秋田・八幡平の雪が消えた、だがフッカフッカの雪があるところには、あるのだ・・・

 

11/27夜は、平地ではすごい雨、気温10℃、八幡平SKI場も多分雨。

SKI場はSL1000ｍ、平地との気温差6℃。これではSKI場は確実に雨だ。

友人から、6時50分に電話。
頭に残る「忘年会」の酒を愉しみながら、「不貞寝]の真っ最中。

「今日SKIすると言ったでしょう・・・・」。

え・・・。

8時出発でいかが・・・。
頭、いたあああああ。

シーズン券も買っていることだし、行くかあああ。
アルペンSKIとクロカンSKIを積んで、出発。

SL600mのトロコのコンビにニ「SKI場営業休止」のサイン、何だこりゃー。
大沼の駐車場で、中学生がクロカンSKIをしている。
気温-2℃、寒い。

SKI場は、アイスバーン。リフトは停止。
でも、車30台、SKI場にはスキーヤーが50人。

一旦11/20にOPENして、「雪不足」で営業休止。

写真：SKI場に、4WD車が、入りこんでいる。SKIリフトは、停止。
やかましい「音楽」がむなしく、ガンガン。
ものすごい、アイスバーン、しかも、「つぼ足」だらけのピステ。

写真：SKI場ではクロカンSKIでも滑れたものではない。
クロカンスキーヤーは、「蒸けの湯]の上の「道路」にいるはず、
と検討をつけ、場所変え。

やはり正解だった、ふわふわの雪が、たっぷり。しかも、「霧氷]もあるではないか。
管理者はクロカンSKIに切り替え、満足だ・・・・。
SL1350ｍ地点の、アスピーテ・ライン

自衛隊の「兵隊」さんが、1個小隊85人も、練習していた。
道路はきれいに「踏んで」ある。
秋田連隊の、冬季訓練中、と小隊長将校さんは、胸を張る。
隊内の、「競技」で、25ｋｇを背負い、6ｋｍを走る、という。
でも楽しそうな、「兵隊」さんを見ると、こちらも嬉しい。

フッカフッカの新雪は、スキーヤーを「幸せ」にしてくれる。

 

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秋田八幡平SKI場は、11/20 OPEN、初滑りは快調・・・・

マラソンはちょっとお休み・・・・

緊急雪情報：秋田八幡平SKI場は、11/20　OPEN、だがブッシュだらけ？

11/23、マーキングのため現場へ・・・。街は大雨。SKI場は、雨混じりの小雪、
気温リフト乗り場3℃、頂上2℃、積雪60cm。ブッシュも少しあるが、何とか
すべれる。湿雪だが、ま、滑れるだけでもいいか・・・。
車100台。

秋田、岩手、青森ナンバーが多い。
早期シーズン券すでに購入している。シルバー券12000円。
本日はアルペンSKIにて6回乗車。

下の平地でクロスカントリーSKI1時間。

やはり雪の感触はいいね・・・・。

マラソンモードのまま滑るものだから、転倒しないように、ソロソロ滑りでした。

 

 

写真：それほどブッシュも無く、いい斜面、滑っても、満足。

写真：この岳樺の二股まで、積もるのだ。目下積雪50ｃｍ。
この樹の横で、6月には、おいしい根曲がりだけ採りました。

 

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秋田100ｋｍマラソン、エピローグ・・・・（10）

 

12時間48分36秒で5回目のゴール。

秋田放送（ＡＢＳ）と共にゴールしたように思える。
締切11分24秒前。1322人中618位だった。完走者725人。完走率54.8％。
記録表を見ると、完走者6頁分、リタイアー者4頁分。

リタイアー・ランナーは、記録表にビブと氏名しか載っていない。
せめて氏名は抜きにして、リタイアー地点と人数だけでも、載せて欲しい。

50㎞でリターアーと90㎞リタイアーでは「重み」が違うのではないか。
ましてや、100ｋｍリタイアーとは、ずいぶん違う。

仲間のリタイアー原因と地点：

女（59）：50㎞、突然の膝痛
男（67）：81㎞、赤旗(時間切れ）
女（61）：51㎞、転倒負傷
男（55）：76㎞、腰痛、
男（62）：81㎞、赤旗(時間切れ）
男（32）：81㎞、赤旗(時間切れ）
男（54）：61㎞、ハンガーノック


