八幡平一周練習レース53km。7時出発。
八幡平樹海ライン道路最高地点の「岩手・秋田」県境を越えて、
中間休憩地点の籐七温泉到着。24.6㎞地点。
天候は、さわやかで誠に気持ち良い。
10時34分21秒着。
銀河鉄人会の主催者が、とろろうどんを用意してくれていた。
山盛りうどんを食べた。うまい。
写真:籐七温泉24.6km地点で、とろろうどんをラン仲間と食べる。
風もさわやか、仲間も良い。うどんもうまい。
うどんが、腹の中で踊っていたが、大館の千草に先をこされていたので急いで出発。
10時49分出発。去年は10時38分出発だから、11分遅れ。
去年より、気温高く暑い。
スタートから10㎞位空腹を抱えて走ったので思ったほどスピードが出ていなかったのだろう。
走り始めの区間の失敗。
11分の遅れをどうやってとりかえすか・・・・。
ここからは、下りなのだが、いやな登り1㎞がある。
写真:松川温泉手前の最後の「いやな」登りであえぐ・・・・。
八幡平のうっそうたる樹林の中を
走れる幸せを感じなければならないのに・・・・。
写真:同上地点で仲間の大館からの女性ランナー。
本当は当管理者より速いのに「楽しんだ」らしい。
この区間で無理すると、松川からの急下りで、スピードに乗れなくなる。
次のチェックポイントは松川温泉40.6㎞。
遅れ11分を取り戻すため、松川での休憩をとらなくてもよいように、松川直前の
登りで給食する。
追い付いてきた、ロング・コース(12㎞も長い)「若者」に、
ゴール10分前まで甘いものは食べるな・・・・と励ました。
松川温泉はパス。去年との遅れは9分になった。
13時37分通過。
たった2分しか短縮できなかった。
45.7㎞地点の森の大橋13時14分着。
前も後ろも全く誰もいない。「一人旅」状態。
休憩4分24秒で出発。
また、遅れが10分なってしまった。
稲荷ずし1個を水で流し込む。味が無い。だがこれが「力」になった。
あと8kmで遅れ10分をどうやって取り戻すか。
200mダッシュ練習の効果はあるのか・・・・。
チャンスは来ると信じて、トラウトガーデンへの3kmを、1歩の歩幅を5cm大きくする。
スピードアップする、当管理者の「秘策」だ。
「秘策」の効果があり、遅れが5分になった。
この区間は、去年は24分かかったのが、19分で通過。
よし・・・・、最後の3㎞にかけよう・・・・。
秋田100㎞は、締切5分前にゴールしていることから考えたら、
5分短縮することは大きなタイム稼ぎだ。
諦めてはいけない。
気温は27℃と高く、無風だ。暑い。
サポーターに、ゴール3㎞前に必ず来てくれるよう要請。
甘み飲料を依頼しておいた。甘みはゴール10分前に飲むのが良いとの実証試験。
「ヤクルト」を2本持って、待っていてくれた。
つめたい「ヤクルト」が甘い。
飲んでから、500m位で、身体が軽くなってきた。
チャンスが来た。
スパート態勢に入る。ぐんぐんスピードアップ。
1㎞当り、6分を切ったスピードで1.5kmを突っ走った。
ゴール手前500mは、身体の苦痛のための汗と涙で前が見えないほどだった。
サングラスをしていてよかったああ・・・・。
14時19分12秒でゴールを駆け抜けた。
最後の3kmは6分12秒/分。
当管理者の年令から考えると、ここで偶然このスピードが出たのではない。
やはり、200mダッシュの効果だ・・・。
写真:本当のゴールは、猛スピードで通過したため、「やり直しゴール」。
去年のゴールタイムは14時18分59秒
13秒遅かった。
籐七温泉での遅れ、11分を全部は取り返せなかったが、ほぼ取り返せた。
最後の3㎞で、200mダッシュ練習の力が「粘り」になって現れた。
41人中24位でゴール。
タイムは、満足できるものになった。
頭の中にチャンスを待つと考える「活力」が少し残っていて、あきらめずに、スパートができた。
200mダッシュ練習効果だ。
考える力とスパート力が出るのではないか。
9月の秋田100㎞大会も、97kmから残り3kmは、スパートができそうだ。
脚に余裕が残っていたのが、なお嬉しい。
ゴール後のビールが甘い。