くこの集団の前に出たい。大腿四頭筋を大事に使っているのでスピードは出ない。
ケイレンは収まってきた。

大館の繁子さんに追い付いた。
声を掛けたいのだが、身体が言うことをきかない状態なので声も出ない。
精いっぱいの応援として、追い抜くとき、横に手を出して、がんばれの合図を送る。
転倒したことのダメージで走れなくなり、77kmで「R]したとのこと。

ひたすら、おにぎりをむりやり「飲み込んだ」ことで、身体が温まってきたのだろう。
だが小梅が品切れのため塩分不足。
代わりにラッキョウを食べた。息が「ふわーん」といい「かまり」(匂い)がする。

うーん、オレンジか梨がたべたーい。でも糖分をとると食欲減退、「R」が近づくので、危険。

58㎞の阿仁トンネルう回路の手前で、いつもは11時間台ゴールの、仁ちゃん(51)を追い越した。
「エンジン不調?」「腰です」「がんばれ」といいのこして行く。
仁ちゃんはここから24㎞を5時間かけて全て歩いて、81㎞まで行き
時間切れ「R]という。この執念もすごい。

60km:12時間23分56秒で通過

阿仁トンネル出口エイドで再び美保子さんに置いて行かれた。ついていけない。

第3関門(阿仁、64.4km)12時55分54秒着、3分33秒遅れ。
50㎞から1時間43分で到着。

遅ればん回のため、休憩予定6分を、4分で切り上げ。
背中が痛い、もっとストレッチがしたかった。
練習会なら、15分は休むところなのだが・・・・。

名物シソジュースには寄れなかった。ごめんなさい。
北緯40度の写真ゲートはできたての「作り笑い」を撮影してもらい毎年の記録を残す。

65㎞:13時5分21秒通過、2分26秒の遅れ。

ばん回してきたが、背中が重く、痛みがましてきた。顔を上げることも苦痛になってきた。
この遅れではすまない。もっと遅れそう。

第4関門までは、まだ16㎞もある。

長い、吉田、明又の直線田んぼと陣場岱の登り、浦子内(うらしない)への登り、を越えねばならない。

背中の痛みに耐えながら、走り続ける。
ちっとも楽しくなんか無い。
苦痛の連続だ。
毎年のことだが、つらい、「阿仁またぎ街道」だ。

 



 

 






 

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2011/9/25秋田内陸100kmチャレンジマラソン(ケイレンが治った)(その5)

2011-10-13 15:14:51 | マラソン
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にほんブログ村 にほんブログ村 スキースノボーブログへ にほんブログ村 スキースノボーブログ スキーへ にほんブログ村 その他スポーツブログ ジョギング・マラソンへ にほんブログ村 シニア日記ブログへ ブログランキング・にほんブログ村へ 日記@BlogRanking 第5関門(上戸沢36.9km)9:17到着。 本格的に左大腿四頭筋にけいれんがきている。 右足もケイレンし始めてきた。 サポーターに、熱くしたタオルをもらいひたすら温める。 「我が脚よ、大覚野を越えさせてくれ・・・」と祈りながら、 第2回目の漢方薬「シャクヤクカンゾウトウ」をお湯で飲む。 身体を冷やし過ぎてはいけない。水を控える。 なめこ汁が旨い。温シップ、ストレッチ、おにぎり1個給食。 これだけの動作を、6分以内にやらねばならない。 休憩5分50秒、9時23分出発。予定より6分23秒遅れ。 もう少し温めて筋肉疲労を回復させい、だが登りはスピードが落ちる。 1分でも貴重だ。上戸沢関門後の急登は歩くことに。 ここは毎年走れるのに、安全をみてやはり歩くしかない。 気分は真っ暗、パニックに近い。 「R」したら、「ああ、あの人は、最高齢ゴールなんて がんばったが、やはりトシかあ・・・」 というような、仲間から「温かい?」声援が来る・・・・ でも、これをはねのける力は今の自分にはない。 真っ暗になると、「引退時期」までいつにするか、と考えてしまう。 いつかは連続完走記録は途絶える時が来る。 イチローだって、10年連続200本、羽生名人も19年連続名人が 途絶えた。でもその「偉大」さは消えない。 彼らのすごさとは比較はできないが、継続は力だ。 あきらめるな。この気持ちがまだかすかに残っている。 上戸沢直後の急登を登り切ってから駒石台まで走り、再び歩く。 ヘアピンカーブ手前の路肩で、温シップ1分、兵治沢トンネルまで2回温シップ。 けいれんはまだ治らない。岩手の美保子さんが行ってしまった。 いよいよ「R」ポイントはどこにしようか・・・・と真剣に考える。 でもとりあえずは、比立内までは行きたい。 早歩きをすると、他のゆっくり走りや歩き仲間を抜き始めた。 40km:4時間49分で通過、予定より4分44秒遅れに回復。 41kmの兵治沢スノーシェルター内を歩き、阿仁側に入った。 やけに明るく感じる。下り開始、ゆっくり走る。 第8エイド大繋沢橋エイドで、勉ちゃんのサポータにまた温シップを してもらう。勉ちゃんは行ったばかりだと言う。 え、勉ちゃんが行ったばかり?まだ「死ぬ」には早い・・・・・。 こんなことではだめだ。 この1年間できる限りの練習をした、努力が「フイ」になる、「お主しっかりせい」。 この遅れをとり戻すにはエネルギー勝負だ、と落ち込みながらも、 かすかに作戦志向に向かっている。 おにぎり3個を噛むことはもうできない、お湯でむりやり流し込む。 ふらふらと走り始めた。右側にある小さな祠に毎年ゴール祈願をする。 この御利益のせいかこの後、ケイレンが治ってきた。 調子が出てきた。比立内のトンネルを通過する頃は、腹にも力が 入ってきた。ボランティアの「えっちゃん先生」が待っていてくれる かも知れない。
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2011/9/25秋田内陸100kmチャレンジマラソン「完走率とチャレンジ賞」(その4)

