シルバー・アスリート日記

冬は全日本マスターズ・スキーレーサー、夏はウルトラマラソンランナーのシルバーアスリート日誌

満82歳で、佐倉朝日マラソンにエントリーできた、目標「サブ5」で完走できるか。

2018-03-27 21:18:20 | マラソン

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今回は、高齢ランナーにレポートする。

シルバーは、3月8日に、82歳になった。

佐倉朝日マラソンは暑かった。最高気温は19.3℃だった。
3/25、9:30 スタート。
天気予報は、晴れ。

 

 

桜は、千葉市では開花した。
佐倉は、千葉市より2℃気温低いので桜はどうだろう。


参加者は、2017年実績しかないが、7289人、スタートは5251人。
今年は、60歳以上の部にエントリー684人。

全人数は、不明。

9:30スタート。

本日の、順位は「グロス」のため、スタートラインに向かって、
前に押しわけて入った。

 

今年は、脊柱管狭窄症は薬で押さえたので、とりあえずは、痛みなし。
去年4/12に肋骨3本骨折したが完全に治癒。

30㎞ラン練習も、3月に3回も実行した。

3時間25分~28分の実績をつんだ。

朝すでに、気温10℃だったので、短パンかと考えたが、ロングパンツにした。
予報では、MAX17℃だ。

ハーフは、2:17で通過、快調。
30㎞は練習実績から考えて、3:25目標だったが、3:22で通過。

今日は行けるか、とおもいきや、気温が高くなってきた。

23㎞で、すでに「けいれん」兆候。やばいなあああ。

25㎞で、「しゃくやくかんぞうとう」服用。
印旛沼のランロードの桜は「5部咲」、こぶしの花「まんかい」。

30㎞を3:22で通過。

65歳ぐらいの、ランナーが、倒れている。
係員が、介抱しながら、救護班をよんでいる。

ああ、わが身もにたようなもんだ。
暑い。
印旛沼から32.5㎞で別れて、里に入る。

35㎞地点を通過すると、
最後のビクトリーラン地点の41㎞地点が見える。

急速に、ハムと腰の痛み、またけいれん兆候がきた。

5時間は切りたい。
5時間切りのためには、14:29.59にゴールせねばならない。

35㎞キロポストを何時に通過すればよいか。
残り7.195㎞で、
7㎞×8分/㎞=56分、∔0.195㎞を2分、
計56分∔2分=58分必要。
時刻計算で、13:32 に通過せねばならない。

 

印旛沼から、里に入る32.5㎞でチェック。
アーやばい、少し足りない、
ここで、がんばらなければ、1年間、なんのためにがんばったか・・・・。

 

35㎞ポストを何とか13:32に通過。
予定通り58分のこっていた。

左ハムと腰が、練習なら、もうやめだ、と思うほどいたい

1回でも1㎞当り8分を超えれば「さぶ5」は無い、との恐怖感。

追い抜いた、50歳代の「あね様」に、
「サブ5しましょう・・・」。
と声をかけた。
「お願いします」。
100m一緒にらん。
「その調子でがんばればサブ5ですよ」
「ああ、けいれんがまた、きました」

見えなくなってしまった。

35㎞から退屈な3㎞直線で、38㎞地点の、砂利道がある。
そこから又2㎞直線。


39㎞で、けいれん兆候がおさまらない。
走りながら、持参のドリンクでもう1回「シャクヤク甘草湯」服用。
手が震えて、くすりの、ふくろが破れない。
歯でかみちぎり、ようやく服用。
気管にはいりそうで、危ない。



40㎞の、エイドで、
カステラ2個と、梅干し1個を、走りながらとったが、
あまりの酸っぱさで、嘔吐気味。
残りの梅干しは、はき出すしかなかった。

岩名公園への最後の41㎞のカーブで、11分残そうと思いながららん。
予定通り11分のこっていた。
1.195kmを9分で行けばよい。

ところが、5時間ぺースランナーが、シルバーを抜いていった。
オカシイ。
岩名公園の登りのゴールまで500m地点で、
ペースランナーに、早すぎると、クレームした。

「ごめんなさい、まだ4分残ってます」、と言いながら、たちどまっていた。

スパートは、もうできない。
けいれん、すれすれでゴール。

グロス:4時間58分50秒だった。3年ぶりに、サブ5ができた。

ゴール後は、立ってるとよろけるほどだったので、
係員に車いすを差し出された。

車いすには、抵抗もあったが、
目標の5時間を切れた、安堵と満足感に包まれた。

3年ぶりの、「サブ5」記録証。



 