81㎞でのリタイアーが多い。

8回連続リタイアーの友人（男：67）がいる。来年も走る・・・・という。
何とか完走して欲しい。

写真：66才以上の完走ランナーに与えられる、「チャレンジ賞」
あきたこまち新米5ｋｇ、地酒の北鹿1リットル、立派な賞状。
今年の受賞者は48人。66才～69才：39人、70才以上9人。

この賞品のあきたこまちを500ｇづつ10等分して、応援してくれた人に配る。
応援者が、「今年も、福米がきた・・・」と喜んでくれるのが、嬉しい。

秋田放送のＴＶ収録の結果は、10/4の夕方のニュースに5分間も放映された。

本番は、10/17に、秋田100ｋｍ1時間番組となって放映えいされた。
動画で、お伝えできないのが、残念。

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秋田100ｋｍマラソン、ゴールの太鼓が頭の上で鳴り響く・・・・（9）

第5関門（89.09ｋｍ）16時18分53秒出発。
「残り」19ｋｍだ。
ここからは、タイムが「読める」。
8分/ｋｍ×11ｋｍ＝88分。

よほどの事故がないかぎり、1時間30分でゴールできそう。
16時19分＋1時間30分＝17時49分にゴール・・・・かな。

秋田北・大館能代空港の下のトンネル出口、17時9分30秒通過。
鷹巣町へのバイパスをよたよたと下っていく。夕暮れが迫ってくる。

最後の川口エイドの先の橋が工事中で全面通行止め。
それに「エイド」無い。ええええ・・・・。

わき道にそれるよう誘導あり。
この僅かなわき道でも、距離が長くなる、つらい。

97㎞の最後のエイドで、またもや、秋田放送スタッフがまっていた。
「何分遅れ？」「ゴール・タイムは？」と矢継ぎ早の質問。
遅れは、12分、4分休憩、で16分遅れ予定。
ゴールは17時48分・・・・と宣言。

もうおにぎりは食べることも無い。水だけで終わり。
17時23分53秒出発。残り、3ｋｍ。

鷹巣橋（98ｋｍ）を日没時刻の17時30分通過。
ここからはどんなにつらくても、町中の応援がある。

埼玉の太田夫妻が、前にいるではないか。
ご主人が、奥さんをかばいながらはしっている。
「追いつきました・・・」とエール交換。
残り1㎞で、夫妻がピッチを上げた。「地元」のランナーとしては、やはり「ムムム・・・」。
つい、スパートしてしまった。たぶん6分30秒/ｋｍだ。
カメラマンに「ついてきますか・・・」「はい」。
振り切ってやろう・・・と内心思うがたちまち、ヒーヒー。
前のランナーを「ごぼう抜き」だ。

ゴール前の直線で、陽がとっぷり暮れて暗くなった。
ゴールのライトがまぶしい。大太鼓の音も嬉しい。

ゴールのパーフォーマンスを考えながら、
他のランナーと重ならないよう一人でゴールときめる。
この一瞬をいかに「決めるか」・・・・。

17時48分36秒、ゴール。予定より15分1秒遅れ。締切11分24秒前。

この約12分間に107人がゴールした。

川口で宣言した、時刻だった。あれだけスパートしてやっとだった。

ゴールと同時にインタビューだ。つらい顔がどんどん明るくなっていく。
何を聞かれても、嬉しい。今日はもう走らなくてもよいのだ・・・・。
「今一番したいことは？」「焼酎をキューット飲みたい・・・・。」

写真：埼玉の太田夫妻と。3人がほぼ同タイムゴール。「おしどり賞」おめでとう。 

写真：ゴール直後のインタビュー。

このスタッフ3人と4時間以上走った。
彼らの仕事に燃える「執念・意欲」に敬意を表わしたい。70ｋｍ地点の、13時40分頃から17時48分まで、ほとんど付きっ切りだった。 