2011-10-05 22:53:34 | マラソン

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完走率とチャレンジ賞

<colgroup span="1"><col style="width: 80pt; mso-width-source: userset; mso-width-alt: 3392;" span="1" width="106"></col><col style="width: 54pt;" span="7" width="72"></col></colgroup>
ウルトラマラソンは、1km当たり6分「10時間」を切る  
ランナーや、制限時間に余裕をもってゴールできる
サブ12(12時間以内にゴール)のランナーもたくさんいる
だが、「完走ぎりぎり」または、途中リタイアーランナーが
人数的には圧倒的に多い。
当ブログは「完走ぎりぎり組」と「高齢ランナー」に
向けて発信している。
「余裕組」ランナーは、「へー、そんなに制限時間
に追われているんだー」と思ってお読みください。
去年2010年20回大会は、申込1370人。
完走者739人、リタイアー「R」631人。
完走率は57.8%。他の100kmマラソンに比べて低い。
完走者739人のうち、12時間30分から制限時間の13時間 
の間の「完走ねらい組」が269人もいる。
余裕でゴールできたランナーは470人しかいない。
残りの900人は、来年は完走できるか、不安だらけのランナー
なのだ。
この「不安組」の中にほとんどの66才以上の高齢ランナーが入る。
この大会には、他の大会にない「特徴」がある。
満66才以上の完走者に「チャレンジ賞」が与えられることだ。
当初は65歳以上でスタートさえすれば、与えられたのだが
すぐに、66才以上の完走者に与えられるように変更された。
この「チャレンジ賞」が多くの66才以上の高齢ランナーを
この大会に引き寄せていると言える。
もちろん当管理者もそのうちの一人。
2011年(第21回)大会も、「チャレンジ賞」ねらいの
66才以上のランナーが92人もエントリーした。
全エントリーの6.7%に当たる。
他の大会に比べて66才以上が断然多い。
けなげに一生懸命ゴールをめざす、ベテラン・ランナーに
100kmにわたり途切れることなく惜しみない声援が送られる。
「ジーちゃん」がんばれ・・・・、はいいのだが、「おじーさん」がんばれ
にはちょっと「誰のことかな」と思ってしまうこともあるのだが。

今年ははたして、何人が「チャレンジ賞」をゲットできるのだろうか?

写真:H23年7月2日、勉ちゃんと2人練習。、西木地区「かたくりの里」から比立内へ。
上戸沢第1関門(36.5km)への右カーブ。まだ練習開始間もない時期で、痛めた
腰がやっと治り、25kmも走ってきたのにけいれんもなく、余裕たっぷり(本番の時もこんな走りをすればいいのに!!!!)。

気温31.4℃と、暑いのでタスキでシャツをまくりあげ「ヘソ出し」になってしまった。

(じーさまのへそ、見ったくねーすな・・・・)

 

 

次回は大覚野峠で「R」もちらつく、けいれんとの戦い・・・・

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2011/9/25秋田内陸100㎞チャレンジマラソン(その3)

