2009年3月11,12,13全日本マスターズスキー雫石大会(70~74才の部)
クロスカントリーに出場した。
エントリー16人の激戦。
写真:雫石クロスカントリーコースからの岩手山
3/10雫石会場に入り、コース下見。
クロスカントリー出場者
女:11人(40才~74才)
男:72人(35才~85才)
コースは、3㎞3周(男44歳以下)、2.5㎞2周(男74才以下、女59才以下)、
3㎞(男75才以上、女60才以上)の3種類。
マスターズ選手に配慮された、比較的登りの少ないコース。
鶯宿温泉から、岩手県道2号を少し南に行ったところの
雫石町営クロカンコースで開催。
コースは、やさしいが、天候が、変化した。
3/12、第1戦:クラシカル。暖かな天候が、急変し夜中に降雪。
ザラメ雪が、アイスバーンとなり、その上に、新雪10cm。
しかし、気温上昇の予報。
朝3時45分に、心配と興奮で、目覚めてしまい、
それ以上眠れなくなってしまった。
ワックスは何にしようか・・・・。心臓の音がドッキ、ドッキ。
ゆるいのぼりで、スキーがスリップ、あー、いやな予感だ。
温泉にさっと入り、興奮を沈めてみたが、あまり効果がない・・・・。
もうろうとしながら、7時朝食。
スタート10時に合わせ、ご飯2杯を、しっかり詰め込む。
カーボローディングのつもり。ようやく、「トイレ」も完了。
会場に8時15分着。
新雪が、見る間に湿雪になり、ザラメ雪が新雪の下から、現れてきた。
新雪なら、「ボックス」タイプワックスだ。
しかし、ザラメ雪なら「チューブ」タイプだ。
ヨシ・・・・・、チューブ・ワックスにせねばならない。
K50を下に塗り、バーナーで焼き付ける、その上に、クリスター・レッドを
塗っては滑り、滑っては塗る。落ち着け・・・・。
神経が過敏になり、平静を保つのに、いらないエネルギーを使う。
ワックスあわせとウオーミング・アップで、コース2.5kmを80%の力で、走ってくる。
汗が噴出し、ようやく、身体が、締まってきた。
何とか、ウオーミングアップとワクシング完了した。
スタートまであと30分。
スキー・マーキングをして、左右の足首に、タイム計測受信機装着。
ほっと一息ついたときはスタート20分前。
最後の、トイレに駆け込む。やっぱり、トイレだ・・・・。
今回もよくここまで、こぎつけた。
エントリー手続き、2ヶ月の練習、仕事を休む準備、
体調管理、膝、腰の痛さの手当て、家族の異変無い様に祈る・・・・・、
資金、全てが揃わねば、ここには立てない。
全てに感謝。
10時19分スタートゲートに立つ。
眼前に、2本の、「レール」コースが冷たく、挑戦的に、迫ってくる。
10秒前、「ポーン」、5秒前から、プップ、5回目、スタートだ。
写真:スタート10分前。緊張は最高潮。
先輩の石河先生(ビブ28)が「いいか、昨夜いわれた、『マラソンスタイルの走り・・・・』、なんていわれたことなんか気にするな、お主は、力があるのだ、結果を出せ・・・・。」
気遣いが、ほんとに嬉しい。