 

 


ラン練習には、他スポーツもした方が良いと思い、志賀高原でSKIをしてみた。

2018-03-21 16:18:06 | Weblog

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秋田100㎞の申し込み書がきた。

4/1から申込だ。例年4/29までに申し込む。
1月の、館山フルマラソン大会にエントリーしようか、と迷ったが、
違う筋肉を使って、考え方も変えてみることにした。
そんなわけで、2月にSKIレッスンを引き受けた。

2/3,4,5,6,7、と5日間志賀高原、一の瀬SKI場で、
初心者にクロスカントリーSKI、アルペンSKIのレッスンをした。

2日目から、最高気温-10℃、最低気温-15℃、が連続した。
4年間SKIをしなかったので、不安はあったが、やってみた。
クロスカントリー、アルペン、いずれも、
インストラクターの資格があるので、期待された。
元は、SKIから、ウルトラに入ったのだ。


事前に一人で、練習して、2日目からレッスンした。

この練習で、ショック事件がおきた。

夕方15:30頃、気温-5℃。
突然、SKI場全体が、濃厚な「ガス」に包まれた。
空、と、雪面が真っ白になり、空・雪の区別がつかなくなった。

ホワイトアウト現象だ。


急斜面で練習していたので、スピードダウンするのと安全のため、
プルークボーゲンで減速した。
斜面の上に向かって、雪の塊が転がっている。
ありゃーなんで、重力に逆らった現象なんだ?

肩から、どたーと、転倒。
頭も打ったので、一瞬何が起こったか、分からなくなった。

やっと立ち上がり、そろそろと、急斜面を滑って降りた。

アーあ、身体のどこかに異常が起きる。
やっぱりSKISKIはダメかと、大反省と落ち込み。

その夜は、身体中筋肉痛。
幸い翌朝は、異常がなかった。

翌日の午後から、何食わぬ顔でレッスンができた。2
日目から、最高気温-10℃、最低気温-15℃、が連続した。
終日、雪が、鳴き砂、のように「きゅ、きゅ」と鳴る。
ランにはない、極上の環境だ。

 

腰、膝は、自信があった。
クロスカントリーSKI,アルペンSKI のレッスン3日は、無事終わった。
久々のSKIで、転倒はあったが、なんとも、気分が良い。
初心者にも、大いに感謝された。

だが帰宅後、膝痛いが、3日も続いた。
100㎞走った後より痛みがひどかった。
SKIは、ランより、膝の負担が大きい。
膝を鍛えるためには、SKIが良いのではないか。
と思えた。

ラン練習のみより、他のスポーツも、やった方がよい、
と強く感じた。

シルバーの、アルペンSKI。
写真には、出ないが、かなりの急斜面のSKI.

 

 

 

 


ランニングマガジン社から取材を受けた。すばらしい記事が2018年3月号に掲載された。

2018-03-10 16:41:23 | マラソン

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少し古いが、「ランニング・マガジン」社から、
ウルトラマラソン・ランナーとして、取材を受けた。

同社の水城ライターさんがすばらしい記事にしてくれた。
2018年3月号に、2頁にわたり掲載された。
その抜粋を、投稿します。
フォントが小さくて、心ぐるしい。

シルバーの81歳と言う高年齢で、
秋田100キロウルトラマラソンに参加している、
現状、今後の展望、ウルトラマラソンをやろうと思った、原点を
述べている。

このランニング誌は、売り切れが早いらしい。
ご希望の方、先着5名様ぐらいに、コピーですが、お送りします。

ランニングマガジン2018年3月号表紙

 

ランニングマガジン2018年3月号、シルバーが取材された記事。

連載コラム「風に舞う地図」。
すばらしいランナーばかりのなかで、末席をけがしている。
面はゆく、恥ずかしい気もする。
94頁、95頁の抜粋。