2011-10-03 20:36:52 | マラソン

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夜明けの「武家屋敷」を、寒さ避けのビニール袋を被って走るランナーの
「かっしゃ、かっしゃ」の音が通り抜けていく。

スタート前から、腰・背中に向けて痛みが残っていた。

国道105号に入り北に向かう。5時45分頃ご来光だ、天候は晴れ、気温9℃。
まだ集団の中でランナーが前後に位置がえをしている。

10㎞は予定より1分12秒早く、1時間1分43秒で通過。

第1エイド(10.26㎞堂村エイド)でいつもの温かい麦茶を飲みたかったが、
無いという、水でがまん。やや寒い。

調子は快調、膝、腰どこも異常なし。
十二峠の登りも快調に登ってきた。
同走の勉ちゃんに「この分なら、いけるよな・・・・」と話しかけた。余裕・・・。
十二峠の第2エイド(14.28km)で勉ちゃんとおにぎり1個、小梅3個給食。

15㎞は、予定より2分52秒早く、1時間35分2秒で通過。

陽がさし始め気分も高揚してきた。
十二峠を下り、草峠を越える。

第3エイド(山口・下桧木内18.85km)で、
期待通りボランティアの節子さんが待っていてくれた。
去年も待っていてくれた。この再会がまた力になる。
おにぎり2個給食。

写真:第3エイドでなじみのボランティアの節子さん、勉ちゃんと当管理者。
調子は最高。

 

20㎞は予定より4分39秒早く、2時間8分で通過

この辺りで、膝から下が重くなってきた。
100人位にどんどん抜かれた。

勉ちゃんに、「いつまでも一緒にいてはいけない、先に行っていいよ」と声を掛けた。
気温も上がり温かく、少し暑くなってきた。
6:30/kmぐらいだったスピードが7分/㎞以上になってきた。

第4エイド(羽後中里24.2㎞)で、おにぎり2個小梅3個給食。

25kmは予定より3分49秒早い、2時間44分6秒で通過

山間の谷間をひたすら北に向かう。

写真:29km付近。この消火栓の高さを見てください。
雪が深いので2m以上の高さに、放水口がある。
黄色:当管理者、勉ちゃん(白と黄色ウエアー)


第5エイド(堀内・左通りエイド29.1㎞)で、例年どおり秋の山菜の「みず」の煮つけが
出ていた。この甘辛い味がおにぎりに良く合う。うまい。おにぎり2個給食。
ここは、秋田の名山「大仏岳」の登山口でもある。

30kmは、予定より8秒早かったものの、これまでの「貯金」を使い果たしてしまっている。
3時間22分3秒で通過。

7分47秒/㎞に落ちている。

第6エイド(桁沢32.3km)、おにぎり1個、小梅が品切れだ。
でも、かぼちゃの甘辛煮つけが最高に旨い、塩分はこれでよい。

坂本・何久保(いずくぼ)と3%以上の登りが続く。
暑さも増してきた、そろそろ、上の長そでランシャツ、下のオーバーパンツも脱ぎたい。
何久保で、スピードが落ちてきた。またしても抜かれ始めた。

異変だ・・・・、左大腿四頭筋がケイレンし始めた。去年もこの辺りでけいれんした。
いやな予感。ゆるい登りをちょっとでも気合いを入れて走ると、「ビビビッ」と来る。
登りではもうスピードは出せなくなってしまった。
せっかくのまずまずの調子が、くるってきた。

年令的なものか?練習不足か。不安が大きくなってくる。
勉ちゃんはとっくに行ってしまった。

念のため持参してきた漢方薬の「シャクヤクカンゾートー」をお湯で飲む。
1㎞ごとに温シップを続ける。シップするのにじゃまなのでオーバーパンツを脱いだ。

第7エイド兼第1関門の上戸沢(36.9km)に6分36秒遅れの9時17分49秒到着。
ケイレンは両足に来てしまっている。

快調だったものが、なんで一転して、けいれんなのだ・・・、と落ち込む。
この落差に、気持はパニックしてしまっている。
名物のなめこ汁を飲む「真っ暗」な自分がみじめ。

予定より7分近く遅れている、どうやって大覚野峠を登るのだ・・・・。
このままだと、ゴールは17時55分だ。この峠でケイレンが本格化したら、
完全にリタイアー「R」だ。

 




 

 

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2011/9/25秋田内陸100㎞チャレンジマラソン(その2)