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写真：ゴールインタビューこのすぐあと、18時ゴール閉鎖の「花火」がパーン、パーン。

 

秋田100ｋｍマラソン、第5関門（89ｋｍ）通過、最後の登り大野台へ・・・（8）

森吉の第4関門（81.37ｋｍ）で淳子さんと別れを惜しんで、15時18分出発。

この関門は、16時の時報と同時の「ピストル」音で、関門閉鎖。
若い友人Ｔ君（30才）、ベテラン友人Ｎ氏（66才）、知人Ｋさん（69才）・・・・等、ここで大勢のランナーがタイムアウトになったという。
さぞ無念だろうとおもうが、やるだけやった・・・との思いもあるのだろう。

当「管理者」も初参加の2002年は、この関門にまでも来ること叶わず、
15時30分に「死に場所」を求めて、75ｋｍの標識の下で、
すわりこんでしまった。

写真：上杉の直線田んぼ4本を乗り切り、第5関門のある合川の町に入る。
この私設エイドのスイカは旨い。それに「太鼓」の音にも勇気づけられる。

今回は、時間がないため、立ち寄れなかった。

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合川の第5関門に、16時12分到着。85ｋｍ地点での「インタビュー」を含めて、7.7ｋｍを54分で走った。ほぼ7分/ｋｍ。

合川で、大野台への4段登りに備え、おにぎり2個を水で流し込む。
もう噛み砕き飲むことはできなくなっていた。
嚥下障害が発生しているのだ。のどの筋肉が、「まいった」と言っている。

だが、このおにぎりがパワーを発揮することを期待。

秋田放送のスタッフが、大野台への急登（89.5ｋｍ地点）を走って欲しい・・・と言う。
またしても「格好」をつけて、「いいですよ」と言ってしまった。

上杉の田んぼで、この急登は、今年は歩こうと・・・・作戦をたてていた。
歩くことで、空港トンネルのあとの、最後の5ｋｍ向けのパワー温存・・・
と考えていた虚をつかれてしまった。

約6分休憩で、16時18分53秒出発。15分15秒遅れ。

8％の急登約300ｍをスタッフと共に、全部走った。6人抜き。

写真：92ｋｍエイド直前の登り。撮影スタッフがいなくなったので、
ついに100ｍ歩いてしまった。もう、人間ではない・・・「死に体」状態。

 

93ｋｍの金沢温泉横に、若い友人Ｔ君（30才）のお母さんがいた。
「息子は途中リタイアー、息子の分までがんばって・・・・」と
応援してくれるではないか。こういう応援が、すごく「効く」。
ジーンとくる。
これで、またもや勇気100倍。夕闇が迫り、気温もさがってきた。
冷や冷やと寒い。

ここからは下りだ。

写真：95ｋｍの空港トンネル出口でタイム・チェック。
17時9分53秒。12分15秒遅れに挽回している。4分も挽回してきた。

 

ここからは、歩いても40分あれば、確実にゴールできる。
やっと、見通しが立った。

上杉の田んぼ、大野台への急登、で貯金が゛できていた。
やはり、おにぎりのパワーが効いた・・・・に違いない。
この「ランスカ」姉様についていけない。

秋田100ｋｍマラソン、85ｋｍの上杉田んぼは試練の直線・・・（7）

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第16エイド第4関門15時18分頃出発。

上杉の「直線田んぼ」に向かう。退屈な難関だ。

だが、ここでリタイアーしたら1年間の「艱難辛苦」はなにになるか。

萎えていた、気力が、もきもきと燃え上がるのを、抑えられなかった。
7分/ｋｍ以下で走りはじめた。もう「機械」のように、ひたすら体を動かすだけだ。

写真上杉第17エイド（84.98ｋｍ）着。おにぎりもう1個。

ここでもABSスタッフの「応援」が嬉しい。（管理者：黄色シャツ）

 

このあと、合川第5関門まで、西日ガンガンのつらい直線の戦いだ・・・・。

前のランナーを追い抜きはじめた。カメラはいつも回っている・・・・。