2011-10-02 20:59:39 | マラソン

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<colgroup span="1"></colgroup><colgroup span="1"><col style="width: 54pt;" span="8" width="72"></col></colgroup>
前夜;              
レセプションが終わり18時頃、角館プラザホテルにチェックイン。    
このホテルの予約は大変なのだ。        
H23/1月1日の9時に電話せねばならない。        
地元友人の「若い」ひとに依頼してやっと取ってもらった。      
               
夕食はついていない。自宅で作ってきた「お弁当」。仲間4人で明日の作戦を  
たてながら 焼酎で乾杯。          
レセプションでそばを2杯食べてきたこともあって、あまり食欲もない。    
我慢して少し食べたのみ。          
               
秋田の天気予報では明日は晴れ、気温は下がる。      
20時30分お開き、21時には就寝。        
               
車、テントで寝る選手もたくさんいるが、70才をとうに越した当管理者    
としては、そのようなことはもうできない。        
登山から、ウルトラの道にはいったので、テント泊はやれないことはないが  
止めておく。            
               
大会当日;            
モーニングコールで2時起床。          
あ・・・トイレがない・・・、ランパン・ランシャツで、外に出た。気温9℃    
ヘッドランプをつけて夜更け(夜明け)の武家屋敷街を1㎞程走る。    
               
部屋に帰り、湯沸かしでわかした湯で作ったインスタントみそ汁とおにぎりで朝食。
かつては、焼き餅4個を雑煮にして食べたが、ここ4年はいつもの通りの  
みそ汁とおにぎり1個。          
トイレの「量」が不足だ。          
               
4時に出走受付。胸のビブに、透明のバーコードと白い氏名の名札が付いている。
この白い名札の裏紙をはがし出走表に「自分で」貼り付ける、ルールだ。  
バーコードはゴールまで「運ぶ」のだが、剥がれたら、ゴールは認められない。  
ホッチキスでもう一か所留めて欲しい・・・の要求に、本部に行けと言う。  
本部でお願をしたところ担当の「ジー様」に「取れるわけがねすべ」とかなりいやみを言われ
やっと留めてもらったが、「ふゆかーい」。        
そのためか、どうしても「最終決め」の「トイレ」ができなかった。    
気がかりのまま5時スタート。          
               
満天に光る星が美しい。新月に近い細い三日月がくっきりと見える。    
星がどんどん薄くなっているのに見とれていると、ピストルの音もないままに  

集団が動きだした。

 

 

写真:美女ランナーに、長老2人ということで「せがまれて」?前夜祭で撮影。

長老順位、我妻さん第1位、当管理者第5位。

ランナー最長老の我妻さんと、美女ランナー。4人全員が完走を胸に秘めて・・・

           
             
               

写真:9/25 朝5時1分、全員がスタートラインを通過し終わるところ。
目指せ北の鷹巣ゴール。

 

スタートして武家屋敷を通過するとき、こんな早朝にすでにたくさんの応援がある。
ありがたいと同時に、
すごく励みになる。

しかしこのうちゴールゲートをくぐれるのは、65%のみだ。

3人に1人はゴールに到達できない。

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2011/9/25秋田内陸100㎞チャレンジマラソン(その1)

2011-10-01 22:52:43 | マラソン

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今年も秋田100kmの季節になった。
いつものことだが、全身が「さわぐ」と同時に、「やるぞー」、「不安・・・」が交錯してしまう。

秋田県内の最北町から、スタート地点の角館まで130㎞もある。
いつもの通り、サポーターの運転で、
鷹巣のゴール地点の交流センターの様子を見て、
コースそのものを逆にたどり南に車を走らせる。

85km付近の1km×5段直線の「上杉のたんぼ」、
78km付近の1.4km直線の「明又のたんぼ」
、明日はここがつらいだろうなと、思いながら車からぼーっと、眺める。

阿仁のトンネルを超えると、コースは国道を左にう回する。
この分岐点をチェック、いつものとおりだ。
この左折国道分岐付近で毎年、栗を拾っていく。
今年も「栗ごはん」分は収穫できた。
・・・まだ余裕・・・。

大覚野峠は車だと楽しいドライブルート。SL560mの兵治沢トンネルはあっという間だ。
桧木内を通り、緩い草峠、十二峠を超えると、西明寺の西木支所。

国道に出て、武家屋敷の中を通り、
スタート地点の交流センターに到着。
車でも、3時間はかかった。

コースは、角館から鷹巣まで、ワンウエイー100kmだ。

 

写真:2011プログラム表紙

 

写真:コース断面図、コース高低図の、
真ん中のとがった部分が、41km地点の大覚野峠だ。

参加100㎞の部が1277人、50kmの部が362人。

あすは、楽しく、辛い100kmだ。

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